「3日間の命」
みなさん、「あなたの命はあと3日です」と言われたら、この3日間を
どのように過ごされますか!?
何をしたいですか!?
今でなくてもいいですから、お時間があるときにじっくりと自分の心の中
で考えてみてください。
自分だったらどうするかと・・・
天使の息子宗一郎が入院していた小児ガンの病室の子供たちは、それぞれ
3日ではないですが、限られた命の時間を生きていました。
そして、彼らが夢みていたことは・・・
「みんなと一緒に学校へいきたいな〜」
「お父さん、お母さんとおいしいラーメンが食べたいな〜」
「自分の足で歩きたいな〜」
「生のお寿司が食べたいな〜」
「自分の家でゆっくりしていたいな〜」
「お外で遊びたいな〜」
「大人になりたいな〜」
「髪の毛がはえてきてほしいな〜」
「普通の生活がしたいな〜」
「元気になりたいな〜」
「早くお母さん、お父さんを安心させてあげたいな〜」
「まだ死にたくないな〜」
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彼らのしたくてしたくてならないことは、特別なことじゃなくてごく当たり前
のことばかりです。
あと3日で天国に行ってしまうと分かっていても、かれらの夢は変わらない
と思います。
宗一郎も亡くなる3日前に「温泉にいきたいな〜」と激しい痛みの体の状態で
そう言っていました。
残念ながら彼の最後の夢ははたす事ができませんでしたが・・・
わたしたちにとっては、ごくごく当たり前の毎日が小児ガンで入院している
子供たちにとっては、夢の日々なんですね。奇跡の日々なんですね。
わたしたちは、毎日夢の日々を生きています。
わたしたちは、毎日奇跡の日々を生きています。
わたしたちは、今この瞬間しか生きることができません。
明日のことはもちろんすぐ先の命も分かりません。
とてもかけがえのない時間を神さまからいただいています。
ありがとうございます。
大切にしたいですね、今という時を・・・
感謝したいですね、今という時に・・・
今のわたしたちは100%の幸せを与えられています。
気づきたいものですね・・・
この幸せを・・・
今がどんな状態であっても、常に100%の幸せを生きています。
一日一日を大切にしたいですね。
今生きられていることに感謝できたらいいですね。
そして、ごくごく普通で平凡でなんのへんてつもない日々のありがたさを
あらためて感じることができたらいいですね。
生きたくても生きられない子供たちの夢の時間をわたしたちは・・・
今生きています。
感謝したいものです。
今生きられることを・・・
「この世におけるあなたの時間はあと3日間です」
「好きなように生きてください」
さて、みなさまはどうされますか・・・・・・
今を大切に生きておられるみなさまに感謝いたします。