ちぎり絵の部屋

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紫陽花の詩-2

秋の詩

冬晴れの日

黎 明

お池晩秋

冬の夜の公園

夏の水面

山里の春

ダリア

ともしび

ひだまり

木かげ
もものポーズ

和紙は不思議な魅力をもっている。和紙の漉き手は、その技によってさまざまな種類の厚さに漉き上げ、さらに思い思いの色や模様に染め上げる。ものによってはその和紙の素材だけでも美しい抽象画のようであり、それ自体一つの作品といっていいのかも知れない。

ちぎり絵はその和紙を素材として、作品のイメージによってはそれ自体を背景にしたり、或いはその濃・淡・グラデーションの部分をちぎって絵の具代わりにデテールを表現して絵を完成させる。

いろいろな流派があるようだが、妻がやっているのは米子市に在住する亀井健三氏が主宰する「がんぴ社」の講師岡本町子氏の指導によるものである。妻は現在「新庄和紙ちぎり絵サークル」に所属しており、ほかに2・3の同好者の教室を持っている。

ここに載せたのは妻のオリジナル作品で、サークル展に出品したもの(黎明は現在未発表)である。つたない8号〜20号程度の作品だが、逐次アップしていく予定である。これまでサークル展に参考出品された講師陣の30号〜50号の作品は圧巻であった。 隔年全国のサークル会員が出品する全国展が行われ、また過去に中国との合同作品展も何度か行われた。

新庄市内では新しくできたアーバンホテルの各部屋の壁面に会員や教室における方々の主として習作の作品が年間を通して飾られている。

なお、がんぴ舎のホームページには、主宰亀井健三氏の素晴らしい作品の数々が登載されており、和紙のもつ魅力を充分に堪能して戴けれるものと思う。
また、和紙についてのいろいろな知識や情報は「和紙の博物館」で知ることができるので、是非ご覧頂きたい。