メッセージ 373

「神さまからの最大の贈り物」



ありがとうをたくさん言うと・・・
神さまからいろいろな贈り物が届きます。
ななちゃんも・・・
今までに・・・
たくさんの奇跡とたくさんの幸せとたくさんの喜びを
神さまから届けていただきました。
ほんにほんに・・・
ありがたいことです。
そして・・・
ありがとうございますの回数が2000万回を越えたあたりから・・・
不思議な感覚になってきたんです。
それはね・・・もう何も起きなくてもいい・・・っていう感覚なんですよ。

ななちゃんが・・・
神さまからいただいた最大の贈り物は・・・

「いいことも悪いことも特別なことが何も起きないで、平凡で普通な日々
を淡々と過ごせること・・・そして、これこそが究極の幸せなんだと腹の
そこから感じられたことなんだよ。」

これがどうして・・・?
そう思うかもしれないね!!!
それはね・・・
こういうことなんだよ。

昔のななちゃんは・・・
神さまなんか信じないし、人生は自分の力と努力で切り開くもんだと思って
いました。他人を信じず、他人の意見に耳をかさずに、自分の思いだけで
生きていました。 人との争いも耐えませんでした。
自分の夢の実現のために、家族の意見を聞こうともせずに強引に自分の
世界へ引きずりこんでいたんです。
廃校になった小学校に移り住んで、自分の理想を追っていました。
とうぜん・・・感謝の気持ちのかけらもありませんでした。

こんな姿をみて・・・
神さまはなんとかして、この男に感謝の心を気づかせようと・・・
いろいろなことを贈り物として届けてくれました。
そのほとんどが・・・災いでした。
そして・・・
おおきな贈り物が届いたんです。
住んでいた廃校の小学校の火災です。
物質的なものは、すべて失いました。
でもそのとき少しだけ感謝の心に気づいたんです。

家族4人が何事もなかったこと・・・
周りのみなさんが支えてくださったこと・・・

心が真っ白になり、はじめて感謝の涙を流しました。
平穏無事な日々が続きましたが・・・
いつしかわたしは、感謝の心が薄れてゆき・・・
また元のようなエゴのかたまりにもどっていました。
夫婦喧嘩が絶えなくて、家の中は沈んでいました。
そんなときに・・・神さまはさらなる贈り物を届けてくださいました。
それが、息子の小児がんの発病です。
心は絶望のどん底に突き落とされました。
ほとんど助からない小児がんでした。
3歳の娘は妻の実家に、わたしは足寄に、息子と妻は札幌の病院にと・・・
家族それぞればらばらの生活がはじまりました。
悲しく苦しく辛い日々でした。
でもね・・・
月に一度家族で3泊4日だけ家に帰って過ごすことができました。
そのときつくづく思いました。みんなで普通に生活できることが
なんて幸せなことなんだろうって!!!
一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、テレビを見て、一緒に寝ることが
とてつもない奇跡なんだと気づきました。
そんな息子の1年2ヶ月の闘病生活の中で、数え切れないたくさんの感謝
の心に気づきました。

そして・・・
宗一郎が残してくれた様々な言葉に励まされながら、なんとかがんばれました。
そんな宗一郎が最後に言ってくれた言葉が・・・
「ありがとう」なんです。

その日から「ありがとう」はわたしの一生の言葉になりました。

息子が亡くなり、抜け殻のようになっていたときに、小林正観さんと出会い、
ありがとうをたくさん言うといいよ・・・という話を聞いて、その日から欠かさず
「ありがとう」を唱えるようになりました。いつしか数を数えるようになり、
「ありがとう」も「ありがとうございます」に変わっていました。

悲しみに沈んでいた心がだんだんと明るくなってきました。
そして・・・
今までの苦しみや悲しみを忘れさせるかのように・・・
たくさんの幸せや喜びがやってきたんです。
ありがとうが100万回を過ぎたころには、つぎからつぎに楽しくなることが
押し寄せてきました。
1000万回を越える頃には、不思議な体験や奇跡のようなことが起きはじめ
ました。そのたびに・・・神さまへ感謝していました。こんなにもステキなことを
たくさんしてくださって、ありがとうございます。・・・と!!!
そして・・・
2000万回をこえる頃から・・・
最初に書いたように、あ〜〜〜何も起きなくてもいいな〜〜〜
ここに今生きてるだけでありがたいな〜〜〜と思えるようになったんです。
そして・・・気づいたんです。
神さまはいつだって、その人に必要なものはすべて与えてくれているんだと!!!
それが不幸に見えても、その人が一日も早く感謝の心を花咲かせるためには、
それが必要だから限りない愛の心で、その不幸を届けてくれているんだと・・・
喜び届けることでその人が感謝の心になれるなら、喜びを与えてくださいます。
でもね・・・
よ〜く考えると・・・
特別のことが何もなく・・・
平凡で普通な日々って・・・
ものすごい奇跡なんだと思うんだ。
そして・・・
そんな生活の中に・・・
たくさんの感謝ができるって・・・
本当にステキなことだと思うんです。

必要なときには・・・
不幸の日々がつづきます。
必要なときは・・・
喜びの日々がつづきます。

そして・・・
神さまに好かれちゃうと・・・
何も起こらない日々がプレゼントされます。

平凡という奇跡に感謝ですね。
普通という奇跡に感謝ですね。
すべてに・・・
神さまありがとうございますですよね。

神さまからの最大の贈り物、それはね・・・

「いいことも悪いことも特別なことが何も起きないで、平凡で普通な日々を
淡々と過ごせること・・・そして、これこそが究極の幸せなんだと腹のそこ
から感じられることなんだよ。」

神さまの一番願うことは・・・
きっと・・・
私たちの心に感謝の花が咲くことなのかもしれないね。

長くなってしまいました・・・
ななちゃんの言わんとすることが伝わったかにゃ〜〜〜

あ〜〜〜
今日も何事もなく・・・
過ごせて・・・
ほんにほんに・・・
ありがたいにゃ〜〜〜

ルンルン・・・

ありがとうございます。