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| 前十字靭帯損傷の怪我を負うのは女性の方が多いという情報を聞いたことがありませんか? それはどういった原因によるものなのでしょうか?考えられる原因を知っておくことで怪我を防止することができるかもしれません。 |
| 私自身が前十字靭帯損傷の怪我を負ったときに、この怪我について素人なりに調べたり、リハビリの中でトレーナーのアドバイスを聞いて気付いたりしたことを総合してみると、女性に前十字靭帯損傷が多いのは、筋力不足ではなく女性特有の「座り方」に起因しているのではないかと考えていました。つまり、「女の子座り」と呼ばれる座り方、正座状態から両足首をそれぞれお尻の外側に出す座り方を続けていると、膝が内側にねじれた状態になっているため、立った姿勢でも膝が内側に入り込みやすくなり、前十字靭帯の損傷につながるということです。 たしかに男性でこのような座り方をする人はほとんど見たことがありませんし、通常の男性はむしろガニマタ方向といいましょうか、あぐら状態で座ることが多いので、そこの違いは明確ですから、無意識のうちに膝が内側に入り込みやすい状態になっているのは女性の方だと言えるのではないでしょうか。 しかし、これだけではすべてのケースに当てはまるとは言えないでしょう。なぜなら、一流のアスリート達には、一流のコーチ陣が付いており、素早く力強く動くための足の使い方が正しくトレーニングされているはずだからです。素早く力強く動くための膝の使い方は同時に膝の安全な使い方でもありますから、思いがけない方向からの相手選手の接触による外力が働かなければ、そう簡単に膝が内側に入り込むことはないだろうと思います。また、「過伸展」による前十字靭帯損傷も「女の子座り」では説明がつかないように思います。 そこで、さらにいろいろと調べていましたら興味深いデータを見つけました。
これらのレポートによると、「KT-2000」膝関節計測器(私の手術後の検査に使われていたのと同じかもしれない。)を用い、女性17例・男性8例のボランティア達の膝の前方移動量(前十字靭帯が伸びていたり切れている場合は膝から下が前方に移動する量が多くなります。その過度な移動をおさえるのが前十字靭帯の昨日の一つです。)と血液中のホルモンや基礎体温を計測し比較検討した結果が報告されていました。 この結果、排卵期と黄体期の女性は膝関節の前方移動量が卵胞期より増加しており、実際に前十字靭帯損傷を負った女性患者60名に対するアンケート調査で、排卵期に損傷が多いことがわかったと報告されています。 この理由として、ちょっと難しいのですが、膝前十字靭帯は「エストロゲン」と「プロゲステロン」の受容体を持っており、高濃度のエストロゲンが線維芽細胞で生成されるコラーゲンを減少させ、靭帯の強さに影響している可能性があるとのことです。 また、性周期によって集中力や感肉の反応速度にも差があることも含めて、いろいろな要素が絡み合った結果前十字靭帯の損傷が起こりやすくなっているのではないかとのことです。 女性は、「排卵期前後」には特に注意してプレーしなければならないのかもしれません。 以上。 |
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