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1月5日 土曜日
 
鹿島 (甑島)
よどうし

釣果 16枚

むさし

鹿島釣行記
投稿日 : 2008/01/06(Sun) 10:57
投稿者 む さ し
おはようさんどす。昨日はあれから2枚お造りにし、残りをワタだけ出してどたばたと
おっつうの実家詣でに行き方でした。(あまり行かない(笑)。結婚今年で20年になりますがお泊まりしたことは一度もない(大笑)。)ま、そんなこた、どーでもいいか。お待ちかね釣行記をば・・・。

どうしても弁慶に乗りたいという県外のお客さんが来ているからとのことで2時出船という。1時半に行ったらもうみんな揃っていてあちきが最後!すぐに出港とあいなった。
そんな早く瀬上がりしても寒いしやることないし(今日はエギングはやらないと心に決めていた)ゆっくりでいいよぉ〜、との心の声を知ってか知らずかいつもよりゆっくりと渡しているような気がする。最近のパターンとしてあちきは池屋、かぶっていたらエガ瀬。今日もそんなとこだろうと思っていたら断崖のあとよどうしで誰も降りようとしない。船頭の「誰も行かんとや!?」の声が少し苛立っているように聞こえたので「ボクが行きましょうか?」と降り立った。よどうしの攻め方は知っているし,魚影の濃さも解ってる。ぼうずはあるまい、とふんだ。でも実はよどうしにのったのはそれこそ長男を初めて甑に連れて来た6年間に一回乗っただけ。よーし、あの時のリベンジぢゃあ!
渡礁は何時だったか確かにとけいを見たのだけどはっきりとした記憶がない。寝ぼけていたのかなあ。。コマセを作り、ゆっくりとおにぎりを2個食べて,星を見上げて過ごし、更にタモやスカリの準備は言うに及ばず、ロッドの置き場作り,更に(普段はしない)ロッドを伸ばしハリスや針まで結んで臨戦体勢を整えた、が、それでも夜明けはまだまだ。ようやく5時半になって恵比寿さまに今年の釣行の安全と爆釣を祈願しビールを捧げ乾杯した。まだ真っ暗、日の出は多分6時半頃だろう。明るくなるのは7時かな。朝まず目のデカバンを、と考えたが、ごぞんじよどおしはひたすら撒くことを要求される。それなら暗いうちから撒き込んじゃえ!との考えで乾杯のあとすぐに撒き餌を開始した。はよ明るくならんかなあ、と空を見ながらひたすら撒いた。(本日の撒き餌一日分は、オキアミ2角、遠投グレ2本、パン粉1袋。このブレンドは意外と良かった。遠投も行けそな感じでした。)
切りがいいので、と7時半まで丁度2時間撒き込んだところで魚は見えぬが実釣開始。本日(年頭初釣り)の第一の目標は勿論一枚必ず上げること。次に数を釣る(互助会をはじめ配りたいところがたくさん)こと。更に、あわよくばデカバンを。
スターティングタックルはパワートルク2号に道糸2.5号、ハリス2.5号を2ヒロでおなじみのG2負荷の飛ばし浮きつき固定しかけ,ウキ下は2ヒロで、さあ、いざ!
海面は前日までのウネリが残り時々大さらしが出来る。「際ぢゃっと〜」と堀口船頭の口調を真似してつぶやきながら瀬際に瀬際にと仕掛けを誘導するが当然のごとく落ち着かず波と一緒にあっというまに沖へ払い出されてしまう。瀬際30cmをキープすることなど全く不可能。ああ、そうか。これが解っていたから常連さんたちが降りようとしなかったんか・・・。ま、でも状況にあった釣りをするのが藤園一家さっ!と波の周期を見、なるべく近くをキープするよう心がけた。ウキに全く変化は無かったが仕掛けを回収してみると一投目から餌を取られている。迷わずウキ下を1.5ヒロに変更し第二投。右の瀬際近くでウキが入り、合わせをくれた。すんなり上がって来たのは30cmのオナガ。おろ!?ちっちぇえ。でも初釣り初物。大事に大事にぶり上げた。とにかく数、数!とつぶやきながら手返し早く釣りを続ける。アタリはやはり瀬に近いところに集中する。すぐに次がかかり、こんどはちょっとした抵抗があったがそこは極太タックル。強引に浮かせてみると結構でかい。初タモ出しで40くらいか。上げた魚をそのままにこませを撒きに釣り座に戻り、それから針を外しスカリに入れて、と、この動作のくり返し。棚はどんどん浅くなり一番浅い時で矢引にまでなった。第一目標の二ケタはあっというまに達成。10枚目を取り込んだのは8時半すぎだった。サイズは35cm弱のグループと38cm前後のグループと。オナガは最初の一枚だけ。あとは全部クチブーだった。でも不思議なことに、こんなに入れ食いと言ってもいい状態であったがそれでも確かに瀬から離れると喰わない。1本先でウキにコマセを被せても全然反応がない。注意深く観察すると、どうやら沖に払い出しているのは表層だけで岩に打ち付けたコマセはオーバーハングした瀬際で溜まっているようなのだ。なるほど!よどうしの正体見たりっ!!
10枚前後上げた頃から若干喰いが渋くなって来たのもあり、磯を休ませがてら仕掛けを変更。3B負荷のウキに替え、コントロール重視。アンカーになってもらうためマイナス3Bの水中ウキをかませた。クチブーしか来ないのでハリスは2号に落として、さあ再投入。答えはすぐに出て2、3枚ぱたぱたっと釣れた。仕掛けの落ち着きもはるかに良くなり、自分なりに想像したことも実証出来て大満足。
でも時間とともに流石に棚が深くなり(それでも竿1本までは行かなかったけど)ペースもダウンした。底わきの状態なんだろう、仕掛けが上手く入ると喰ってくるが沖に払い出されちゃうとアタリが無い。藤園さんなら上手に喰わすんだろうなあと考えながら暗中模索。ウキをしぶしぶに沈めてみたり、さらに重くして沈め釣りをしてみたり・・・。さらにおもりだけの脈釣りで瀬際をやってみようかともおもったのだけどそれはしなかった。でもくまさんの言う通り、やってみたら面白いかも。
10時前、親和丸が見回りに。断崖でのやりとりが遠く聞こえる。「そうね〜いかんねぇ・・・」  おっ、断崖苦戦してんだ。多分さらしが大き過ぎでいつもの釣りが出来ないんだろうなあ・・・。でもそれならこっちも同じ、やっぱおら、うまい??うん、少なくともへったくそではないわいな。帰ったらかんとくっつにそう言わんといかん。な〜んてことを考えたていると、親和丸がやってきて「型はみたね〜??」。両手で大きな○をかく。「ここは今からじゃっどー」との声。この時点ですでにすかりには15枚。今から今まで以上に釣れるとなると今日は一体・・・!!??な〜〜んてことを考えるのがいけないんだろう。ここから意に反して釣れなくなるのは世の常のようなもの。今回もご期待どおり、そのあとばったり生体反応が途絶えた。不思議なもんだ(笑)。
ウキに全く反応がない、餌も全く齧られない。そんな時間が続いたので、ここで撒き餌のおかわり。時刻は10時半。30分竿出しを止めてまた瀬際に撒き餌を集中する。ハリスを替えて不意の一発にも備えた仕掛けの内容は多分今日の状態に一番合っているように思えたのでそのままの水中ウキ使用半誘導仕掛け。
11時再開。潮が引いて足元の様子が変わり更に瀬際へ仕掛けが落ち着かなくなっている。しょうがねえなあ、と少し沖に流れたウキを見てたらきゅぅ〜〜と入った。やりぃ!とばかり戦闘開始、ごんごんごん。???・・・バリだった(笑)。その昔長男とよどおしに乗った時はクロボウズでバリばっかだったなあ、と懐かしく思い出す。みそ漬け用に締めて血抜きをしてクーラーへぽいっ。沖はバリか。なればやっぱり際しかない。でもなかなかアタリがなくようやく拾ったアタリは上品な引き。やった、とばかりにやり取り開始、すぐにふっと軽くなる。針外れ。実は恥ずかしい話し針を切らしちゃって昔買ったまま使っていなかったヴィトムの4号を使っていた。小さすぎで抜けるような気がしてたんだ・・・。でも無いものは仕方ない。ちゃんと道具を補充していなかった自分が悪い。
ばらすとアタリは続かない。すっぽ抜けを2、3回繰り返しいい加減嫌になっていた頃ようやく掛かって久しぶりのやり取り。おお、いい引きするぢゃん。で、あがってきたのはサンノジ(泣)。以前も書いたがこの魚、すぐに処置すればほんと美味しい魚である。生き締め血抜きワタ出しまでしてクーラーへぽいっ。(かんとくっつは食わんかもしらんが、ポン酢で最高だったよ!!)
そのあとは何とか1枚クロを追加したところでそれが全釣果となった。初釣り16枚。十分な釣りでした。
実はモンスター対決が1回。11時過ぎ。ちょっと沖目でウキが入り、合わせると瞬時竿をひったくられた。でも2号ハリスで替えたばっかりだったしタックルに絶対の自信があったので10cmもくれてやるものかとと右のはえ根に向かうクロの動きに真っ向勝負をかけた。全然こっちを向かない。2度、3度とぐぐっ、ぐぐっ、と締め込んでいく。でかいぞ、これは。と気合いが入る。自分を鼓舞するように「絶対糸はくれんぞ!」とつぶやきながら両手でロッドを持ち腰を落とし耐える。いつものタックルだったらとっくにラインフリーをしているところ。頑張れ、がんばれ、と耐えるのだが一向にこっちを向かない。しばし時間が流れたあと残念!ふっ、とテンションが抜けた。あっちゃー,やられた。ハリスかいな?と仕掛けを回収しようとするとなんと高切れ。それも道糸ハリスの連結部のちょっと上でぷっつり。あああ、大事な藤園ウキが流れていく。パラソル、パラソル、と慌ててウキ取りパラソルを出そうとロッドケースに手を掛けたがポケットのファスナーが潮を噛んでいて開かない。なってこった、こんな時に。見る間にウキは沖へ流され,バイバイ(大泣)。くっそー、ばかケース。くびぢゃあ!!とロッドケースの買い換え決定(笑)。
しかしでかかった。またもや大師匠の称号が目の前だったのにチャンスを逃してしまった・・・。難しいもんだな、魚釣りは。でも、あのやりとりに悔いは無い。あれぐらい溜められなければオナガの60cmは絶対取れない、と思う。後悔が有るとすれば道糸のラインチェックを怠ったこと。ハリスを替えたときにほんのもう少し上まで視点を伸ばし道糸をチェックしておけば防げたラインブレイクかもしれなかった。藤園大師匠の釣りへの姿勢を思い出すことだった。師匠はラインが瀬に触れたりすると必ずチェックし,少しでも怪しいと思ったら躊躇無く切り捨てる。ハリスに少しでも何かが触れたら必ず変えるし2、3枚釣ったらノートラブルでも必ず変える。回収の時に針先が少しでも瀬に引っかかったりしたら即変更。徹底していること、もの凄い。50mのハリス、1シーズンに何本か使うと言っていた。おいらなんざ何年もつか・・・(笑)。仕掛け作りが早く,ノンストレスな師匠だから出来ることなのかもしれないが、でも、こういう後悔をしたくないがための最低限の努力なのだろうなあ、と今回は本当に感じ入った次第でござった。
瀬際の波がなんとなく大きくなったなあ、と、ふと沖を見ると一面白波立っている。
もしかしたら早期回収も有るかも、と早めに魚の処理にかかっていたら案の定親和丸が近づいて来て「せんせー、すんませーん。今日はもうあがりまーす。」と言うと池屋の方に向かっていった。ばったばたと生き締め、片づけ磯の清掃。回収に来た船に乗り込んだ。常連さんに釣果を聞かれ、「16枚でした。」というとよどおしはよかったんだねえ、エガ瀬は2人で7枚、池屋裏は4枚だった、とのこと。おお、そっか。やっぱりおら、へったくそぢゃないぞな、っつ師匠。他の釣果は、断崖がオナガ1枚。ネンガ瀬が3人、1人が3枚、2人ボウズ。平瀬3枚、遠来の弁慶組もぱっとせず。ただし手前断崖は18枚。惜しいとこで竿頭を逃しました。やっぱり払い出す潮にみなさん苦戦された様子。それにまだまだ瀬ムラもあったのかもしれません。
でも、やっぱり鹿島は最高!かんとくっつ曰くのへったくそ(しつこい?(笑))でも十分楽しめる。天気とスケジュールが許す限り今シーズンもどんどん行くぞ!そして次回の目標は数ではなく型で。今度こそ称号を我が手にーーーっ!!!

以上、ながながと釣行記でした、すんません。ちなみに写真は有りません。みんなよどおし乗ったこと有るし,新しい写真が撮れそうも無かったもので・・・。おまけに写真を撮りたくなるようなデカバンも無かったもので・・・。すんません。