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■ブレックファースト■
マドリッド2日目の朝は6:00起床。窓外を眺めると、天気はきょうも快晴。7:00、ホテルのレストランでブレックファースト。イングリッシュスタイルのバイキングだ。私のメニューは、パン、スライスハム2枚、ゆで卵、スクランブルエッグ、オレンジジュース、デザート、最後にコーヒーと、結構なボリュウムだ。きょうは、ラ・マンチャ地方の風車見学を皮切りに、コルドバ観光、そしてグラナダまで走る。しっかり腹ごしらえをして、元気に出発だ。
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 ■ラ・マンチャ地方■
8:00分、ホテルを出発。マドリッドから110Km先のラ・マンチャ地方を目指す。高速道路をしばらく走行し、一般道に降りた9時過ぎ早くもバス前方の丘の上に小さな白い風車が粒状に見えてきた。真っ青な空と乾いた大地、ラ・マンチャ地方コンスエグラだ。セルバンテス作、ドン・キホーテの舞台になった場所として知られる。ところでラ・マンチャという名の由来は、"痩せた土地でスペインの厄介者、恥さらし"という意味だったらしい。しかし近年では、スプリンクラーによる散水で作物も豊かに収穫できるようになり(特にサフランの産地として知られてる。)、不名誉な名の由来はとっくに返上しているという。さて9:30分、風車に到着。小さなものかと思っていたが、意外と大きいので驚いた。ほどなく麓から車で風車の所有者のおじさんが現れる。でかい声をし、ときには歌など歌いながら観光客の相手をしている。えらいひょうきんなおじさんだな。手には先端が少し曲がった鉄棒状のものを持っている。風車入口の鍵なのだという。有料で中をみせてくれるらしい。チャッカリしてるな・・・。と思いつつ好奇心旺盛な私も小金を払って中にはいる。驚いたことに中のカラクリは全てが木製の歯車だった。(写真右) 風車がまわると、この歯車がガラガラと回り石臼を回転させ、小麦を粉にする。いや〜、大した仕掛けだ。仕掛けはまだある。風車の屋根になっている三角帽子が360度、回転でfきる構造になっているのだ。これで、どの方向からの風にも対応できる。自然の力を利用した、環境にやさしいこの風車も現在は使用されておらず、もっぱら観光用に残されているのだという。ちょっぴり寂しい気もしたが、これも時代の趨勢で仕方がないのかな・・・。9:40分、風車のある丘を後にした。麓のプエルト・ラピセの街に立ち寄り、ベンタ・デル・キホーテという、みやげ物店に入る。胸を張ったドン・キホーテ像が私たちを迎えてくれた。ここはかつてセルバンテスが泊まった旅籠で、現在はレストラン兼みやげ物店となっている。記念に小さな風車の置物を求め、10:40分、バスは再び高速道路に入り、コルドバに向かった。
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■ガスパチョ■
途中、バスはシエラ・モネラ峠を越え、12:20分、バレン(Ballen)に到着。昼食はこの街のレストランで摂った。ここで出されたガスパチョスープが、ホント、うまかった〜。外が暑つかったので、なおさら、この冷たい野菜スープはうまかった。家庭の数だけ味があるといわれているガスパチョは、トマトベースのサッパリ味のスープで、日本人の口にとてもよく合う。おかわりしたい気分だった。・・・が、はしたないのでやめた。うまいものを食べ大満足で、13:50分、バレンを出発した。
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 ■メスキータ■
ラ・マンチャから280Km走り、14:50分、窓外に有名なローマ橋を見ながらコルドバの街に入る。コルドバは8世紀半ばから11世紀初めまではイスラム王朝時代の都として栄えた。旧市街は今でも城壁に囲まれて古い佇まいを見せている。15:10分、バスは観光スポット、メスキータに到着。さっそく入場見学。内部はヒンヤリ涼しい。この建物は、785年、イスラム寺院として建造が始まった。敷地にそびえるアルミナールの塔はイスラムのミナレットだったのだ。13世紀、キリスト教統治時代、内部にカテドラルが造られイスラム教とキリスト教が共存する珍しい建物となったそうだ。そういえば、主礼拝堂や飾り物などはキリスト教のものだが、多くの馬蹄形アーチや林立する柱などはイスラム風だ。また長期の建設期間だったためゴシック、ルネッサンス、バロックの各様式が混在している。イスラム時代、キリスト時代を経て、完成に240年を要したという。異宗教、多様式の混在した不思議な空間を見学し、15:55分、メスキータをでた。これからは先は、徒歩見学だ。それにしても外は暑いな〜。
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■花の小路■
メスキータの北側に広がる旧ユダヤ人居住区(世界遺産に指定)に徒歩で移動。白い家並みと迷路のような道が続く。中央にパティオ(中庭)をもつ住宅は古代ローマの属州時代から続くといわれる伝統の様式だ。白壁に色とりどりの花が飾られている"花の小路"に出た。狭い小さな通りはいつも季節の花が飾られているという。行きかう人々はほとんどが観光客だ。私たちも記念写真を撮ったりして、このメルヘンチックな小路を楽しんだ。途中、ユダヤ人街(ゲットー)、司教の宮殿、闘牛博物館など、ガイドさんの説明を聞きながらブラブラ散策。みやげ物店を物色しバスに戻った。それにしても歴史のある街って、どうしてこんなに魅力があるんだろう?17:00分、バスは再びローマ橋を窓外に見ながらコルドバを後にし、きょうの宿泊地グラナダに向かった。
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 ■オリーブのこと■
コルドバからグラナダまで約170Km。バスは高速道路を快調に飛ばす。窓外を見ると、一面のオリーブ畑が流れていく。行けども行けどもオリーブ・オリーブ・オリーブの木なのだ〜。どうしてオリーブしかないのかな? 実はオリーブの木は地上に出ている枝葉の部分は小さいが、根は地下10m以上もはっているのだという。つまり雨量が少いアンダルシア地方の乾いた大地でも枯れることがない、生命力抜群の植物なのだ。そういえば地面はカラカラに乾いているが、葉は青々と茂っている。収穫期になると、木の下に敷物を広げ、その上に実を落とす。それをかき集めカゴで運び出す。人海戦術なのだ。ま、こんな土地柄なので途中で休憩したみやげ物店(写真右)の品物は、ほとんどがオリーブ製品だった。オリーブ油・オリーブの石鹸・オリーブの化粧品・オリーブのピクルス・etc・・・。オリーブはスペインの経済を支える輸出品にもなっている。時折ひまわり畑をはさみながらグラナダまで、ほとんど途切れることなく延々とオリーブ畑は続いていた。
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■グラナダ到着■
19:40分、グラナダに到着、きょうの宿泊ホテル、アーバン・ウーメイヤ(ABAN HUMEYA)に入った。添乗員さんから、明日の行程など説明を受けた後、一旦それぞれの部屋で小休止。20:30分、全員ロビーへ集合し、そろってホテルのレストランでバイキングの夕食へ。旅も、きょうで5日目だ。ツアー仲間のみなさんとも、すっかり打ちとけあえるようになった。お互いに少しずつ友達になって仲間意識も芽生えてくる。ワイワイガヤガヤ楽しい会話と、おいしい料理。時間を忘れた夕食も22:00分、おひらきとなって部屋に戻る。明日の準備を整え、ベッドにもぐった。
【本日の走行距離:560Km、累計走行距離:1,464Km】
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