今回は、「国体におけるアンチドーピング」についてと題し、講師に日本体育協会スポーツ医.科学委員会、アンチドーピング部会山澤文裕先生よりご講義いただきました。平成15年より国体においても、いよいよドーピング検査が導入されます。いかにしてドーピングを無くすか考え、低年齢層の選手の出場する国体であれば、若いうちからの指導により正しい知識と理解を深め撲滅していこうとするものであると考えます。

また、トレーナーとして、選手に最善のアドバイスが出来るよう私自身、より一層の知識を習得しなければならない事を痛感しました。

エルゴジェニック(運動能力増強)効果を得る為に薬物、栄養補助食品などを利用するものが多く、今日においては身体に不利益を与えるとする化学物質を国内、国際的禁止するためにする為、また公平な競技が行われる様、その禁止物リストをもって規制しております(2003.3現在ではIOC規則に従う。2004.1にはWADAよりリスト公開予定)。これは長大なリストであり、専門的な知識がないと理解し得ないものです。言い換えると通常の医師に指示を仰いでもおそらく分からないであろうと思います。在住の近くにスポーツドクターいれば相談して下さい。または日本体育協会アンチドーピング委員会に問い合わせてみるのも良いでしょう。03-3481-2240一番怖いのはドーピング目的ではなく普段使用している風邪薬や常備薬など、不用意に口にしドーピング検査で引っかかることでしょう。サプリメントも然り、特に海外の成分表示のされていないものは問題外です。「そんな事するはずがない」「私には関係ない」ではすまなくなるのです。かりに間違いで服用したものから陽性反応がでると、蛋白同化剤、ペプチドホルモン、類似物質及びその同族体であれば初回2年間の出場停止、2度目で永久停止となります。カフェインなどの興奮剤であれば3ヶ月〜1年間の出場停止となります。詳しいリストに関しては財団法人日本オリンピック委員会を参照ください。

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