■日記
● 2004年12月
2004年12月
12/1(水) 今日は川崎出張で先輩係長と営業に行ってきました。
何回か一緒に同行営業させてもらってるのですが、係長は私から見るとかなり営業上手で、その手順を分析してみると、

@その日会って、最初の何気ない話題でまず笑いというか共有感をつくります。
Aその後、説得力のある提案をします。

そうすると話がいい方向にまとまる事が多いのです。

まあ、一般的には当たり前の事なのかもしれませんが、自分が商談をする際には、どちらかを欠く事が結構多いなと反省しました。

空手には相手をひっかける捨て技と、倒す為の極め技を組み立てて、組手をするのですが、相手を自分のペースに
もちこむにはいきなり極め技を出しても相手には避けられてしまいます。

営業も組み立てが大事ですね。
12/3(金) 近所に人気のある定食屋さんがあるのですが、行列か出来ているので、なかなか行けずにいましたが
今回、初めて行きました。
店が小奇麗で店員さんの応対がかなり丁寧です。
ランチで1000円なのですが、フリードリンク、ライス、味噌汁、サラダがおかわり自由。
フリードリンクでもその前に出てくるお茶を飲んだりして意外に飲まなかったりするのですが、
気分的には豪華な気持ちになります。
もりつけのお皿と見た目がキレイで食欲をそそります。

満足して帰ったのですが、後で冷静に考えると、味は普通なんです。
でもそれ以外の演出次第でこれだけ満足するもんなんだなと考えさせられました。
リピーターをつくるのは味だけじゃないんですね。

サービスというか、見せ方というか、その大切さを感じさせられました。
12/4(土) K−1グランプリ2004決勝戦をテレビで見ました。
タイ人のガオグライの試合は特に面白かったのですが、他の試合は接戦での判定が多く少し退屈だと思えたかもしれません。
ただ格闘技をやる側の立場で見ると、武蔵選手は1日の試合で3分を11ラウンドもこなしたのですから、こんな過酷なトーナメントはなかなかないですよね。
応援していたホースト選手は負けちゃいましたが、最近は自分も30代になった事もあって、ボンヤスキー選手のような若手よりもしんどい年齢になってきても引退の瀬戸際で頑張っている選手を応援したくなっちゃいます。
12/5(日) 今日の自主稽古は試合に備えた組手のみの稽古でしたが、まだT中さん、T村さん、Sじさんが不参加だったにもかかわらず7名と我々にしては盛況でした。
1ラウンド2分で30分スパーリングをしました。
長時間なのでムキになって叩きあえませんし、力よりも技を求めますし、嫌でも汗をかくので30代の我々にはよい稽古かなと思っています。
一度も休まずに続けれた方は何人みえたのでしょうか?
皆さんの体重推移j表をつくると楽しそうなんですがどうでしょう?

スパーリングの後、めいめいで技の練習をしていたのですが、T一ちゃんと接近戦の稽古をしていたところ、
「館長(私のアダ名)は力があるから強いんじゃないの?」という事で私の力が強いかどうか軽く相撲をとる事になりました。
T一ちゃんは身長180センチ・体重74キロくらいで、私は170センチ、体重66キロ(少し太りました)くらいです。
結果は散々たるものであっさり押し出されてしまいました。

さて、そろそろ昇級試験が近づいてきました。
試験の中に筋トレがあります。腹筋、拳たて、スクワットを50回づつやるので、そろそろ稽古でもやっとかないと、筋肉痛に襲われちゃいますからね。
そろそろ稽古でもやりましょう。
12/7(火) アメリカの外人さんからメールがきました。
内容は「古い空手の本を集めているが、なかなか手に入らない。あなたは空手の本を売っている業者ですか?そうなら売って欲しい。」という内容でした。
アメリカにも私に負けず劣らずのオタクがいるのですね。
空手の本は残念ながら私は売っていません(死ぬほど持っていますが)
HPを見ていろんな方からメールを頂けて楽しいですね。
12/12(日) 今日は4人とこじんまり空手の稽古。
人数が少ないと、何故か自分のやりたい課題をじっくり稽古出来るので発見が多い。
武道ではよく正中線、という概念をきく。
自分の正中線と相手の正中線を結んだ面を正中面と柳川昌弘先生が表現していたのを本で読んだ。
この正中面が相手に対しての最短距離であり、相手の攻撃があってもこの面にそって相手の懐に入っていく事が
理想だが、そうは問屋がおろさない。
接近戦では相手の攻撃は完全にはかわしきれないが、攻撃を受けても、一番効いてしまう垂直な角度には当てさせないだけの体のいなしを常に行えれば、中間の間合いの組手が簡単に思え、自信もつく。
その超接近戦の中でもローキックからのクイックモーションでの下突きは効果的だ。
(この日記jは、ほとんど自分のメモでしかないですね・・・)
12/13(月) 昨日はビデオレンタルで「マッハ」を借りてきて見ました。
主演のタイ人のアクションは凄かったです。
一番ビックリしたのは右のローキックからもう一周して右の上段回し蹴りをしたところです。
あんなのは初めて見ました。
ジャッキーチェンも顔負けのアクションでした。
12/15(水) 今日の道場での会話。
25歳の若手筆頭のY吾君に話しかけられました。
Y「館長(私のあだ名)、なにか為になる本を貸して下さいよ」
ためになる本?・・・というとマーケティングとかビジネスに役立つ本か、あるいは人生哲学のような本がよいのかと考えつつ、
「どんな本がいいの?」と聞き返したところ、
「いや、空手の本です」と拍子抜けの話でした。
やっぱり私に借りる本は空手の本ですよね。(まあ、一番得意なジャンルですし)
12/23(木) 年末の挨拶周りで毎日が慌しい。
空手も25日の昇級試験&忘年会の手配も終わって、当日の楽しみを待つのみ。
今年もあとわずかですが、空手は年末は最強戦士Kわさんがこちらに帰郷するので、名古屋支部の
みなさんを誘って一緒に稽古するのが楽しみです。
12/29(水)〜 日記内容はこちら
● 2004年11月
2004年11月
11/3(水)
本日はS道会館の新人戦でした。
出場したW辺さんをはじめ、応援に来られたみなさん、お疲れさまでした。
最年長、最軽量、他流派と条件が悪いなかで、重量級にエントリーしたW辺さんの勇気には、なかなかおそれいります。
W辺さんの試合をふりかえると、一回戦のH選手は地味ですが穴のない選手でした。
2回の延長戦を含めて計5分のハードな試合でしたが、苦しい接戦の中、渡辺さんが最後まで諦めず粘り勝ちでした。

2回戦は182センチ90キロと巨漢の相手で身長で10センチ体重で20キロの体格差があります!
やはり、厳しい戦いとなりました。
正面から打ち合わず回りこむ作戦でしたが、思いの外キレのある重い突き蹴りはガードごと吹き飛ばすほどのパワーがあり、
苦戦の末の判定負けでした。
一発一発でW辺さんの体がグラッ、グラッと大きく崩れます。
攻撃力が圧倒的な上に攻撃しても効かないという、八方塞がりな試合となってしまいました。

その後は、恒例のとりとり亭でのごくろうさん会となり、3次会まで皆で行ってしまいました。
飲み会でも皆さんがいろいろ今回の課題を話されていたのですが、私自身の課題を少し書きます。

@大きな相手と打ち合う中では特に突き蹴りの威力が必須であり、それを養うにはどうすればよいか
ウェイトトレーニングでパワーアップ&体重アップして当たりを強くするのがフルコン空手の本当はセオリーなのですが、これは稽古時間の中では難しいので、皆さんそれぞれの時間と熱意との相談となります。
(私の個人的な考えでは威力は筋力で出すのではなく、重力で出さないと年齢を重ねる毎に衰えてしまうのではないかという筋トレ逃避主義な事もありますが、やるべきだと考える方はどんどん筋トレをして下さい。私のせいで空手がつまらなくなってしまってはいけないですから。)
筋トレ以外で基本稽古の際にも、大きな相手をイメージして、それを倒すつもりで一本一本突いたり蹴ったりする事が威力アップにつながると思っています。
威力とスピードを追求せずに漫然と基本をやってしまう事が多いという事が反省ですね。

A試合にでられた方で緊張される方なら理解出来ると思いますが、メンタル的な要素が試合のなかでは大きいので、いかに緊張しない心をつくるか。
メンタルトレーニングって難しいですよね。
最近読んだ桜井章一氏の本で書いてあった事ですが、平常時(練習)と本番(試合)との距離を短くしておく事が出来るのが平常心であります。
平常心を養うには平常時の組手の練習でも押忍の十字を切る挨拶の時など、試合(本番)で強敵と向かいあった事を想定したりして、迷いを断ち切る心を養うような稽古する事が重要だと思います。

本番を「常」と出来る平常心を養う事が私にとっては課題となっています。
それが生活にも活きる空手になるのではないかと私は思っています。

11/14(日) ヤンキー先生こと北海道余市高校の義家弘介先生の講演を聞きに弥富高校へ行ってきました。
義家先生の講演を聞いて感じたことは、本当に不良といわれる子達の気持ちを身をもってご本人が体験しているので
理解しており、それに対してなみなみならぬ愛情と情熱で接する事が出来る方なんだと感服しました。
真正面から子供と接するのには本当にパワーがいる事で、根気がいる事が多いのでしょうが
子供嫌いっていう方は、この根気がないって事なんでしょうか。

幼稚園くらいの頃は普通自己顕示なんてしなくてよいはずなのに、それをしなければならない子が沢山いる、
友達を叩いたり人の話をわざときかなかったりするのはそんな自己顕示であり、それは周りの環境の愛情が欠如してる部分が
大きく、そのまま大きくなった子は不幸です。
バリバリの不良だった義家先生は一度高校を退学になり、中退者も受け入れる余市高校に入学し、寮に入ったそうですが
当初は不安で一人になれば不安のあまり泣く事もしばしばだったそうですが、不安の分だけ、学校では舐められたら生きて行けないと思い、一層強がってツッパったという日々でしたが、恩師安達先生にめぐり合って、少しづつかわっていったそうです。
その人生の話には会場みんなが涙なしには聞けないものでした。

あと、印象に残った話としては、生きる意味をわらかない、死にたいと言っている子に毎年、鮭の産卵を見せてあげるそうです。
何も言わずにずっとその産卵を子供と二人で見るそうなのですが、
鮭は川の激流に逆らって川上りをするのですが、より安全な上流で産卵をしようと、己の体を岩にぶつけたりして
傷だらけになりながら、傷口を腐らせ、ボロボロになって、やっと上流で産卵し、そこで息絶えて、死んでいく。その屍をカラス達がつついている・・・そんな光景です。
自分の命をかけて子を思い、ボロボロになってまでして安全な場所で子を産んだらそのまま死んでいく姿には、子供達も
考えさせられるものがあるという事でした。
いつか私も鮭の産卵を見てみたいと思いました。
11/16(火) 今日は神戸に出張でした。
仕事も予定どおりに終わり、事務所に戻るには遅すぎるので神戸の街を少し歩いてみました。
神戸駅前に湊川神社という立派な神社があったので何も知らずに立ち寄りました。
地元では有名らしいのですが、楠木正成(大楠公とこちらでは呼んでいるらしい)のお墓があり、おもしろくなって宝物殿にも入ってみました。
大楠公は後醍醐天皇の朝敵の鎌倉幕府軍と少数ながら知略で何度も蹴散らした知勇そろった武将だったそうですが、
朝敵となった足利尊氏と交戦し、湊川神社付近で自刃して果てたそうです。
その後、お墓らしい墓もあまりなかったそうですが、水戸光国(いわゆる肛いや黄門さま)によって正義と忠義をもった武士の鏡という事でまつられるようになったそうです。
その後、維新の志士達の尊王思想にも大いに影響を与え、明治になって湊川神社に御鎮座成りました。


夜は友和会神戸支部にお邪魔させて頂きました。
支部長であるM和先生は日ごろは精神科医をされる傍らで空手も指導される文武両道を地でいく方です。
そして私のビジネス鞄を開けると何故かジャージとファールカップが!!
誰だ!こんなのを首尾よく空手セットを入れたのは!という事でラッキーな事に稽古に参加させて頂きました。
この日の神戸支部はお子さんが15名くらいに大人の方が5名でした。
S東流とS道会館で黒帯を修められているM和先生の動きに私は感動しつつ、一本組手の際には
サバキを教えてもらう事ができて、とても勉強になりました。
最後は神戸支部恒例(だそうです)の1分スパーリングを20本ほどやりました。
大人の方はみなさんM和先生と稽古されているせいか、かなりハイレベルでした。

23歳の女性であるA内さんは、最初は私も紳士として怪我させないようにというつもりだったのですが
ローキックの重みから下突きの威力まで気を抜けば倒されると感じる男性顔負けのもので、
また打たれ強さも男性並みでした。(こんなに褒めると女性には失礼なんでしょうか?)
一本組手の稽古の際にM和先生が女性なのにバンバン蹴っているのを見て、ちょっと当たりが強すぎるのではと
紳士の私は感じていましたが、彼女との組手になって初めてその理由を理解する事が出来ました。
後でA内さんにお話を伺ったところ、空手の他にもシュートをされているとか…
末恐ろしい女性でした。

そしてM和先生とも初めてスパーリングをする事が出来ました。
本部で他の方との組手を拝見した事があったのですが、レバーに繋げるコンビネーションが多彩だというイメージでしたが
今回組手をさせて頂いて想像以上でした。
そして何より素晴らしいと思ったのが一発一発は強く打てるのに、あえてそれはせずに、常に私の攻撃に対して
技で返されていた事です。
相手の力に対して適当に体で受けてもっと強く突き蹴りするというのは誰でも出来ますが動きと技で柔らかく返すには、
かなりの技量が必要となります。
相手が技があって自分の技がついていけないと、自分の方は力に頼る組手をしたくなります。
私もM和先生の動きについていけずに力でいってしまいたくなるのですが、それだと技が磨かれないので
技で返す事だけを気をつけて組手しました。(これが楽しい!)
そんな組手を何気なくされるM和先生を心にくく思いました。

次回は名古屋に来られる機会があれば、ぜひ我々の稽古の指導にも来て頂く約束をして帰ってきました、

T村さんに指摘されましたが、今回の神戸は空(手)出張ではありません。あしからず。
11/20(土) 今日の空手はスパーリングを1分づつで30分くらいノンビリと行いました。
組手の稽古は真剣にやるのも良いのですが
@疲れるので短い時間しか出来ない→稽古数が少なくなり上達が遅い
A真剣に叩き合うとケガが多い
B新しい技を試しにくい
といったデメリットがあります。
そこでゆっくり沢山組手して技も増やせるという主旨で30分ライトスパーリングをしてみたのですが
これはどちらかとういうと有酸素運動になって、痩せるのに一番です。
しかも組手の数もこなせるので新しい技の開発にも役立ちます。
倒そうとか勝とうとかいうと力みが出てすぐ疲れ技の開発も出来ないので、その意識を消すのがポイントですね。
11/22(月) 50円コロッケのフランチャイズ「コロちゃんのコロッケ屋」の小竹守社長の講演をききました。
起業から10年(という事は私が働いた年月と同じ・・・)でFC店が約600店舗という勢いで拡大しているそうです。
そして食料難のケニアにも店舗をオープンされたりする、その社長の考え方には利益第一主義ではなく、
人間を大切にする考え方を感じました。
店長を一人づつこれからケニアに研修に連れて行って、自分達の提供するコロッケをケニアの子供達がこんなに喜んで
食べているという事を見れば必ず店長達は感動するはずだとおっしゃっていました。
利益で管理しても人のモチベーションを上げる事は出来ないが、ケニアの子供の喜ぶ姿や、人の為、社会の為・・・という
正しい事をしているプライドからモチベーションをつくりたいというお話でした。
世界社会フォーラムの話を少しだけおっしゃっていたので、その内容にも興味が出てきました。
11/23(火) また空手に新しく会員さんが来てくれました。
マンガ喫茶遊U空間軍団がT一ちゃん、Uご君に加えS木さんが来てくれて3名。
勢力拡大中です。
11/24(水) 今日の稽古は例によって30分のスパーリングをしました。
だいぶ皆さんペースが掴めてきたようで、みんないい汗をかいて、稽古場の大きな鏡が熱気で曇ってしまいました。
T一ちゃんはこのスパーリングで新しい技を発見したらしく、いい膝蹴りを放ってました。
T村さんも体がすっきりしたと言ってみえました。
しばらくはこの稽古でいきたいと思います。
● 2004年10月
2004年10月
10/1(金)
今日の稽古は3ヶ月ぶりに剥離骨折から復活したT一ちゃんが出席してくれました。
組手の稽古でS田さんの突きがW辺さんの口下に当たってしまったのですが、W辺さんが「唇と貫通してしまった」とおっしゃって、
見てみると確かに口下から流血があり、口中から流血しています。
T一ちゃんの次はW辺さんか!?と慌てましたが、急患として診てもらったところ、貫通ではなかったようでホッとしました。
安心したW辺さん、S田さんと「とりとり亭」で徹底消毒して帰りました。
10/4(月) 職場でガムを噛んでいると、奥歯の十字の金属の詰めものがとれてしまいました。
これはマズイと思って、もう一度奥歯にはめて仮戻ししておいたのですが、お昼になって、それを忘れて天ぷら定食を
ガツガツ食べたのが運の尽きでした。
食べ終わってふと気付くと、歯の詰めものが見事にありません。
天ぷらと一緒においしく食べてしまいました。
お尻から出てきたら歯に戻せますね〜
10/9(土) 稽古に東郷体育館へ行くと、台風が近づいているため利用不可となっていました。
Sじさんのはからいで職場の会議室で稽古させてもらました。
さすが職場でも休み時間に稽古しているというだけあって、ミットも完備しています。
W辺さんはS道会館の試合に出場を決めて気合が入っていました。

午後は静岡支部の皆さんと飲むために高速道路を静岡へ移動。
浜松くらいまでは良かったのですが、台風の為、高速封鎖で吉田インターで強制的に一般道へ。
根性で御殿場まで行きました。出発が2時半で到着が8時と休憩もなく長時間運転となりました。
飲み会にも遅れて参加でしたが、懐の深い静岡軍団ですので、楽しく飲みカラオケさせてもらいました。
予定通り、そのまま酔っ払ってさんちゃん邸に泊めてもらました。
さんちゃんは、私のために飲み会を企画してもらい、新婚にもかかわらず泊めてもらい感謝しています。
10/10(日) 静岡支部のかめちゃん、H本ちゃんと久しぶりに一緒に稽古しました。
面白かったのがムエタイなどでよく見る首相撲。
こうも簡単に人を振り回せるものかと思いました。
H本ちゃんの足掛け下段払や前に出ながら間合いを潰してのコンパクトローなど新たな刺激を受けました。
10/12(火) 先週月火曜と寝起きに少し腰が痛かったのですが、職場で話していたら早めに処置したほうがいいと整体を紹介されました。
面白そうなので整体に行ってみました。
健康保険が利くのでラッキーな医者です。
先生に「左の骨盤が上がっている」と言われてゴキッとやられました。
これで良くなったのか最初から痛くないのでわかりません。
明日も来いと言われたので行ってみます。
10/13(水) 今日も整体に行っちゃいました。
骨盤と背骨と左肩を調整されました。
その後、空手の稽古だったのですが、体がだいぶ硬くなっているのに気付きました。
整体のせいだろうなと思い、開脚してグイグイと柔軟していると、「ゴキッ」と股関節から音がしました
後からT一ちゃんに聞いたのですが、整体してもらった後は体が正しい骨格に馴染むように2日は体を動かしちゃダメなのが
常識だそうです。
そういわれると、整体の先生に脚を組まないように注意されました。
Y内に「脚を組んじゃダメなんだから空手で脚を振り上げたりしてたらもっとダメでしょ」と言われ納得しました。
もう時既に遅しかもしれませんが、大人しく数日は過ごそうかなと思っています。
しかし左足のカカトのシビレは何故なんだろう。
整体の失敗なのか、正しい骨格に体が馴染むのに時間がかかっているのか。
どうも前者な気がしてなりません。
10/15(金) 12月にK真の静岡の大会があるので申込をしようと思い電話してみたのですが
「内部で行う大会ですので他流派は参加できませんよ」との事でした。
W辺さんが試合が近づいて気合が入っているのに私は出場する大会が見つかりません。
昨年12月初に出場したMACさんの試合も今年はまだ募集してないですし・・・
10/16(土) 今日はシンガーソングライター古代さんと空手メンバーでカラオケに行きました。
古代さんがフォークソングを連発する中、ユミさん、W辺さんもレパートリーが豊富なところを見せてました。
遅れてT村カラオケ5段と奥さんが登場!
残り30分というところでの登場だったので、まだまだやりたいところでしたが、4時間経過していましたので、やめておきました。

その後夕飯を食べに行ったのですが、T村さんが押忍の心について語っていました。
十字をきる時(まさに押忍の動作)に迷いを断ち切って物事にのぞむ、その心を仕事でもやらねばならんのだという話でした。
仕事で押忍の心が不足している私ですので、稽古でもっと押忍の心を鍛えて仕事に活かさねばならんと思いました。

T村さんは「小泉首相が空手を重んじる政策をとれば、俺は自民党に一票いれてもいい!」と今日も大胆な発言をしていました。
さらに宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統にまで話が及び、(古代さんは大のヤマト好きで芸名も主人公古代進から
もらったそうです)「今の小学生が天動説を信じてしまっていたりロマンがない奴が多いのは宇宙戦艦ヤマトを見ていないからだ!」
とガンダムを批判してヤマトを絶賛し楽しい宴が終わりました。
10/17(日) N山大の少林寺拳法部の幹部交代演武会にOBとして行ってきました。

いろいろ10年程前の自分の拳法部時代を思い出しました。
1、2年の時は怖い先輩達が居なくなって清々してました。
3年の時は自分達が幹部になるのでクラブをリードしなきゃいけないとかなり意気込をいれてました。
4年の時は部活を引退するので、拳法部も終わるとセンチな気になりました。

相変わらず上下関係もハッキリしており厳かな雰囲気で稽古しているようで、根性のない私があの厳しい雰囲気の中でよくもまあ四年間稽古したなと、不思議な気持ちになりました。
拳法部の中では楽しい事より嫌な気分でいる事のほうが多く、しぶしぶ所属して稽古していたのですが、
今はその仲間でカラオケに行ったり空手やったりと楽しく過ごせていますので、本当にやって良かったと思えます。
当時は嫌だった事が終わってから価値が出てくるなんて、おかしな話なんですけどね。

部室の倉庫に私が学生時代の合宿の写真がたくさんあって、懐かしくて持ちきれないほどアルバムを借りてきてしまいました。
いつか写真を整理してホームページに拳法部時代のコーナーを作りたいと思っています。
10/18(月) 今日の中日新聞朝刊の記事は、名古屋の星ドラゴンズの日本シリーズの結果と、更にそれよりも大きく自衛隊の海外派遣の反対を後藤田正晴が論じた記事でした。

拳法いや憲法9条1項
本国民は,正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求
(ききゅう)し,国権の発動たる戦争国家によって行われる戦争で,正式に宣戦布告(戦争開始の宣言をすること)がなされた戦争を指す)と,武力による威嚇(いかく)又は武力の行使は,国際紛争を解決する手段としては,永久にこれを放棄する。

これを変更してしまってはいかん、その理由はアメリカが日本に今回のイラク戦争のように軍事行動を強いられる事があった時に必ず国民を多く死なせる日が来るという理由でした。
過去に朝鮮戦争時にも米国の要請で機雷掃海の為に海上保安庁の船を極秘裏で出動させ、うち一隻が沈没して戦傷者を出したが発表はしなかったそうです。(明確な違憲のため)
当初7万5千だった警察予備隊(自衛隊の前身)を32万にしろとアメリカに要請されたが朝鮮戦争に行かせようという狙いと感じて断った過去があると書かれていました。

第二次世界大戦は根本的には人種差別を受けた中での戦争だという意見を聞いた事がありますが、仮にも戦地の前線に日本兵ばかりをあてがうような状況にさらされたらどうするのかという事でした。

以前は友和会静岡支部には自衛隊勤務の方も何名がみえました。
もし私が自衛隊に勤務していたとして、日本に攻めてきた敵と戦って死ぬのならまだ納得がいくでしょうが、アホみたいなどうでもいい利権のための戦争に借り出されて死ぬのなら、死にきれないものがありますね。
10/20(水) 今日は大阪出張でした。
台風が直撃で新幹線が不通となり、新大阪駅で5時間の待ち時間をお客さんと過ごして、なんとか帰ってきました。
しかし、お客さんとは親密になれて良かったです。
10/21(木) ITS世界会議に行ってきました。
ITSという事で自動車を便利にするための仕組みをトヨタや日産など自動車メーカー、部品メーカーをはじめ、PanasonicやNEC、三菱電機など有力メーカーがこぞって展示してました。
10/26(火) 国家公務員の人と話をする機会がありました。
東京の官僚は全体的にメチャクチャ働いているようですね。
そのハードさについて行けずに自殺する人もいるそうです。
精神的に参っていても誰も周りの人が手を差し伸べない状況があるのでしょうか。
精神的に死にそうになってる人にかまわず、自分の仕事を進めなければならないって、普通のセンスから考えると異常な話です。
「(その人が)沈みそうなので、助けてあげたいが、助けると自分も沈む」と言っていた人もいました。
全体的に仕事の量が異常に多いのでしょうが、誰もが真面目なのか出世の思いが強いのか、仕事の量が多い事にも我慢して不満ももらさず頑張ってるようです。
仕事に面白みがある内容なら死ぬわけないでしょうが、そうでないとキツいでしょうね。
10/27(水) 水曜はセラフィアという場所で空手の稽古をしているのですが、終了後に「腰が痛い」と言っていたT一ちゃんの話を耳にしたセラフィア管理人さんぽんさんが「音叉をやってみようか?」とおっしゃいました。
「音叉?」本来は音楽の楽器のチューニングをする道具のような物なのですが、さんぽんさんはそれを人間のチューニングに使うらしいのです。
鉄のカラフルな棒が10本くらいあり、それぞれの棒に「督脈」など経絡の流れが書いてあります。
T一ちゃんを立たせて、二つの棒を叩いてチ〜ン!チ〜ン!と鳴らしながらT一ちゃんの体にそわせて動かしています。
さんぽんさん曰く、体の気の流れが悪いところでは棒の音の伸びがないそうです。
別にマッサージをしたり体に触れた訳でもなく、棒を鳴らしていただけなのに、しばらくするとT一ちゃんが
「腰が少しかるくなったけど、疲れてきた。」と脂汗をかいていました。
ところが翌日、すっかり腰がよくなったらしいのです。
東洋医学なのか、不思議な治療でした。
10/30(土) Y内が稽古に持ってきた体重計にのってみたところ、体重が3キロほどアップしていました。
以前に比べてミットをやっても疲れます。
体年齢も5歳も3ヶ月前よりアップしてました。
以前はY内と10ラウンド以上は2分のスパーリングをしていたのでグッと痩せる事が出来たのですが、またやらなきゃダメですね。
10/31(日) 水谷修という先生がNHKで特集されていました。
ヤンキー先生こと義家弘介先生もそうですが、熱い先生の真剣な話はグッとくるものがありました。
深夜番組だったので寝るのがおそくなってしまった・・・