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■ミケランジェロ広場■
朝、ホテルをバスで出発。アルノ川上流の小高い丘に、ミケランジェロ広場に到着した。広場中央には、あの「ダビデ像」とともに、台座に「夜」「昼」「曙光」「黄昏」などの彫像が配置された記念碑がたっている。もちろん全部レプリカだが結構迫力があった。丘の上の広場ということもあって、かなり寒かった。冷たい雨もすこしパラついていた。
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■フィレンツェ遠望■
さっそく、広場前方の展望スポットからフィレンツェ市街を眺める。すばらしい風景が広がっていた。某コーヒーメーカのコマーシャルにも使われた風景だ。ドゥオモやヴェッキオ宮殿の尖塔もフィレンツェ市をまもるように鎮座していた。おもわず、コマーシャルソングのメロディーを口ずさんでいた。♪ダバダ〜ダ、ダバダ〜ダ・・・・・ わかる?
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午後、ローマ到着。天気は曇り時々小雨。ローマの第一印象は道路のひどい渋滞だった。どこもかしこも車でいっぱいだ。運転マナーもよくない。というかこれがイタリア流運転マナーなのかも知れない。車列にすこしでも隙間ができると、すかさず割り込む。ずうずうしいのが勝ちの世界だ。遠慮なんかしていたら、1メートルも前に進めないだろう。我々のバスのドライバーさんも心得ていて、巧みにハンドルを右左にきりながら進む。昼食のためバスは駐車場に入る。レストランまで徒歩で移動したのだが、途中、ビックリする光景を目にした。どんより曇った空を見ると真っ黒い雲の塊が、かなりのスピードで移動している。実は雲なんかじゃなかった。むく鳥の大群なのだ。半端な数じゃなかった。こりゃまるで、ヒッチコックの「鳥」そのものの世界だ。きくと、ローマでは珍しいことではないとのこと。ご婦人たちは糞害から身を守るため、天気に関係なくパラソルを携帯しているそうだ。昼食後、我々も糞害に気を付けながらローマ市内の見学開始だ。 |
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 ■フォロロマーノ■
テヴェレ川に近いフォロ・ロマーノを見学した。ローマはどこを掘っても遺跡にあたるといわれているが、このフォロ・ロマーノも1803年以降発掘され一部復元物はあるが、ほぼ、廃墟のまま保存されている。ところでフォロとはなんぞや?フォロとは、フォーラムの語源になった言葉で公共広場の意味だ。広場に建てられた神殿や聖堂など政治の中心となった施設を含めたエリアを総称してフォロと呼ばれた。ここだけではなくあちこちにある。フォロ・ロマーノはその中でも大規模なもので、紀元前6世紀には、すでに都市機能を持っていたといわれている。廃墟なので、なにか寂しい感じがするが、悠久の時の流れが感じられる場所だった。栄枯盛衰・・・・・・。
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■コロッセオ■
ローマ遺跡というとコロッセオ。フォロ・ロマーノのすぐ東側にある。古代ローマの円形競技場で紀元前70年に建設が始まり、100年以上たった紀元80年に完成した。直径188m、高さ57mの四階建で、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式で有名だ。5万人を収容したこの競技場で行われたのは、剣闘士同士の戦いや、剣闘士と猛獣との血なまぐさい殺し合いだった。まったく古代ローマ人は、とんでもないことをやっていたものだ。みてる観客はいいが、戦わされるものの身にもなってみよ。てなこと思いながら、写真をパチリ。
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■トレヴィの泉■
バロック様式の舞台効果が素晴らしいローマで一番有名な噴水だ。いや、世界で一番有名な噴水かもしれない。「後ろ向きでコインを投げれば再びローマに戻ってこられる。」という伝説に、私もポイと投げてきた。写真は前を向いてるが、噴水は後ろなので、このスタイルでOK。さて、こんどはいつローマの地を踏めるのだろうか? ポーリ宮殿の壁をうまく利用したこの噴水は、若くして無名のニコラ・サルヴィーの設計で1762年に完成した。とにかく、ロマンチックな雰囲気の噴水だったな〜。
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 ■サン・ピエトロ大聖堂■
世界一小さな国・バチカン市国。ローマ市の中にあるバチカンは、れきっとした独立国だ。スイス人の傭兵だが軍隊もちゃんと持っている。おもちゃの兵隊さんのような姿ををした傭兵がバチカンを守っているのだ。サン・ピエトロ大聖堂は2000年紀にむけて修復中で、ほぼ全体が足場組で囲われ、ちょっと残念な姿だった。それでも、サン・ピエトロ広場は観光客や世界中からの信者でいっぱいだった。サン・ピエトロ広場は大聖堂を懐に、両手を輪のようにした回廊に囲まれている。回廊の上には70体の聖人像が立ち並ぶ。この中の一体に、日本での布教者、フランシスコ・ザヴィエルさんの姿があった。私はキリスト教信者ではないが、ザビエルさんと聞くと、なんとなく親しみを感じるな〜。
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■ピエタ■
大聖堂の中は豪華絢爛。す・す・すご〜い〜。さすが、カトリックの総本山だ。現在の建物は16世紀以降のものだが、この聖堂の前身は、暴君ネロによって逆さ磔にされた聖ピエトロ殉教の地として349年に建てられたのだ。実は、この中のあるものを密かに見たいと思っていた。あるもの? それはミケランジェロ作、ピエタだ。数あるピエタのなかでも、これは最高傑作といわれる。ミケランジェロ25歳の時の作品で、その天才ぶりを世に示したデビュー作でもあるのだ。慈愛に満ちた聖母マリアの顔が本当に美しい。台座が高くキリストの顔が見えにくいのがちょっぴり残念。しかし、本物を見た感激は今でも忘れられない。
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■カンツォーネ■
イタリアといえばカンツォーネ。今夜はカンツォーネを聴きながらのディナーだ。イタリアワインで乾杯のあと、本場のパスタを楽しみながら、流しの歌手のカンツォーネを聴く。パパロッティーにはおよばないが、いい雰囲気だ。リクエストにも応えてくれる。ここは一丁「帰れソレントへ」をリクエスト。日本人は必ずこの曲をリクエストするという。1曲5000リラ(約350円)が相場だそうだ。♪
かえれソレントへ〜 かえれソレントへ〜〜。みんなで大合唱となった。歌手のお兄さんたちは、他の外国人テーブルへ移っていったが、リクエストがもらえず、再び我々のテーブルへ。やっぱり、日本人観光客のほうが気前がいいらしい。 |
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イタリアのひとは幸せだ。なぜかって?
数千年前の遺跡目当てに、世界中がら観光客がワンサとくる。
祖先が残してくれた財産を、現代のイタリア人はうまく利用している。
私自身、相当な金額を費やしてでも、イタリアを訪れたかった一人だ。
見たいものは見たいのだ。
きょうは、ローマ帝国にタイムスリップした。
大満足!! |
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