■日記
● 2004年3月
2004年3月
3/5(fri) 今日はなんと、空手の稽古が誰も来ず私一人でした!
いつも稽古しているスポーツセンターは板の間に20名前後の今時の高校生達のストリートダンスチームと畳エリアには空手チーム(というか私一人ポツンとたそがれ)の対比的な状況でした。
しかし稽古はたとえ一人でも終わりまで意地でも頑張る気持ちでしたので、ずっと試合に備えてサウスポーからの稽古を徹底してやる事が出来、なかなか実りはあったのですが、やっぱり一人稽古ってつまらんものですね。
仲間の有難さを感じながら家路につきました。

家に帰ってテレビで映画がやっていたので見ました。
「たそがれ清兵衛」とタイトルから今日の私を彷彿させるモノがあります。
山田洋二監督で真田広之主演の映画ですが、欲がなく、真っ直ぐで不器用な生き方の清兵衛に、自分と照らし合わせてみて、自分はなんと欲深くて迷いある人間なんだろうと考えさせられました。
一体、我々の世代でこの映画の清兵衛のような生き方を理解出来る人は何人いるんだろうかと思います。
宮沢賢治の「雨にも負けず」の世界です。
3/9(Wed) 今日は珍しく東京出張でした。
仕事もそこそこに神田の古本屋街巡り。
さすが、古本のメッカだけあって、空手の古い本があるある。
結局2冊買って帰ってきました。

昨日書いた「たそがれ清兵衛」は私が自分ひとりで見ていたらきっと「ぼーっとした話だな」と思って
終わっていたと思いますが、たまたま父と話す事で考えさせられる映画でした。
あの内容をいいと思えるセンスって、日本人にしかないんじゃないかなと思います。
外人には、きっとぼーっとした映画にしか見えないでしょう。
これを理解出来るのは真の日本人のみかも!
私もまだまだです。
3/10(Thr) またまた「白い巨塔」見ちゃいました。
これって地位とお金を重んじる人間を問題にした内容なんだなと感じました。
世の中の汚職や企業や世間の問題の多くに地位とお金を重んじ過ぎた価値観があるんだと気付かされます。
居ない秘書を居る事にして申請する政治家、本当はなかった売り上げを架空であげてしまう会社、受験戦争まで・・・
お金と地位・・・・確かにほしいもんですな〜
商人の価値観と武士の価値観は正反対に近いのでしょうか。
3/14(Sun) 今日はY氏のはからいで甲野善紀先生の講習会に参加する事ができました。
技は相変わらず魔法に近い感じがしましたが、お話もとても興味深い話が多かったです。
ご本人もおっしゃっていましたが甲野先生の技は今までのスポーツ科学で説明する事は困難な事が多いと感じます。
今までの我々の体を動かす上での常識を逸しているため、達人としか表現が出来ないのですがご本人はまだまだだとおっしゃいます。
甲野先生の技も厳密には科学的に説明する事は時間をかければ可能なのでしょうが、根拠づけする作業が煩雑過ぎ、またその理論を全て租借して体で表現するよりも、甲野先生の動きを感じたほうが早いというのが正しいのかもしれません。
理論性よりも体というか観る眼というか・・・感性というか観性というか、が求められます。
今の時代は科学偏重主義でさまざまな問題があるという話をおっしゃっていました。
養老猛先生の言葉だそうですが「筑波山にアゲハチョウがいない」という事を証明する作業のように無駄な事が多いというお話でした。アゲハチョウがいない事を証明するには一匹でも発見されたらマズイのですから、かなりの労力が要ります。
これを根拠付けするのは難しいのですが、似たような無駄な事が沢山されているという話でした。
科学でなく人間の感性をもう少し大切にしてもいいんじゃないかというお話です。
日記ではうまく説明できないのですが最近本屋に並んでいる「古の武術を知れば動きが変わる、カラダが変わる」に書いてあります。
3/17(Wed) T一さんが2月13日以来、稽古に来てくれません。
というのも組手の稽古の時、W辺さんに左右のアバラを突きで痛められて寝返りをうつのも痛いというケガが原因です。
その時の稽古のことはハッキリ覚えています。
うずくまるT一さんにW辺さんは「大丈夫ですか」と言いながらも突きで倒した嬉しさをかみ殺せず大輪の笑顔を見せて
いました。
T一さんの苦しそうな顔の横で嬉しそうな顔のW辺さんを忘れる事が出来ません。
そしてついに今日、その笑顔を私に向ける悔しい出来事がありました。
私とW辺さんのスパーリングで接近戦になり、もみ合っていると、ゴン!
と私の側頭部にW辺さんの胴回し回転蹴りが!!
その後に吐いたセリフが「いや〜、脚応えがハッキリあったよ。やったね〜 みんな見てた??」
上段を蹴ってなお敗者を足蹴にするこの男を心底許せないと思いました!!
T一さんが稽古に来なくなった理由を私も身をもって教えられてしまいました。
稽古に帰る車中に携帯電話がW辺さんからかかってきたのですが「いい蹴り応えがあったんだけど、頭大丈夫だった??」
と私のダメージを確認する為の電話でした。
武道家の風上にもおけないこの男に、私の心の痛み感じれるような人間になるよう、力ずくで教えれる強い男を育てるのが私の夢となりました。
3/18(thr) 見ましたよ、白い巨塔最終回!
なんてあっけない終わり方なんでしょうか!
もう少し財前(唐沢寿之)の懺悔めいたセリフが出ると期待してましたが、あんまり出ないまま死んじゃいました。
死に際に酸素マスクをつけながらボソボソと唐沢寿之が話している言葉が聞き取れない!!
いろいろ考えさせられる良いドラマだっただけに、もう少し良いエンディングに出来なかったのでしょうか。
3/20(sat) 今日も朝から試合メンバーであるT中さん、W辺さんと稽古したのですが
私のパンチンググローブに皆の不満が爆発しました。
というのもグローブのクッションになる綿がボロボロと抜けて薄手で叩かれた方は素手と変わらない感覚で痛いとか
におい(私は香りだと主張しますが)がきついと言い張るのです。
そんな雑念を稽古中にもっているようじゃダメです!!
人のグローブにいちゃもんつける前に稽古に集中!
そういえば昔少林寺時代は胴着が臭いのがいたな。柔軟の時、背中を手で押してあげると手が臭くなったっけ。
グローブかえようかな・・・
3/23(thr) いよいよ試合が近づいてきたのにまだ体重が65キロをきっていません。
だんだんギリギリまで体重を落とさなくなってます。
そろそろ油ぬきをしなければいけないのですが、今日は両親の旅行土産の赤福をまた3個も食べてしまった・・・
3/24(wed) 今日の空手にはだいぶ下の少林寺の後輩M君がきてくれました。
卒業後も少林寺を続けているだけあって、基本がバッチリ出来てます。
回し蹴りも柔らかい、しなる蹴りで眼を見張りました。
組手もよかったのですが、ひとつだけ言えば、突き蹴りを深く当てる感覚が足らないのかなと感じました。
これだけは沢山組手をしないとわからないのです。
組手をやって相手が簡単に倒れない事がわかって、基本の難しさをより感じると思います。
しごき拳法部と言われた我等の後輩だけあって、ずっと私より体力もありそうなので、少し稽古にこれば
だいぶ強くなるでしょう。
という事でM君、また来なさい!
3/25(thr) 沼津に居た後輩が転勤が決まったらしい。
新しい職場では、もっと仕事がハードかもしれないが、心身とも健康な生活を送ればと思います。

今日は試合が近い事もあってW辺さんに夜、ミットにつきあってもらいました。
30分ほどでしたが、良い感覚が掴めました。
ただ試合にはちょっと間に合いそうにないですね。

家に帰って、見ました!「白い巨塔 特別編」
里見先生や柳原先生のその後の話が少しありました。
財前教授のように地位を求めずに、自分の大切だと思った通りに生きるという、この前の最終回の失速を
少し挽回した話でした。 
3/26(fri) 前の職場の送別会で、西伊豆の仁科(堂ヶ島付近)まで行きました。
さすがに名古屋からは遠く、1時半に出発して5時くらいには着くかなと思っていたら沼津市内が大渋滞で7時に民宿市川荘に到着。
久々に沼津の先輩方と楽しく飲む事が出来ました。
試合まで1週間しかないので油モノを控えて刺身を食べました。これがメチャうま!
夜の1時半くらいまで宴は続きました。
3/27(Sat) 民宿市川荘で朝を迎えました。
まずは温泉に入って良い気分。さて朝飯です。
焼き魚にやっこ、海苔にめんたい、うまい味噌汁と新鮮な日本食で快食!
さて現地解散だったので一人で西伊豆から沼津に向かいます。
天気も快晴で西伊豆の海沿いを車で走ります。
海越しに富士山が見えて景色もいい!
日本の朝を全身で感じて最高でした。

昼には沼津に到着して、さんちゃんの結婚式に出席させてもらいました。
静岡に勤務していた頃は金曜の夜の空手の稽古が終わった後にさんちゃん&K部さんの独身遼にお邪魔して泊まりで
ビールをたらふく飲んで夜通し話した思い出がいっぱいあります。
私が転勤する際は何回も送別会を開いて盛大に送り出してくれました。この時の写真が残ってるんだけど我ながら本当に楽しそう。いつか皆さんにもお見せしたいと思っています。
そのさんちゃん&K部さんの二人も結婚しちゃったのは嬉しくもあり寂しくもあります。

披露宴の余興では恒例の演武会。私もバット折りをしました。
それは良かったのですが、結婚式の披露宴が終わり、さんちゃんを胴上げしようという事で、以前に頭から
胴上げされた人が落ちた事件を思い出して頭の側で胴上げに参加していると、胴上げされて
落ちてきたさんちゃんの手がわたしのメガネにジャストミート!
落下したメガネは見事に粉砕してショック!
余興で板割りとバット折りを完了した後にメガネ割りでフルコースを完了してしまいました。

それを差し引いても本当にいい一日だったな〜!満足です!
3/30(tue) 朝、体重計にのると、なんと63キロ!
先週の木曜には65キロ以上あったと書いてたのに!
週末の泊まりでの送別会に披露宴で酒ばかり飲んでいたのですが、油モノを中心に食べるのを控えると、簡単に痩せてきました。
体重が軽くなるのは試合の為なのでしょうがないのですが、生命力まで落ちてきて自分の中ではやや不健康な
感じがします。
今週は試合直前のダイエット週間ですが、健康的にやるには課題がありますね。
3/31(wed) 大事件勃発!!
今日は仕事の都合で午後4時位に家に帰って来たのですが、いつものように自宅のガレージに自転車で
のりつけたところ、なんと首輪のない大きな毛むくじゃらの熊のような犬が前から走って来て
私を追ってガレージに入ってくるではないですか!
結構、人なつっこい眼をした犬なのですが、子供の頃に友人の家の犬に2回も噛まれた経験が私はおっかなビックリ。

そこへW辺さんから携帯電話が入ったのでとりあえず着信しつつ、自分の家のガレージの外へ犬を出させようと
道路へ出て電話していると、なんとその犬はさらに私の家の玄関の扉の前に座って寝転びだしたではないですか!
私の電話の話声が家の中まで聞こえていたのか、母が犬の寝ているとも知らずに、玄関の扉を少し開けると、犬も気付いて、母があけた扉の中を覗き込んでいます!
まさに、息子の声が外から聞こえるので玄関の扉を開けたら巨大な犬が目の前に立っていた!という状態です。
母もビックリしたらしく、そのまま、また扉を閉じていました。
母も巨大犬には困ったらしく、今度は寝室の扉を開けて、電話している私に「あの犬はなんなの?」と
ジェスチャーしてきます。
そこへ、さらに別の、飼い犬を散歩させている人が現れると、巨大犬はガレージから飛び出し飼い犬に向かって
「ガルルル」と敵意満点で襲い掛かっていきました。
「ラッキー!」と私はその隙に自宅の中に滑り込みました。
ところが不幸を被ったのは寝室から覗いていた母で、我が家から飛び出していった巨大犬が散歩させていた犬に襲い掛かったとあらば、飼い主は心中穏やかではなく、母はその犬の飼い主に睨み付けられたそうです!
それを知った私はあまりのおかしさに、腹のそこから笑い転げたのは言うまでもありません。

その後もその巨大犬はしばらく我が家のガレージに居座り続けたのですが、しばらくすると近所の小学生が巨大犬を
手なずけて、お座りをさせているではありませんか!
おっかなビックリ逃げた私は母から「あんたはなんのために空手やってるの!」とののしられていましたが、近所の小学生のほうが私より100倍勇気がありました。
その後、巨大犬の飼い主のおばちゃんが現れ、巨大犬は耳を引っ張られて引きずるように、連れて行かれました。

ここで強い順を整理してみると・・・
巨大犬飼い主のおばちゃん≧犬を手なづけた子供>巨大犬>私(一応、空手を教えたりする事もあります)
と地域では最弱の位置づけとなってしまった事に気付かされる事件でした。
これでは4月4日の空手の試合も思いやられますね・・・
● 2004年2月
2004年2月
2/2(Mon) わが名古屋支部から2人が来週末にの試合出場するのですが、自分が初めて試合に出た時の気持ちを思い出しました。
自分は上がり性だとは思っていなかったのですが、めちゃんこ緊張しました。
まったく知らない人と全力で殴り合う事は自分がノックアウトされるんではないかという肉体的恐怖です。
それまで一生懸命稽古してきていても、上段蹴りで意識を失うかもしれない・・・と不安で仕方なかったのです。

「自信」という言葉の意味を考えました。
字のとおり、「自分を信じる」事です。
日頃の生活の中で自分を信じる事を知らず知らずのうちにしてる人も居ますが、自分はあまり自分を信じきってはいないんだなと気付かされました。
謙虚で反省する事は大事なんですが、一生懸命やってきた「自分を信じる」事が出来るといいな。
2/4(wed) 今日はデパート松坂屋で社員教育をしている講師の方のマナー研修がありました。
あまり知らない人と初めて接する際、どれくらいの距離を最初にとればいいのかわかりますか?
答えは、相手の方と自分がお互い向かい合って真っ直ぐ手を前に伸ばし手の先がふれる位の距離だそうです。
確かに初めて会う方にこの距離より接近されると、少し圧迫感があります。
松坂屋ではこの距離を自然にとれるように、新入社員の方は叩き込まれるそうですが、実はこの距離は私も体で覚えている自信があります。
それは少林寺拳法で言う「一拳一足の間合」だからです。
組手をする両者がこの間合いを覚えるために向かい合って両手を伸ばし、手の先がふれる位の距離を自然にとれるように叩き込まれました。
なぜならこの「一拳一足の間合」より少しでも中に入ると相手の蹴りが届く距離となる為、うかつに入ってはいけない境界線だからです。
商談で圧迫感を感じる距離が組手では危険距離であるという共通項を興味深く思いました。

空手では新しく一人Aりさんが入門してくれました。
2/5(Thr) 桜塾さんから空手の試合の案内が届きました。
早速、名古屋支部のみなさんに周知するとT中さんが即レスで参加を表明してくれました。
職場でT中さんに詰め寄り「ホントに出るんですよね?」と聞くと「それが今年の目標だったから」と
さらっと答えてくれました。
空手の試合に出る事を今年の目標にしていたT中さんの気持ちを聞いてとても嬉しさを感じました。
T中さんの外見を対戦者が見たら、さぞビビる事でしょう。
私も以前、試合の対戦相手がイレズミをしているのを見た時はぶっ飛びました。
もちろん、T中さんを全力でサポートしていくつもりです。
2/6(Fri) 今日は営業話術研修でした。
「@訪問件数」と「A訪問時の商談の内容の濃さ」を高める→「売り上げ向上」という聞けばもっともな論理で興味深い内容でした。
@の高め方は計画性で翌日の予定をハッキリさせておく事、Aの高め方はいろいろ言ってましたがピンときたのは専門書を1日に5分読む気になる部分だけ走り読みして必要性のあるところだけアンダーラインを入れ復習をまたする事、だそうです。
確かに@は休みなど、1日の計画がないとぼーっと1日過ごしてしまう事が結構あります。(それが一番いい休息になって良い事も多いですが)
Aはビジネス書などを全部しっかり読もうとすると、読む前から時間がかかる事を想像して、嫌になってしまう事から本を読む気になれないモノなどにいいのかなと思いました。
ちょっとチャレンジしてみよっと。
2/11(Wed) 今日は祭日で朝から空手の稽古でした。
W辺さんは勇志会の大会に出るか桜塾の大会に出るか迷っていましたが、桜塾の大会は決勝戦は自分のテーマ曲で入場出来ると知って、迷わず桜塾に決めていました。(こういうプラス思考の人って羨ましいですね。しばらく入場曲にあわせての登場する自分を想像していました)
T一さんも出場を決めたのでこれで3人参加が決定。
4月の試合に向けて、私も含めてみんなで稽古するのが楽しみです。
2/12(thr) 最近見ているドラマ「白い巨塔」を今日も見ました。
里見先生(江口洋介)は信念ある男で、日本人にここまで信念を持って生きている男っているのだろうかと、父親と後からディスカッションになりました。
金や名誉になびく価値観、生き方でなく、自分の良心というか、正義観を大切に生きる里見先生の姿には作り話でも考えさせられます。
空手の試合から日々の生活まで「自分を信じる」という事が最近、難しい事に気付きました。
それは自分にとっては空手の稽古だけでは、なかなか埋める事が出来ない自分の弱点だと感じています。
「自分を信じる」トレーニングってどうやってやるのかなと疑問に思って考えていました。
先日、NHKの番組で剣道の日本代表の主将の話がやっていました。
その人は自分の心の迷いというか、雑念というか、自分を信じる為というか・・・その為に道場を雑巾がけをしてたそうです。
「自分を信じる」為のトレーニングに雑巾がけが良いという話を父が主張し出しました。
自分を信じるというか、雑念を払うトレーニングにはいいのかもしれません。
普通、雑巾がけなんてしていたら「面倒くさいな」とか「てきとうに終わらせちゃおう」とかいう雑念が出てくるものです。
それが出てこないようにトレーニングする事って、「無心」なんじゃないかと思えたのです。
そう考えると、中国拳法の立禅などのトレーニングも心には間違いなくいいんでしょうね。
座禅の意味も同じでしょう。
2/15(sun) 今日は男塾の空手の試合でした。
まずは新人70キロ以上の部でW辺さんが登場。
対戦相手は名門B蓮会館とW辺さんも少しビビりがはいります。
本戦は五分五分の引き分け。延長戦はローキックを何発もきめて優勢にすすめるも終了の合図と同時に相手のハイキックがかすり、有効をとられて判定負け。奥さんと一歳の一人息子が見守る中、初勝利は次回に持ち越しとなりました。
「次回は4月の桜塾で頑張りやす」と満足げでした。
しかし、集合時間は9時半だったのですが、最初の試合はなんと2時になってしまい、選手も応援もすっかり待ち疲れました。
さて、続いて登場は壮年新人の部にS田さん。
本戦は相手に豪快なローキック圧力をかけるも旗は一本しかS田さんにあがらず。
延長に入ります。
体力の無さには自信があるS田さんですが、相手も負けていませんでした。
延長戦は手数がみるみる無くなる両者です。
しかし終盤、ちょっと違いが出てきました。相手の選手は両腕のパンチがかろうじて出ているのですが
S田さんは・・・・右腕しが動いていません。本戦では大爆発したメガトンローもまったく火を噴きません。
という事で腕一本の違いで判定負け。
試合が終わった後、相手選手もS田さんも疲れのあまりボー然としており、2回戦に進出した相手選手も簡単に負けていました。S田さんも体力の無さを痛感したようで「もう試合はいいです。」と力なく語りましたが、試合後の残念会が始まると飲み会5段の腕前が爆発!すっかり元気になっていました。
2/16(Mon) 今日は部長と昼食に行きました。
昨日の空手の試合で名古屋支部のメンバーの敗退してしまった話題になり
「弟子の敗退は師匠の責任じゃい」とひとこと。
まったくです。
しかし仕事はともかく、真剣に取り組んでいる空手でもバカにされるとは許さん!
この次は見返してやりたいものです。
2/21(sat) 今日は珍しく休日出勤。
仕事がテンテコまいになってます。
仕事をなんとか切り上げて少林寺拳法部35周年パーティーに出席しました。
我が拳法部は1969年から35年という事らしく、私が生まれる前からずっと存在している事に歓心しました。
自分も卒業して10年と今の現役大学生と歳も離れてしまいましたが、少林寺をしたお陰で今も空手をしている自分があり、仲間もある事に感謝しました。
2/22(Sun) 今日はS田さんと空手の稽古をしました。
1時から4時まで3時間とマイペースで休憩しながらのいい稽古でした。
2/23(mon) 今日も忙しかったが、なんとか仕事ではいい提案が出来てよかった。このユーザーの結果回答は明日もらえそうだ。
別件で夜も3時まで提案書作成をしたが、こっちの案件はまだまだ心配だ。
2/24(Tue) 昨日のユーザーから回答があって、わが社を選んでくれるという回答があり、本当に嬉しかった。
でも昨日深夜まで作った提案案件は感触が良くない・・・
一難去ってまた一難だ。
2/25(wed) 今日は少し早く稽古場に着くと飲み会5段のS田さんが「己に勝ちましたよ」と私に訴えかけます。
よくよく聞いてみると「昨日、栄で飲み過ぎてはしごしちゃって、今日は体がしんどくて稽古をサボろうかと思いましたが、ちゃんと来ました」としきりにアピールしてきます。
火曜日から栄に繰り出して飲み歩くとは、5段は伊達じゃないと思い知らされました。

いつも水曜日は9時に空手の稽古が終わって、9時15分から始まるNHKのテレビ番組「そのとき歴史が動いた」を見るのですが、どうしても番組の始まりには間に合わず悔しい思いをしてきました。
今日は稽古の終わり少し遅くなり、「まずいな〜」と思っていたのですが、カーナビにテレビがついていた事をふと思い出しました。
というか、今までなんで気付かなかったのでしょうか?
少しアホなのでしょうか?
もったいない事をしてました。
2/26(thr) 今日も「白い巨塔」を見ました。
まったく眼が離せません。
里見先生(江口洋介)や東先生(石坂浩次)のような「人の道」を大切にする人間っていいですね。
山崎豊子の作品は沈まぬ太陽といい、面白そうです。(まだ読んでないのですが)

今日は前の職場である静岡の人からメールが来ました。
なんでも前に一緒に仕事した人が年齢でグループ会社へ転勤するから泊まりで行う送別会に来いとの指令です。
名古屋からはるばる駆けつける事にしました。
久々に前の職場の人たちに会えるので楽しみです。
2/27(fri) 土曜にも空手の稽古をしたいので、支部のみなさんに声をかけてみました。
Y内「引越しのが片付けをしないといけないから無理」
新婚だからやむを得ないですね。
W辺さん「仕事です」
空手好きのW辺さんですが、仕事では仕方ありません。
T中さん「歯医者に行くので駄目です」
ん〜 ちょっと「予定があって良かった」という顔をしていたT中さんです。
S田さん「近いスポーツセンターなら行きますが、遠いN山大の体育館ならお断りします」
ここまでボルテージをはっきりわからせてくれると何も言えません。
なんとなく、私の土日のしつような稽古勧誘が敬遠されているような・・・

いけませんね〜 これがらも私の布教活動は続きますよ!
2/28(Sat) 今日は映画「スパイゾルゲ」を見ました。
2.26事件や戦争に至るまでの背景が史実のまま描かれており、当時の世相がわかる良い映画です。
何故、日本が戦争に踏み切ったか、踏み切らざるを得なかったのかがわかってきます。
ゾルゲの情報がドイツとソ連の戦いの鍵になったとは以前にも「その時歴史が動いた」で見ました。
日本軍がソ連へ進行をしないというゾルゲの情報をソ連が得て、シベリアにあったソ連軍をドイツへ向ける事が出来たそうです。
● 2004年1月
2004年1月
1/1(元旦) あけましておめでとうございます!
昨年も大きな事故や病気にもならずに過ごせましたが、空手の道場指導で稽古量が増えたせいか、試合に連続で出たせいかケガが治りにくい事を感じた一年でした。
また空手の試合や仕事上で自分の弱さ・疲れを正直に出しすぎるところがいけないと反省させられました。
今年は体の状態と相談しながら空手の試合にチャレンジするとともに、新しい仕事にも慣れてきて楽しくなってきたのでもうちょっと頑張ろうかなと思ってます。
今年も一年よろしくお願いいたします。
1/2(Fri) 今日は電車の中で大学生らしき人たち4人の会話が聞こえてきました。
「英語の原文を読んだ方が先生が微妙なニュアンスがわかっていいとかって先生は言ってるんだよ〜、日本語で訳したものを読めばいいんだよ〜」「信じられな〜い」
4人は意気投合しています。
なるほど、確かに英文で原作を読むのは大変なんでしょうな。
でも、何か物事を突き詰めて学びたいと思えば原作を読むという発想にどうしてもならずにはいれない事を最近感じる事がよくあります。とは言っても空手の事ですが・・・

ホームページのアクセス件数は2115件になってました。
1/3(Sat) 今日はS道塾の黒帯のKさんと新年スパーリングをしました。
2年ぶりに会うKさんはウェイトトレーニングで一回り体が大きくなっていて、胸板も厚くなっており、今回は体重も私より10キロほど重いので迫力満点。
2ラウンドほどスパーリングをしましたが、かなり激しいものになりました。
ハイキックを一発づつ蹴られて蹴ってと、新年早々フル回転させられました!
また新人戦出場予定のWさんも、黒帯レベルは体のひとまわり小さい私としか組手をした経験がなかったので、大きなKさんとの組手を体験頂こうととい事で、今回のスパーリングに参加頂いたのですが、Kさんとの組手でかなり衝撃を受けたようで、今後の稽古の課題が出来たようでした。
組手の後はアメリカを中心に活動しているS道塾の理念や稽古内容の話も聞く事が出来、サンチンや撃砕の型も教えてもらいました。
今年も空手を楽しくやれそうな予感のする1日でした。
1/7(Wed) 今日の稽古でWなべさんが脚にベルトで固定装着できるローキックミットを購入したので、早速私がはいてWなべさんの試合用の稽古をしました。
ローキックパンツと違ってローキックミットはダメージがなくてよかったです。
しかし、いくらダメージがないからと言って
奥さんに装着して思い切り蹴っちゃ駄目ですよ、Wなべさん!
隣で1歳になる息子さんが大泣きしていたそうです。
もちろん奥さんに怒られた事は言うまでもありません。

しかもWなべさんはご両親から初孫である息子さんにプレゼントを買ってあげたいと言われた申出に対して
「子供を撮影するビデオカメラがほしい」と購入して
もらいながら、空手の稽古に持ってきて自分の組手を
撮影して毎回反省会を家で行う変態ぶり!
息子さんを撮影する回数よりも自分を撮影した回数の
ほうが多い事は間違いありません。
私も空手を勧める時はちゃんと相手を選ばなければ
その人の家庭問題まで及んでしまう事を学びました。

本日の名古屋の稽古はめずらしく多い!?大人11人でした。
1/8(Fri) 水曜は11人も空手の稽古に来て頂いたのですが、今日は大人4人。
ある程度予想していましたが、やっぱり!
こじんまり稽古出来ると内容が濃くなるのでいいもんです(強がりじゃなく)
1/9(sat) 試合に出るSさん、Wさんと稽古をしました。
その際、ガンダムと言われる私がフルに防具をつけて相手の方が思いきり組手出来る練習をしました。
私は防具をつけてますので相手の攻撃を少々受けてもへっちゃらなので、どんどん前に詰める事ができます。
すると、相手の方はみんな疲れるのですが、さらに私は相手の攻撃をあまりかわさなくてもよい分だけ
どっしり腰をすえて攻撃が出来るので、Sさん、Wさんとも左のレバーへのパンチで倒れてしまいました。
日ごろの組手では左のパンチで倒す事はめったにないので、私にとっても良い感覚をつかむ稽古になりました。
Sさん、Wさんは体力配分を課題として感じて頂けたので良い稽古が出来たと思います。
1/10(sun) 愛知県の空手道場検索のサイトに友和会名古屋支部を登録してみました。
「道場検索」をキーワードにすると、結構たくさん道場検索のホームページってある事を知りました。
しばらくは登録オタクになろっかな〜
1/16(Fri) 今日は稽古に来られて長い方が多かったので、空手の型の稽古でサンチン(三戦)を行いました。
空手は沖縄発の武道ですが、沖縄空手の中でも大きく首里手、那覇手、泊手に系統としてわかれており、
サンチンは那覇手の代表的な型です。
空手の先人は極意を残すために型を伝えたが、この型の意味を悟れるだけの力量が果たして自分にあるのか・・・
空手は試合でもなんでも稽古すれば勝てるという保証を得れる訳ではないけれど、稽古しなければ向上はない。
ただ、空手の「いぶき」という呼吸法が含まれるこの型は初心者には神秘的に見えるらしく、型をやってる自分も
乗ってきていいもんです。
型をやらない空手の流派もあるらしいけど、空手をやってる〜っていうこの醍醐味があるとより良いかも。
1/17(sat) 試合に出るS田さんとW辺さんと空手の稽古をしました。
私も左のローキックの精度をミットを蹴って上げるべく稽古しました。
試合用の稽古という事で私が防具をフルにつけて(胴、ローキックパンツ、脚のレガースに手はグローブ)相手の全力での攻撃を受ける通称「ガンダム」と言われる稽古があるのですが、S田さんがパンチしてくるのに合わせて左のローキックを蹴ったらばったりとS田さんが「痛〜っ」と倒れてしまいました。
その場でS田さんはすっかり意気消沈して稽古も中止。
稽古後、車で家の近くまでお送りしたのですが、さよならをした後の脚をひきづって歩くS田さんの後姿には「悲哀」が
感じられ、シブい男だな〜としみじみ思いました。
名古屋支部のS田さんのシブみ、既に石原裕次郎に肩をならべています。(W辺さん、この話はS田さんには内緒です)
1/18(sun) 空手に来てくれているY内君の結婚式の2次会の司会をする事になって、ここのとこ準備を色々すすめています。
ビンゴの景品を買いに行ったのですが、選ぶのが難しいですね。誰でも喜ぶものって、なかなかないものです。
出し物も少林寺からと空手から出す予定なので、台本を囲んでみんなで打ち合わせています。
我が拳法部秘伝の少林寺の技を織り込んだ劇と空手の試割です。試割のバットもしっかり買いました。
静岡支部時代も試割を行うと初心者の方にはインパクトがあるらしく、入門希望者がけっこう見学に来てくれる事が多いんです。当日が楽しみです。
1/24(sat) 今夜は親友のY内君の結婚パーティー。
初めて2次会の司会をしました。また出し物でバットの試し割りも見せました。
空手を見た事のない人にはバット折りは衝撃らしく、蹴り折った瞬間、「おお〜っ」と歓声がおこり、ちょっといい気分でした。
胴着からスーツに着替えて会場に戻ると、たくさんの人から「バット折りをするとは思わなかった!初めて見ました」と好評で、会場の部屋の世話をするホテルマンからも「いいものを見せてもらいました。脚のどこで蹴ればいいのですか?」と質問を受けたので「スネで蹴るんですよ」と伝えると益々びっくりしたようです。
そういえばスネは「弁慶の泣き所」と言われる認識のあるとこだった事を思い出しました。
でもローキックとかはスネで蹴ると一番相手に効くんですよね〜
早速ビデオで撮影したものをSCNの部屋の表紙にアップしました!
司会のほうもまずまずで、うまく終わる事が出来たので満足しました。
やはりY内君にとって、一度しかない大切な日ですから失敗しないようにと、随分、会が始る前後はプレッシャーでピリピリしていしまい、人間的にキャパシティーがまだまだ足らないなと帰ってから反省させられました。
1/25(Sun) ちょくちょく購読している雑誌「フルコンタクト空手」の今月の特集の安廣一哉選手のインタビューは考えさせられる内容でした。特に印象に残っているのは生活を正す、具体的には早寝早起きや整理整頓などの生活態度を正す中からプロの仕事が出来る、という話でした。
自分に照らして考えると遅寝遅起き、整理整頓は苦手・・・といいとこなしで、これが仕事や体調に影響を及ぼす事って、トータル的にはかなりあるんだという事です。
わかっちゃいるけど・・・・駄目ですね〜
「組手を変えたければ生活を変えろ」というのもごもっとも。「仕事を変えたいなら生活を変えろ」です。
27歳の安廣選手を応援したくなりました。
1/28(Wed) 今日は空手の場所がとれなかったので稽古の予定が私にしては珍しくありませんでした。
そこで会社の課の新年会を開いてみました(ちょっと遅いですが)

最近やっと新しい仕事にも慣れてきて、仕事が面白いな〜と柄にもなく思っていたのですが、それとは裏腹に部長はだいぶ私の事を問題視しているのかけっこうハッパかけられて参っています。
人事月である3月が近いだけにちょっとマズい展開です。
何がまずいって、もし転勤になったら空手の名古屋支部はどうなっちゃうのかって事です。

自分が居なくなっても支部が存続していってくれれば、自分の名古屋に居た事も意味があったのかなと思えますが、
もう少し時間が必要ですね。

まあ、ちょっと心配になったりもしましたが、私の今回の転勤の可能性はズバリ20%くらいの低確率ですね。
仕事も楽しいので大丈夫、そのうち部長も私が営業の天才だと気付いてくれる事でしょう。
しかし、仕事に慣れなくて嫌だなと思っていた頃は何の問題も無くて、だんだんお客さんとパイプも出来てきて商品知識もついて面白いと思えてきたら、問題視されだすとは、皮肉な事態ですね。
万が一、もし転勤なら空手のふるさとの沖縄に行きたいですね〜
沖縄の職場がないのが残念です。
(こんな考え方じゃ、転勤になっちゃうな〜)
1/30(Fri) 今日は大変な事がありました。
私のお客さんところにシステムのデモのために連れて行ったSEさんがお客さんの企業体質が悪いと批判してしまい、
あちゃ〜と思った時には、もう時既に遅し、お客さんは怒りでカンカンでした。
人の話を聞く前から自分の思いを情熱的に話す感じのSEさんで、悪気はまったくないので、始末が悪すぎます。
これからのフォローが大変です。

空手の後に中学時代の友人に6年ぶりぐらいに会いました。
友人は今月いっぱいでベルギーに転勤するという事で行ってしまう前に会えたのでよかった。
彼は社会人になって修羅場をくぐりぬけたせいか、学生の時よりもぐっと立派な男になってました。
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