2004/2
       

★〜BOOK〜★
豆腐小僧双六道中ふりだし / 京極夏彦
海猫 / 谷村志穂
宮尾登美子 / 全集第2巻「春燈」
鏡よ、鏡 / 赤川次郎
うまうまノート / 室井滋
逃避行 / 篠田節子
宮尾登美子 / 全集第3巻「朱夏」
輝ける日々 / ダニエル・スティール

読書中・これからの予定

★〜MOVIE〜★
ミスティック・リバー
スパイ・キッズ

2/2 豆腐小僧双六道中ふりだし 京極夏彦
妖怪豆腐小僧が自分探しの旅へ出て、異種妖怪と巡り合いながら「世間」を知っていうというお話。
小僧のすっとぼけ具合がなんとも言えず、読みながらくすくすと笑ってしまい、少々恥ずかしくなりながらもやっぱり笑ってしまいます(笑)
「妖怪」に対しての薀蓄も満載で、タメになる…かも?(* ̄∇ ̄*)

2/5 海猫 谷村志穂
谷村さん独特の暗さのあるお話。
「愛」というものを認識しないまま若くして嫁いだ薫。精神的にも弱さがある彼女は「強さ」に憧れただけで結婚を決めてしまったのでしょう、それが後での悲劇に繋がってくることも知らずに…。
やはり精神的な結びつきがないと、夫婦というものは成り立たないんじゃないのかな。それを維持していくのは大変なことかもしれないけれど。
「愛する」ということは難しい…。
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2/14 春燈 宮尾登美子
主人公【綾子】(著者)の学生時代〜結婚に至るまでの束の間の青春時代を描いた作品。
家業のせいで挫折を味わい、とにかく家を離れたい一心で家出を計画したりするが、所詮世間知らずのお嬢様なので浅はかな考えだけで頓挫してしまうのは分かりきってしまう。
こんな家業に生まれてきてしまった自分の身の上を嘆くだけで、我がまましたい放題に育てられた自分自身には全然気付くことがない。そんな自分に警告を与えてくれた友人には激しい怒りを覚え、絶交を言い渡す…そんな姿にイライラしてしまった。周りにこんな人がいたら付き合いたくはないなぁ。
安易な気持ちで結婚を決断してしまったが、この先どうなっていくのかが気になるところ。引き続き「朱夏」を読むつもりです。

2/15 鏡よ、鏡 赤川次郎
「芸能人」になることを夢見ていた同級生が殺された。
スタイリストになるつもりの主人公が、その事件に巻き込まれながら芸能界でのバイト、年上の男性との恋、父の入院…運命に流されながらも、自分自身をシッカリ保ち、自ら未来を切り開いていく姿が清々しい。
私個人的には「ヒロミさん」をとても気に入ってるんですけどね(゚ー゚;A
赤川さんの描くキャラはどれも愛嬌があって「悪」にはなれきれないところがいいですよね。
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2/15 うまうまノート 室井滋
室井さんの食べ物エッセイ。
自らが書き溜めていた「美味しい物ノート」をもとに、食べ歩いたお店を写真付きで紹介しています。
やっぱり故郷である「富山」の食べ物については大絶賛してたけど(笑)
それほどまでに故郷を愛せるってステキな事だなと思いますね。
でも、新潟県松之山温泉「千歳館」さんが紹介されていて、私も新潟県人として嬉しかったり…(笑)

2/16 逃避行 篠田節子
飼い犬が隣家の男の子を噛み殺した…男の子が今まで数々悪戯とは呼べないほどの悪意を飼い犬に向けていたとしても、世間はそしてマスコミは被害者擁護の立場で飼い主及び飼い犬を非難していく。
こんな事件は実際にニュースでもあったことだが、やっぱりそんな時私自身もマスコミの報道するがままを信用してしまっている。真実は別にあるかもしれないのに…。
飼い犬を「処分」するように言われた時、飼い主である主人公は我が身、そして家族を振り返り、家族同様に暮らしてきたその犬が一番自分の近くにいてくれていたことを思い返し、1人と1匹、逃避行の旅に出た。
行く先々で人々と触れ合い、ようやく見つけた終焉の地で自分の人生を見つめなおす主人公。家族とは何か、自分にとっての幸せとは何かを考えさせられる1冊です。
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2/22 朱夏 宮尾登美子
同郷の土佐から入植した開拓団の子弟教育にあたる夫、生後まもない娘と共に、満州へ渡った綾子。わずか数カ月後敗戦を迎え、一瞬にして今までの価値観はことごとく覆される。
「甘ちゃん」だった綾子がどんどん「内部の変革」を遂げていく様がまざまざと描かれています。戦争が人間を変えていくことの片鱗を見せ付けられた感じです。満州に希望を求めて行った人達が、絶望を感じながら難民している様子が切ない。
ただ気になる点がひとつ。
継母の名が「櫂」「春燈」では【照】であったのに、本作では【ひろ】になっていたことかな(゚ー゚;

2/26 輝ける日々 ダニエル・スティール
ベストセラー作家である著者の息子のことを綴った自叙伝。
彼女の息子ニックは19歳という若さで自ら命を絶った。彼は若年性の躁うつ病という当時ではなかなか理解されない病におかされており、著者、そしてその家族の戸惑いや苦悩が描かれている。
この本はもっとこの病気の事を知ってもらうため、そして今尚この病気で苦しんでいる人やその周りの人々を力づけるため書いたとされる著者の言葉だが、著者自身の亡くなった息子の喪失感を少しでも和らげることになったんじゃないでしょうか。
精力的にベストセラー作品を生み出しているその裏で、想像しきれない苦労があったのを垣間見て、著者のタフな精神力に頭が下がる思いです。
ちなみに、この作品の訳は「ムツゴロウ」こと「畑正憲」さん。いろんな事やってるんですねぇ〜(゚ー゚;A
でもこの作品がア○デミー出版の【超訳】だったら、もうちょっと面白く読めたような気もします。

☆☆これからの予定☆☆
* 愛妻日記 / 重松清

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2/4 ミスティック・リバー クリント・イーストウッド 中劇会館
「ラスト・サムライ」を見に行ったときの予告で見て、見たくなった映画。
その後ゴールデングローブ、アカデミー賞候補で話題にあがり、余計に見たくなりました。
幼い頃の忌まわしい出来事によってそれぞれの心に疵を残したまま、別々の道を歩んできたかつての少年達。その後交わることなく過ごしてきた結果がこういう哀しい結末を作り出してしまったのかも。
絶望と混乱と後悔と苦悩が入り混じる哀しい映画でした。
終りがちょっとあっけなかったのが残念だったけど。

2/15 スパイ・キッズ ロバート・ロドリゲス DVD
友人から薦められて見たビデオですが、なかなか面白かったです。本格的スパイものとはまた違った、ちょっと間抜けで奇抜なスパイ道具を使って、子供達が活躍してます。
子供が一緒に見てても楽しいかもね(私は一人で見てましたが)。
頭を使うことなく楽しめました。疲れてるときにはこういう映画が一番いいかもね。
現在3作目まで出てるので、今度借りてきて見るツモリです。
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