2004/3
       

★〜BOOK〜★
愛妻日記 / 重松清
赤い月(上・下) /なかにし礼
逃げる男 / シドニィ・シェルダン
坊ちゃん/夏目漱石
宮尾登美子全集 第4巻(寒椿・岩伍覚え書)

★〜MOVIE〜★
ドラえもん〜のび太のワンニャン時空伝

3/2 愛妻日記 重松清
R18指定の夫のゆがんだ情欲を描く、初の性愛小説集。
インモラルな夫婦愛全6編。
6組の夫婦の性のカタチは世間常識の中では認められないものだけれど、お互いが納得して、愛情を感じられていればいいんじゃないかなと思います。文章自体は結構ハードな内容なものだけれど、あんまりいやらしさは感じなかったのはやっぱり作家の力量というものでしょうか?

3/13 赤い月(上・下) なかにし礼
奇しくも宮尾登美子さんの「朱夏」を読んだ後に、「満州物」を読むことに…。常盤貴子さんが主演する映画の原作ということで読んでみたくなりました。
夢と野望を胸に抱えて満州へ。「満州国」という幻の国家の上で栄華を極めたものの1945年満州国家は崩壊する。
幸せの絶頂から突き落とされ、それでも生き抜こうという底力が浪子にはある。あの時代で自立を求め、束縛されることを嫌い、時代の先駆者でもあった彼女のパワーになったものは「恋」なんだろうな。
ある意味眉をひそめられるような生き方かもしれないけれど、生き抜くための「力」次第で生死が分けられるこの時代で生きる原動力になるのならば素晴らしい生き方かもしれない。
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3/15 逃げる男 シドニィ・シェルダン
久しぶりにシドニィ・シェルダンの新作(?)を読みました。
アカデミー出版の「超訳」は字も大きくて、読みやすいので2時間ぐらいで読了してしまいます。まぁ、ストーリー展開のテンポの良さの役割も大きいんでしょうけど。
殺人現場を目撃し法廷で証言したものの、どんでん返しで無罪の判決によりマフィアに恨みを持たれ、逃げ回る主人公…。
悪運の強さからか危機一髪で難を逃れるものの、平安を崩すきっかけになるのはいつも女性問題のせい・・。「女で身を滅ぼす(滅ぼしかける)」タイプなんでしょうね、きっと(≧m≦)

3/24 坊ちゃん 夏目漱石
新潟日報に「名作を読む」というシリーズで毎日連載されている。
それを会社の上司が毎日コピーして廻してくれるのを読んでいましたが、毎日中途半端なところで終わるのがまだるっこしくなり、「青空文庫」でDLして読んでしまいました。
惜しむらくはそちらの方は新仮名遣いに修正されており、日報の旧仮名遣いでの「味」が感じられなかったことかな。
今まで「名作」と言われているものはあまり読んだことがなかったんですが、読み始めるとやっぱり「名作」と言われるだけのことはありますね。
面白かったもん(笑)
坊ちゃんの清に対する感情がとても微笑ましかったです。
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3/30 寒椿・岩伍覚え書 宮尾登美子
【岩伍覚え書】の方は『綾子シリーズ』物の父親・岩伍の視点で書かれた物で、綾子とはまた違った岩伍自身の気持ちの有り様が分かるようになっている。
【寒椿】はというと、綾子=悦子に置き換えているだけでやはりこの作品も著者の、というか著者自身(悦子)から見た子方屋にいた芸妓達の実録なのでは、と思う。
親の金蔓として芸妓に売られた4人それぞれの生き方をとってみても、どこかしら「捨てられた」哀しみが付き纏っているような気がしますね。
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3/7 ドラえもん〜ワンニャン時空伝 芝山努 中劇会館
映画「ドラえもん」25作目の記念作品。
捨て犬だった「イチ」との約束を果たすべくタイムマシンで逢いに行くのび太達。時空のねじれに巻き込まれ、約束した時代から1000年後に到着してしまう。そこは人間な身勝手な行動で捨てられた犬や猫達が進化し、その子孫が新文明を築いている世界。
子供にせがまれて見に行った映画だけれど、実は私も見たかったんだよね(゚ー゚;A
やっぱりドラえもんは(・∀・)イイ!! 感動しますよ。必ず泣けるんだよね。
今回も別れのシーンでo(TωT )( TωT)o ウルウルしちゃいました。
地球(剣玉)をバックにしたイチとのび太のラストシーンは温かな気持ちで、いつまでも見ていたい気がします。
同時上映「パーマン〜タコDEポン!アシHAポン!」も、楽しかったです(≧▽≦)