発売までの経過

(2001年5月から2002年4月まで)



越後奥阿賀の酒販店グループ「はでっぱの会」では酒米から自分たちで作る酒造りに取り組んでいます。
酒米には「高嶺錦」(たかねにしき)を選定し、東蒲原郡上川村の田んぼに苗を植え、今秋稲刈りを終えました。
「太陽の恵みを受けたおいしいお酒に」と、刈った酒米は天日の下で自然乾燥させる「はで掛け」にしました。
当会の名称はこの「はで掛け」に使う「はさ木」を意味する方言「はでば」より由来しています。
収穫した酒米は、東蒲原郡津川町の蔵元「麒麟山酒造」の協力を得て醸造されます。
そして来春「はでっぱの会」会員の酒販店で限定3千本(1.8L換算)を販売させていただく予定です。
酒質については検討中ですが1.8リットル瓶で1850円前後の本醸造酒となる予定です。(1.8Lと720mLを発売します)




田植え


はで掛け


収穫

酒米造りに取り組む会員達(私)の様子でした。




一般公募していた清酒名が決まりました。

特別審査員に麒麟山酒造社長 斎藤 吉平 氏と
群選出県会議員 澤野 修 氏をお迎えして厳正な
審査を行いました所以下のような結果になりました。

応募作品総数 115点

< 選 出 >
「はでっぱの香」−津川町清川−斎藤 登 様

< 次 点 >
「はさ木のかおり」−津川町2区−土肥 ヤウ子 様
「東蒲はでっぱ酒」−津川町栄山−渡辺 英子 様
「奥阿賀夢しずく」−東京都八王子市−加藤 雅丈 様

たくさんの御応募ありがとうございました。


新酒はでっぱの香(かおり)」にどうぞご期待ください。




新酒「はでっぱの香」の寒仕込が終わりました。
私も麒麟山酒造の製造部長(杜氏)後藤氏に酒造りのお話を
伺いながら製造行程に参加してまいりました。
新酒は日本酒度+3から+4の本醸造酒になる予定で
今春4月の出荷となります。


仕込み




第1回目の発売日が4月21日(日曜日)に決まりました。
この後は7月と11月で年に3回の出荷予定です。

ラベルのデザインも決定しましたが、
清酒名だけのシンプルな感じになりました。
写真が入手できましたら掲載致します。
価格は3月半ばにお知らせできる予定ですが
当初の予定通りに落ち着きそうです。




「はでっぱの香」の価格が決まりました。
1.8L瓶で 1890円 
720mL瓶は 893円 となりました。
いずれも消費税込みの価格です。

私は製造過程の原酒を口にしただけで、出来上がった酒は
まだ味わっていませんが、蔵人によりますと「旨口(うまくち)」
の酒に仕上がりそうだと言う事です。  (日本酒度+3)
「辛口」「甘口」を超えた深い味わいを表現したのだそうです。
私も「醸造元の麒麟山酒造のお酒とは少し違った味わいで、
かつ皆様に旨いと言っていただけるお酒ができたら良いな」
と考えておりましたので、初飲みが楽しみです。

只今、21日出荷分のご予約を受け付けております。
太陽の恵みの酒「はでっぱの香」を是非お試しください。


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