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Kimoto Satoshi Alpine Climbing School
登山技術は自然のフィールドに出かけていくときに出くわす危険から身を守る技術である。その技術は計画立案から始まって読図、天候判断、歩行、キャンプ、さらに困難度が強いフィールドに出かけていくためのビバーク、遡行、無雪期の登攀、残雪期や積雪期の歩行、残雪期や積雪期の登攀、スキー、危険回避の知識など行動範囲が広がるに連れて必要な登山技術は増えていく。それらの登山技術は我が身やグループの安全と直結しており、ないがしろにできないものである。登山技術の習得は知識として得るだけで身につくものや度重なる経験を積んで知恵として働かせなければならないものまで千差万別である。しかしそのすべてが我が身の安全と直結したものであることは間違いなく、登山技術が不足していれば、自然のフィールドで死を迎える可能性が高くなることは言うまでもない。
そんな登山技術が手軽に身につけばそれに越したことはないが、命に関わるものだけにそんな王道はない。僕が育った山学同志会のキャッチフレーズではないが、より高く、より困難を求めるるならやはり一歩一歩確実に登らなければならない。しかも時には普段より激しい行動をして困難の許容範囲を広げる努力をしなければならない。ところが遭難事故が起きるのは飛躍を目指して頑張ろうとするそんなときが多いからよく注意しなければならない。
フリークライミングを目指すならやさしいグレードから順番に数をこなしていけばいい。だが、アルパインクライミングを目指すならそれだけでは物足りない。アルパインクライミングのフィールドはフリークライミングのフィールドほど確実性がないから、危険に遭遇することが多くなる。そんなときのために慌てない力をつけていかなければならないのがアルパインクライミングだから、とにかく悪い経験をたくさん積まないことには一流のアルパインクライマーにはなれない。
登山技術というのはできれば悪い登攀を数多く重ねている人から習った方がいい。アルパインクライミングはしているがフリークライミングはまったくだめだという人からアルパインクライミングを習ってもしょうがない。今時のアルパインクライマーはフリークライミングができなければ話にならない。これは僕がアルパインクライミングを真剣に始めようとしたときから目にし、体で覚えたことだから25年以上前のかなり古い話である。
@登山計画
A読図
B天候判断
C無雪期の歩行
D積雪期や残雪期の歩行
Eキャンプ&ビバーク
F遡行
G無雪期の登攀
H積雪期の登攀
Iスキー登山
J海外登山
K危険回避
危険に対する考え方
フリークライミング エイドクライミング インドアクライミング
アルパインクライミング 沢登り アイスクライミング 冬季アルパインクライミング ビバーク
雪稜・雪壁登攀 海外登山 ケイビング
ハーネス ロープ ソーンスリング スリング(テープスリング、ロープスリング)
カラビナ クイックドロー 確保器 下降器 懸垂下降 登高器 プーリー(滑車) ヘッドランプ
クライミングシューズ 登山靴 渓流シューズ
カム ナッツ ピオレ&マルトー クランポン あぶみ 手袋 革手袋 簡易ハーネス
ピトン ボルト アイススクリュー ロープの結び方 クライミングのシステム
セルフレスキュー ファーストエイド(応急処置) 雪崩
概念図 ルート図 遡行図
しぶとい山ヤになるために=山岳雑誌「岳人」に好評連載中自己紹介(木本哲登山および登攀歴)
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