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夙川太鼓の特徴と演目 |
| 曲構成及び使用する太鼓の特徴 | |
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【曲構成の特徴】
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夙川太鼓は数少ない関西流の和太鼓社中です。関西流の太鼓とは、能楽に代表されるように、シナリオ・ストーリーがついた曲目を、「文化譜」という譜面で表現し、文化譜に基づき、複数の種類の太鼓(組太鼓といいます)を、複数のたたき手が、それぞれ異なったリズムで演奏し、全体のハーモニーを作ります。 また、喜怒哀楽、春夏秋冬、序破急などのメリハリをつけた部分から構成され、それぞれの構成部は太鼓の種類固有の音色・響きなどの特徴を最大限に引き出しています。 |
| 【太鼓の特徴】 | 太鼓の特徴として灘の酒どころの一つ「西宮」にちなんだ「酒樽太鼓」です。これは酒樽に一枚皮を張ったものです。一枚皮の太鼓は団扇太鼓などが知られていますが、酒樽のような胴がついているものは非常に珍しいものです。又、酒樽をそのまま叩くところは全国にも見られますが、皮を張ったものは夙川太鼓独特のもので、大小4基が1組として使われます。 制作にあたっては太鼓屋さん、樽屋さん、夙川太鼓の3者で研究を重ね作り上げたものです。「夙川太鼓」のほとんどがこれで演奏されています。 |
| 演奏曲目の紹介 | |
| 演目名 | 曲 の 構 成 な ど |
| 夙川太鼓 | 夙川の四季を表現する組曲で5つの小曲から構成。 ◆一番目は「桜風」。春といえば、夙川堤の桜。桜の花がハラハラと川面に舞い落ち流れるさまを現している。 ◆二番目は「夏嵐」。蝉の声の聞こえる頃、遠くの方から雷が聞こえてくる。空には入道雲、夕立。雲の上では雷神と風神が太鼓の競い合い。やがて、雨も上がり夏の太陽がサンサンと輝く夏空となる。 ◆三番目は「秋祭」。鎮守の森の神社で祭り。笛や太鼓の音に合わせ、お神輿や山車が町の中を練りまわす。天下泰平・五穀豊穣を祈願している。 ◆四番目は「雪舞」。雪がシンシンと降る中、夙川の川面や片鉾池の湖面にも氷が張り、一面雪化粧のさまを現している。 ◆最後は終曲「四季」。 |
| 神奈備 (かむなび) |
この曲で最初に打たれるのは「シャギリ」といい、お正月などめでたい時に打たれる。神奈備とは神を迎える森の意味。神が降りてくる「産霊山(むすびのやま)」は神奈備の森に囲まれている。森の中では、「天下泰平・五穀豊穣」を願い太鼓をたたいてお祭りをしている。そこへ鬼が来て、巫女に蜘蛛の糸を投げかけ追い払い、巫女のたたいていた太鼓を横取り。しかし、巫女は神からいただいた聖なる鈴と榊を持って鬼を追い払う。 |
| 鬼太鼓 | 鬼がまだ、神だった遠い昔、鬼たちは年に一度お祭りをしていた。その鬼たちの勇猛果敢な祭りの再現。 この曲では、太鼓の上に飛び上がったり、バチを投げたり、回したり、様々なパフォーマンスがみもの。前に4つ並んだ太鼓は夙川太鼓独特のもので、酒樽に一枚の皮を張ったもの。 |
| 爛 漫 | この演目は4基の桶太鼓を床の上に置き、打ち手は両足で太鼓を挟むようにし、床に座って打ちます。太鼓を打つという上半身の力と、太鼓の固定という下半身の力のバランスが打ち手には大変な演目です。また、後半のフレーズでは、二人の打ち手が一つの大太鼓を向い合って打ち合うなど、見ていても華やかな演目です。夙川太鼓の演奏としては比較的演奏頻度の高い曲です。 |
| 輝(かがやき) | 2000年の西宮市民音楽祭のテーマ「輝」にちなんで作られた、これまでに1度だけ演奏された演目。広い会場(当日は西宮球場のダイヤモンド)に多数の太鼓を配置し、演者は駆けてはたたき、駆けてはたたきを繰り返す。 |
| 雷太鼓 | 和太鼓で表現する、雷、雨、川面のさざなみ、桜の舞い落ちる様などの短編集であり、全曲がアドリブで構成されている。 |