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■ヴィスバーデン■
昨夜、ヴィスバーデンに到着して眠れぬ一夜を明かした。初めての外国の地で気分が高揚し、なかなか寝つけない。テラスに出てみると、満天の星空だった。呆れるほどの星の数の多さだ。くわえてキラキラどころかギラギラと輝いていて明るい。なにかそら恐ろしさをも感じる星空だった。どうせ眠れないのならと、まだ薄暗い街に散歩に出た。肌寒さを感じながらブラブラ歩く。ヴィスバーデンは温泉保養地でホテルも多く、通りや公園もきれいに整備されている。カジノなどもあるという。1時間ほどの散歩を終え、ホテルに戻る。時差ボケもてつだって、ボーとした初めての外国の朝をむかえた。 |
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■リューデスハイム■
さて、今日から観光のスタートだ。ドイツ観光の始めはラインの川下り。リューデスハイムからサンクトゴアまでライン川をのんびり下る。このためヴィスバーデンからリューデスハイムまでとりあえずバスで移動した。到着後、時間があるというバスの運転手さんの好意で、見学コースには入っていなかったニーダーヴァルト記念碑のある丘に移動し、ライン川とリューデスハイムの街を一望。天気も快晴、素晴らしい眺めだった。30分くらい、絶景を楽しみ、リューデスハイムの街へと下りた。 |
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■つぐみ横丁■
リューデスハイムには、つぐみ横丁と呼ばれるお土産屋さんやレストランが軒を並べる有名な小路がある。なにが有名なのかよくわからないが、日本人観光客は必ずここを訪れるようだ。そういえば、やたら日本人が多いな。我々一行のほかにも、日本人観光客が大勢いて大した賑わいだ。狭い小路の建物の両側から、かわいらしい看板が賑やかに取付けられていて、メルヘンチックな感じだ。もしかしたら、この雰囲気が人気の秘密か?ショーウィンドウには、ドイツ風民族衣装のかわいらしい人形や絵皿などが飾られていた。 |
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■ラインの川下り■
リューデスハイムからいよいよライン川の川下りを出発だ。観光客(ほとんどが日本人だった。)が乗船を開始する。よくみると、なんとなく観光客っぽくない人も一緒に乗船している。ヨボヨボ(失礼!)なおじいさんとおばあさんとか、手に食料品が入ったポリ袋をもった主婦らしき人とかが我々と一緒にゾロゾロと乗船している。ん?
この人たちは誰なの? 実はこの船は遊覧船ではなく、地元の人たちを運ぶ、大切な公共交通の船なのだ。それを遊覧用にも併用して運行している。いや〜、実に合理的だな〜。 |
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 ■古城■
船はライン川のこちら側と向こう岸をジグザグに接岸しながら運行する。ライン川には橋がない。(もしかしたらいくつかはあるかも・・・)このため、ジグザフ運行が便利なのだ。行く先々の船着場は小さな村があり、かならず尖塔をもった小さな教会がある。住民はこの船でこれらの町を往来しているのだ。さて、ライン川を下りはじめると両岸に中世の古城が次々と姿を現す。ほとんどが小高い丘や山の上につくられている。なんともロマンチックな眺めだが、当時としては外敵の進入を阻むための建物だったのだ。廃墟となっている城から、今でもホテルなどに利用されている城もある。ゆっくりと下る船の上からの眺めは最高だ。
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■ローレライ■
♪なぁじ〜かはしぃらね〜ど〜・・こぉこぉ〜ろわぁ〜びて〜・・・・。突然船内スピーカーから、このメロディーが流れてきた。♪なぁじ〜かはしぃらね〜ど〜・・・・と日本語では歌わないが、たしかに「ローレライ」の曲だぞ。みると川岸に巨大な岩山というか、断崖絶壁というか、とにかくそんな風景が現れた。なに! これがあの有名なローレライ? ただこれだけ?ちょっとガッカリだな。ま、いいか。
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■ハイデルベルク■
ライン川の川下りもサンクトゴアで終わった。けっこう、のんびりしていていい船旅だった。ここからバスでハイデルベルクに向かう。ハイデルベルクは古くから大学の街として有名だ。また、ハイデルベルク城があり、ロマンチックあふれる街なのだ。それにしても日本人観光客が多いなあ。あっちもこっちも日本人だらけだ。そういう私も日本人なのだが・・・。街の中心には、ライン川の支流であるネッカー川が流れている。旧市街と新市街地区があるが、特に旧市街地区は赤い屋根の建物群が、まるで絵本にでてくる街のようで素晴らしかった。
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■ハイデルベルク城■
ハイデルベルク城を見学した。ここも観光客で賑わっていた。この古城はケーニッヒシュトゥール山の中腹にあり選帝侯の居城だったところで、結構くずれているところもあるが、どうどうたる風貌は圧巻だ。レンガの赤茶けた色がいい。中に入ると、世界一でかいビール樽があった。
ハイデルベルクでのいい話
ハイデルベルク大学の広場で目撃した感動のシーンがある。広場を、ワインの瓶を持った酔っ払いがフラフラ歩いていた。よごれた粗末な服を着、髪はボサボサのおじいさんだった。おじいさんが突然よろけて転倒し、頭を敷石にしたたかぶつけた。そのうえ酔っ払っているので、起きあがることもままならない。そこへ自転車に乗った、バックパックの金髪のお嬢さんが、躊躇なくおじいさんに近づき、助けたのだ。さらに大学前の階段までつれていって座らせ、悩み話でもきくかのように、おじいさんの背中に手を回しなにやら話していた。感動した!! こんな光景が日本でみられるだろうか・・・・。
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■カール・テオドール橋■
ハイデルベルグ市街を流れるネッカー川に、カール・テオドール橋が架る。半円形のアーチ状空間がならんだ、長さ220mの、とても美しい橋だ。橋の上を散策しながら、ハイデルベルクの街並みを楽しんだ。小高い山の中腹に建つハイデルベルク城も見える。とてもいい感じだ。そろそろ初めてきた外国の一日が終わろうとしている。ちょっと疲れたが心地よい眠りにつけそうだ。今夜はこの街に一泊する。
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