メッセージ 037


  「3日間の命」


みなさん、「あなたの命はあと3日です」と言われたら、この3日間を
どのように過ごされますか!?

何をしたいですか!?

今でなくてもいいですから、お時間があるときにじっくりと自分の心の中
で考えてみてください。

自分だったらどうするかと・・・

天使の息子宗一郎が入院していた小児ガンの病室の子供たちは、それぞれ
3日ではないですが、限られた命の時間を生きていました。

そして、彼らが夢みていたことは・・・

「みんなと一緒に学校へいきたいな〜」

「お父さん、お母さんとおいしいラーメンが食べたいな〜」

「自分の足で歩きたいな〜」

「生のお寿司が食べたいな〜」

「自分の家でゆっくりしていたいな〜」

「お外で遊びたいな〜」

「大人になりたいな〜」

「髪の毛がはえてきてほしいな〜」

「普通の生活がしたいな〜」

「元気になりたいな〜」

「早くお母さん、お父さんを安心させてあげたいな〜」

「まだ死にたくないな〜」

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彼らのしたくてしたくてならないことは、特別なことじゃなくてごく当たり前
のことばかりです。

あと3日で天国に行ってしまうと分かっていても、かれらの夢は変わらない
と思います。

宗一郎も亡くなる3日前に「温泉にいきたいな〜」と激しい痛みの体の状態で
そう言っていました。

残念ながら彼の最後の夢ははたす事ができませんでしたが・・・

わたしたちにとっては、ごくごく当たり前の毎日が小児ガンで入院している
子供たちにとっては、夢の日々なんですね。奇跡の日々なんですね。

わたしたちは、毎日夢の日々を生きています。

わたしたちは、毎日奇跡の日々を生きています。

わたしたちは、今この瞬間しか生きることができません。

明日のことはもちろんすぐ先の命も分かりません。

とてもかけがえのない時間を神さまからいただいています。

ありがとうございます。

大切にしたいですね、今という時を・・・

感謝したいですね、今という時に・・・

今のわたしたちは100%の幸せを与えられています。

気づきたいものですね・・・

この幸せを・・・

今がどんな状態であっても、常に100%の幸せを生きています。

一日一日を大切にしたいですね。

今生きられていることに感謝できたらいいですね。

そして、ごくごく普通で平凡でなんのへんてつもない日々のありがたさを
あらためて感じることができたらいいですね。

生きたくても生きられない子供たちの夢の時間をわたしたちは・・・

今生きています。

感謝したいものです。

今生きられることを・・・


「この世におけるあなたの時間はあと3日間です」
「好きなように生きてください」


さて、みなさまはどうされますか・・・・・・


今を大切に生きておられるみなさまに感謝いたします。