平成19(2007)年4月〜平成20(2008)年3月 
県議会報告 ●常任委員会
平成22年度 環境農政常任委員会副委員長
平成21年度 商工労働常任委員会委員
平成20年度 総務政策常任委員会
                    (事務局長)
平成19年度 文教常任委員会委員
●特別委員会
平成22年度 産業活性化特別委員会委員
平成21年度 行財政改革特別委員会委員
平成20年度 安全安心推進特別委員会委員
平成19年度 県土活性化特別委員会委員
初登庁・初議会 リフレッシュ足柄! 県政をわかりやすく、身近に
初登庁  4月8日の県議会選挙におきまして上郡の皆様の暖かいご支援をいただきま して初当選をさせていただきました。厳しい社会情勢のなか、足柄上郡を県 内格差のない発展に導くため、5町の指導者と共に力の限り頑張っていこうと いう決意のもと、5月16日の臨時議会へ初登庁いたしました。
 この臨時議会は、正副議長の選出をはじめ、所属委員会を決定する議会で あります。選挙後の初議会のため、交渉会派(8名以上所属の会派)から世 話人が選出され、世話人会で、まずは、下打つ合わせがなされます。世話人 会では、人事について、大変揉めたようでありました。結果、民主党は、全 ての役職を放棄してしまいました。議長は、松田良昭氏(自民党)副議長 は、此村善人氏(公明党)に決定いたしました。委員会は、8常任委員 会、4特別委員会が構成されました。私は文教常任委員会・県土活性化特別
委員会に所属することになりました。また、6月定例議会では、決算委員会 の所属も決まりました。新人議員として、3委員会に所属するには、大変とも思えましたが、決意も新たにしたところであります。
 6月11日からの会期で開催されました6月定例議会は、いよいよ本格的な議案 審議が始まりました。平成19年度一般会計補正予算が主たる案件でありまし審議が始まりました。平成19年度一般会計補正予算が主たる案件でありまし た。内容は、昨年来、議論を重ねてきた総合計画の「神奈川力構想・基本構 想」が提案され、それに基づいて具体的な事業が審議されました。補正予算 額は、一般会計で372億7800万円、特別会計で1億7800万円が承 認されました。足柄上地区も多くの事業が決定されました。文教常任委員会 では、特に、高等教育のあり方が、大きく変わろうとしていること、公立の 中高一貫校創設等が大きな議論になっています。紙面の関係で詳細は、今後 の機会に説明させて頂きます。5町の地域要望を常に念頭に置き、今後の議会に臨んでまいります。次は、9月定例議会です。9月25日には一般質問をする予定です。今後とも、宜しくお願い致します。

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H19定例会・一般質問
●杉本とおる一般質問
 平成19(2007)年9月25日
H19一般質問
質問1
足柄上病院の診療体制について
足柄上地域の中核的医療機関として、診療体制の確保に向け早急な医師の確保等の対策を伺いたい。

答弁
《病院事業庁長》
(1)休診、診療制限は精神科、耳鼻咽喉科、産婦人科でございます。
(2)精神科、耳鼻咽喉科は非常勤医師、診療所の医師等にお願いしております。再開  に向け医師の確保に努めております。
(3)産婦人科につきましては常勤2名、非常勤5名で診察にあたっております。今後,  医師と助産師が分娩を行える体制づくりを進めるよう取り組みます。

■再質問
 努力していただいているとのことですが、具体的内容を伺いたい。

 産婦人科医は全国的に不足しております。私及び病院長で首都圏の大学病院をくまなく回り要請をしてまいりました。今後も続けてお願いして行きます。

質問2 災害医療拠点機能の充実について
大地震が発生すると、県民生活や社会経済活動に及ぼす影響は計りしれない。対策として県では32の「災害医療拠点病院」を指定していますが、災害発生に備え平常時からどのような取組みや、サポートをしているのか伺いたい。

答弁
《知事》
 30万人に1箇所程度を目安に32の病院を指定しています。政令市、保健所設置市に参加をいただき連絡協議会を設置して、ネットワーク構築と、災害時の迅速な対応強化に努めています。さらに連絡協議会の活動を通して災害時の負傷者の受け入れと迅速な後方搬送等、多くの県民の命を救う更なる施策の充実強化に努めます。

質問3 丹沢山系の自然保護と、野生鳥獣対策について
■その1 丹沢大山自然再生計画に取り組む進め方、推進体制について。
■その2 県は「ニホンジカ保護管理計画」を策定し、取組みを強化した。生息数を適切な状態に下げるため管理捕獲を、どのような考え方で取り組んでいるのか伺いたい。

答弁
《知事》 
 丹沢大山の自然再生計画は保全するだけでなく自然環境を取り戻す視点から、8つの課題解決のため30の主要施策と62の事業から構成されています。
 ニホンジカ固体数調査の結果、3,700頭から4,500頭生息していると推計、個体群の維持に必要な1,500頭を下回らない範囲を考え、本年は820頭の捕獲を考えています。植生の回復や被害状況などを常にモニタリングして毎年効果的な見直しを行って、被害軽減に努めてまいります。
 その他,イノシシ、ニホンザル等の対応について答弁がありました。
■杉本県議より
 植生が変わり、山が荒れれば川が荒れ、海も荒れる。県土全体も荒れます。今、山の再生は緊急課題です。すぐ結論は出ません。お聞きした方策を着実に推進していただきたい。



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