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ぷろろーぐ

2年ぶりの海外旅行はスペイン・ポルトガルにした。実は昨年も海外旅行を計画したが断念した。イラク戦争の勃発に伴い、テロの脅威が世界中に蔓延し、加えてSARSや鳥インフルエンザが中国、東南アジア、カナダなどで流行したため、とても日本から出られる状態ではなかったのだ。スペインは、というとイラクに軍を派遣していたため反米テロ組織に狙われている国のひとつだった。ところが今春、アスナール国民党政権がサパテロ社会労働党に選挙で敗れ、政権交代があった。新首相サパテロさんは公約であったイラクからの軍撤退をサッサとやってしまたのだ。おかげでスペインがテロの標的から一応外された。さらにSARSや鳥インフルエンザも徐々に終息に向かいはじめ、多少落ち着きをみせはじめたのだ。この機会を逃してなるものか。「エイヤッ!!、スペイン・ポルトガルにいくぞ!」っと出かけることにした。もっともらしい世界情勢などグチャクチャ講釈してしまったが、ま、なんのことはない、2年も海外旅行をしていなかったので、出かけたというのが本音なのだが・・・。情熱の国スペインも、悠久の国ポルトガルも、大航海時代の覇者となった国なのだが、栄枯盛衰、現在はかなり衰退している。しかし、バスコ・ダ・ガマ、コロンブス、ピカソ、ガウディ、ローマ時代、イスラム時代そして現代とロマンがいっぱいだ。この国を自分の眼(まなこ)で見てみたい。行ってくるぞ〜。スペイン・ポルトガルに出発だ!

 2004.6.29 火曜日(旅の1日目)
新千歳空港〜成田空港・・・




千歳空港
今回のツアーは千歳空港発着だ。私とカミさん、義父との3人旅で、函館在住の義父とは、成田空港で落ち合うことになっている。この3人組は海外旅行大好き人間なんです。千歳空港集合時間は13:25分。余裕をみて家を出た。12:20分、空港に到着。軽く昼食をとって集合場所へいく。添乗員は女性でJ さん。すでに何人かが、ツアーバッジを胸につけ、集合場所に集まっていた。J さんから、成田空港までの簡単な行動予定を聞く。飛行機は羽田ではなく、成田への直行便だ。これは助かる。搭乗時刻が迫り、チェックインカウンターで荷物を預ける。預けた荷物はバルセロナ空港で受け取りだという。ホントに受け取れるんだろうね? 海外旅行は、人より荷物が遅れて到着することがあるそうだ。ごくまれに、無くなることも・・・。ま、そこは信用して、日本航空JL3042便に搭乗。飛行機は14:30分、ほぼ定刻に千歳をあとにした。

成田空港
15:55分、成田空港に到着。後から知ったことだが、発着が千歳ということもあって参加者は北海道の人が多く、なかでも、ほとんどが札幌の人たちで、札幌27名、函館2名、東京2名の合計31名の参加者だった。函館2名のうち1名が私の義父だ。その義父が待ち合わせ予定の17:30分になっても現れない。添乗員のJ さんも心配になってきたらしく、しきりに腕時計を気にしている。「気にしなさんな。ウチのおじいちゃんは、歳はとっていても俺たちより元気だし、頭もしっかりしてんの。必ずくるよ。」って心のなかで思いつつ、私も心配になってバスの到着場所におもむき、義父の到着を待った。20分遅れの17: 50分、おっ、きたきた。元気にバスから降りてきた。聞くと羽田からのリムジンバスがメッチャ混んでいて、ひとバス後発のバスに乗ったそうだ。これで全員集合。出発予定は21:55分。時間はタップリある。家で留守を守る子供たちに電話をしたり、空港内で軽く夕食をとったり、ユーロへの両替をしたりして時間をつぶす。スペインへは、まずバルセロナにはいるのだが、今回の旅行は、パリのシャルル・ド・ゴール空港でトランジットとなる。搭乗する飛行機は、エールフランス(AF277便)だ。20:10分、出国審査を無事終えて出発ロビーへ移動。ここでまた2時間余り時間をつぶし、22:20分、予定時間よりやや遅れて離陸した。これから9,500Kmかなたのパリを目指す。札幌〜東京の10倍以上の距離だ。約12時間のフライトになる。時計やカメラ類の時刻をスペインの時差(サマータイム)に合わせ7時間戻す。ほどなく出された機内食を摂り、満腹になったところで、とりあえず眠った。