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2000.7.16 日曜日(旅の7日目)
アスワン〜カイロ(帰国の途)・・・


とうとうエジプト滞在最後の日がきた。
長いと思っていた旅も、あっという間に過ぎ去った。
きょうはアスワンハイダムを見学したあと飛行機でカイロに戻り、
夕方帰国の途につく。

アスワンハイダム
7:45、ホテル出発、8:10アスワンハイダムに到着。このダムは時の大統領、ガメル・アブデル・ナセルにより建設された。竣工は1964年、貯水完了は1972年だそうだ。堰き止められられて出現した人造湖は大統領の名にちなんでナセル湖と名づけられた。湖の総延長は500km、面積は5,000平方キロの巨大さだ。このダムと、下流のアスワンダムのお陰で毎年7月から11月にかけて起きていたナイル川の増水による氾濫も治水されたのだ。また水力発電もにも利用されている。ただ、問題もでている。洪水がなくなったため、肥沃な土は運ばれず、下流域の土地が痩せてしまったのだ。このため農作物を育てるため化学肥料に頼らざるを得ず、ダムができる前のほうがよかったという農民も多いという。湖面からの水の蒸発によって、気象変動が起きたとの指摘もある。さてこのダム、造ったほうが良かったのか、造らなかったほうが良かったのか・・・・・。

黄金の砂
ダム見学のあと、ガイド曰く。「途中にとてもきれいな砂丘がある。砂はおみやげに、いくらでももっていってくれ。もちろんタダ!!」。 バスが砂丘に停車し降りて見ると、本当にきれいな砂だ。色は淡いラクダ色。日本の海岸にあるザラザラの砂とは違い、かといってパウダー状でもない。手ですくってみるとサラサラと指の間からすり抜けるって感じだ。とはいえ、まさか砂をおみやげにするわけにもいかず、旅行記念として、フィルムの空き容器1個にいれ、持ちかえった。(こんなもんど〜すんの?)

カイロへ戻る
アスワンハイダムと砂丘をまわって、8:40、アスワン空港に到着。飛行機は9:40、アスワンを飛び立ちルクソール経由でカイロに向かう。機内から外をみると、延々と一面の砂漠が続く。みるからに暑そ〜。ときおり、ナイル川が顔をみせる。単調なエンジンの音と、疲れもあいまって、睡魔が襲う。一眠りだ。カイロの上空にやってきた。くすんだ大気の下に、大都市カイロの街並みがみえる。ナイル川も街を二分するように、ゆったり流れている。12:00、カイロ空港到着。7日前に着陸した空港に戻ったのだ。

バスが迷った
12:30、迎えのバスに乗り、エジプト最後の昼食をとるため、中華料理のレストランへ向かう。すぐ到着すると思っていたが、なかなか着かない。あれ、ここ、ちょっと前に通ったところじゃない? どうも様子がおかしい。それでもバスは走る。もう1時間以上も走っている。迷っているのだ。おいおい、大丈夫かよ。帰りの飛行機に間に合うの? 添乗員さんもあせりぎみ。途中バスを止め、道を訊きながら、なんとかレストランに辿り着いたのは14:00だ。なんと、1時間30分もカイロの街中を右往左往、迷い続けてた。ま、予定になかったカイロ市街の車窓見学ができたと思えばいいか。レストランで中華料理の昼食。カミさんはスイカを食べすぎて、お腹をこわした。

帰国の途
さて、エジプト旅行の行程はすべて終わり、15:00カイロ空港に向かう。
30分ほどで到着。出国審査などを終え、16:50、エジプト航空MS862便で帰国の途
についた。赤茶けた大地がどんどん遠ざかる。これから約12時間のフライトだ。
ほどなく、ほとんどの人は眠っちゃった。では、わたしも、オヤスミ・・・・・