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1996.9.10 火曜日(旅の6日目)
インターラーケン〜ローザンヌ〜パリ


ローザンヌ
インターラーケンからローザンヌまでバスで移動。車窓からはレマン湖がみえてきた。きょうは、ローザンヌからTGVでパリへ向かう。残念ながらスケルージュ上、ローザンヌでは見学の時間がない。駅周辺で一時間ほど写真などを撮りながら、出発の時間待ちだ。天気は快晴。スイスから国境を越えフランスへ入る。旅もいよいよ佳境にはいってきた。

TGV
スイスにTGVがあるとは、ちょっと意外だった。TGVでイメージするのはフランスだったからだ。要はフランスのTGVがスイスに乗り入れているのだ。世界広しといえど、時速300Kmのスピードで走行する鉄道は、このTGVのみだ。日本の新幹線より速い。容姿は・・・ちょっと無骨。もっと流線型でカッコイイのかと思っていたが、なんというかゴツイという感じ。ホントに300Kmもスピードがでるのかな。で、乗ってみると、客室前方のデジタルスピードメータが確かに300Kmを表示した。とてもそんなスピードがでているような感じがしない。揺れも少ない。フランス国鉄の技術は、たいしたもんだ。

リヨン
列車はスイスとフランスの国境を通過した。ここでパスポートの提示をもとめられる。列車内でキチンと出入国のチェックが行われているのだ。パリのリヨン駅に無事到着。添乗員さんから注意がある。「ドイツ・スイスの治安は比較的いいが、フランスはスリ、置き引き、引ったくりの類が多いので気をつけるように。またフランスの水道水は日本人の体質に合わないので飲まないように・・・。」云々。「は〜い、わかりました。」ということで、バスに乗車し見学開始。まずは腹ごしらえのため昼食のためレストランへ直行!!

ノートルダム寺院
昼食のあと、セーヌ側河畔のノートルダム寺院へ向かう。車窓からパリの街並みを楽しむ。石造りの建物と石畳の道路。パリ独特の風情がとてもいい。程なくバスはノートルダム寺院に到着。ゴシック様式建築の堂々たる建造物だ。"Notre-Dame"とは「我らの貴婦人」という意味で聖母マリアを指すのだそうだ。ここはマリア様の教会だ。中へ入ると薄暗く、巨大なアーチ状の列柱が建物をささえている。不信人者の私でさえ荘厳な気持ちになり、神妙な心になるから不思議だ。薄暗さのなかに、バラの窓と呼ばれる巨大なステンドグラスが光を浴びて浮かび上がり、とても美しい。寺院は1163年に起工され1245年頃完成したという。信心深い信者の人達が蝋燭に灯をともし、静かに祈っていた。

モンマルトル
モンマルトルの丘に移動。この地区はパリの北西部に位置し、標高130mの小高い丘だ。シャンソンなどでも歌われ、往年の芸術家がこよなく愛した地域でもある。今でも、自身で描いた(と、思われる)絵を売っていたり、似顔絵を描いて生活している絵描さんもいた。実際、19世紀以降多くの芸術家がこの地に集まり、印象派など、近代美術の揺籃地として有名だ。左の写真はサクレ・クール大聖堂をバックに写したものだが、付近には墓地もある。こう書くと寂しい場所に思えるかも知れないが、どうしてどうして・・。この界隈はカジュアル店や土産店が軒を並べ大賑わいだ。加えて絵葉書やパリの案内本などを道行く人に売り歩いている商売人もワンサといる。有名なムーランジュール(赤い風車)も、この地区にあるのだ。世界から大勢の観光客がここを訪れるのだが、やっぱり日本人が一番多いようだ。かくいう私も日本人なのだが・・・・・。

午後からのパリ観光を終え、夕方ホテルに到着。けっこう疲れたが、楽しい一日だった。しかし、まだ今日の行程は終わっていない。ホテルで2時間ほど休んで、20時からディナーだ。場所はあの有名なキャバレー・リド(Lido)。スーツに着替え出かけた。シャンゼリゼ通りに面したリドは、モンマルトルのムーラン・ルージュとともにパリの2大エンターティメントの一つだ。最新のテクノロジーを駆使した舞台装置と、一級の歌手やダンサーによるショーは必見ものだ。料金は少々高いが、それなりの価値は間違いなくある。内部は撮影禁止なので写真がないのが残念。フランス料理に舌鼓をうちながら、ショーをゆっくり楽しむ。22時過ぎ、ホテルに戻った。