2004/10
       

★〜BOOK〜★

百器徒然袋-風- / 京極夏彦
自分の顔が許せない! / 中村うさぎ・石井政之


★〜MOVIE〜★
千の風になって〜天国への手紙〜
2046
デビルマン

10/17 百器徒然袋-風- 京極夏彦
調査も捜査も推理もしない。ただ真相あるのみ!眉目秀麗、腕力最強、天下無敵の薔薇十字探偵・榎木津礼二郎が関わる事件は、必ず即解決するという。探偵を陥れようと、「下僕」の益田や本島らに仕掛けられた巧妙な罠。榎木津は完全粉砕できるのか?天才の行動力が炸裂する『五徳猫』『雲外鏡』『面霊気』の3編。
【目次】
五徳猫―薔薇十字探偵の慨然/雲外鏡―薔薇十字探偵の然疑/面霊気―薔薇十字探偵の疑惑


前作「雨」に続く榎木津探偵ものの第二弾。
京極堂シリーズとはまた一味違う、榎木津ワールドが広がっています。
ちゃんとした名前を覚えてもらえない、本島さんの本名が気になって、気になって…ようやくラストで明かされるシーンで胸の仕えがすっと下りました。
上手いよなぁ〜(笑)
実際に榎木津さんのような人が周りにいたら迷惑この上ないだろうけど、憎めない探偵サンが京極堂さんよりも気に入ってます。
次回作もあることを切に願ってますw

10/20 自分の顔が許せない 中村うさぎ・
石井政之
【目次】
第1章 自分の顔に満足しているか(「自分よりブスな人は目に入りません」/「石井になら自分の気持ちをわかってもらえる」  ほか)/第2章 化粧VS整形(化粧を語る/美容整形手術を語る ほか)/第3章 自分の身体は誰のものか(プチ・マイケル・ジャクソン気分/犯罪者と「普通の顔」 ほか)/第4章 サイボーグ化する現代(女性にとっての美人モデルはバービー人形/自意識の安定のために身体をいじる ほか)/第5章 身体が違うと文化が異なる(「治らない」アザの治療/アザをなくすかどうかの選択権は僕にある ほか)


自分自身の顔に対して、自信があろうはずもなく・・・かといって整形しようという気持ちもない私にとって、異世界の話だ。
その上、自分の子供が小さいうちに「この子はブスだから」と決め付けて、整形してしまう親がいることにビックリするやら、嫌悪するやら...。
石井さんのように生まれつき顔に痣を持っている子であれば、将来を憂いてなんとかしてあげたいと思うけれど。
どんどん整形していってサイボーグのような身体になるよりも、例え多少の不具合があってもそれがその人の個性であると受け入れられるような気持ちの大きい人になりたい。
>>TOP

10/11 千の風になって〜天国への手紙〜 金秀吉 J-MAX

天国へ先立った大切な人へ向け自らの想いを込めて綴った手紙を朗読するBSNラジオ「ミュージックポスト」の名物コーナー<天国への手紙>を基に、ベル共済が中心となり映画化した3話オムニバスの人生ドラマ。。新潟でのロケも多く、大倉修吾パーソナリティも自身の役柄で出演している。
物語は、この番組を取材して記事にすることになった女性雑誌記者の仕事を通じて、小児癌で長男を失った主婦とその家族の再生、学校でのいじめの怒りから、母親に暴力をふるい自殺に追い込んでしまった娘の悔恨、そして、丹精こめて育てた柿の果実の収穫を目前に病に
倒れた夫を最期まで看取った農婦という各々のエピソードを軸に描かれています。

公式HP

会社に出入りしている業者さんから格安の前売りチケットを買っていたので、ダンナと2人で見にいきました。
3本のエピソードを軸に、女性雑誌記者の取材という形で3本の話が繋がっているわけですが、どうもこの女性記者の演技及び話の繋がり方に疑問を感じ、感動できる話に水を差しているようで白けてしまいました。
こんなことなら単発の3本のオムニバスという形であった方がもっと感動できたかも。
1作目と3作目、特に3作目はここのところ病気続きの義父母の姿とオーバーラップしてしまい、ウルッときました。ダンナがボロボロと涙をこぼすのもしょうがない事でしょう(゚ー゚;A
こんな夫婦でありたいな、と強く思います。


10/27 2046 ウォン・カーウァイ J-MAX

'60年代の香港を舞台に、トニー・レオン扮する作家の“現在”と、彼が描く小説「2046」の中の“未来”が交錯するラブ・ストーリー。 '60年代、香港。過去の恋人スーを忘れられない作家チャウ。ある日、恋人タクと別れ傷心のジンウェンに出会った彼は、2人をモデルに、失われた愛を取り戻す場所“2046”を探す男女の物語を書き始める。
公式HP
えーーーっと。
前評判の割には・・・客入りもイマイチでちょっと不安でしたが…的中しちゃいました。
ハッキリいって、何をいいたいのか、何を表現しているのかサッパリ分かりませんでした。映画の出来が高尚すぎるんでしょーか?(そうは思えないけど)。
絡みシーンがやけに脳裏に残っただけの映画…ガッカリ(´・ω・`)


10/27 デビルマン 那須博之 J-MAX

映像化不可能と言われた永井豪の名作コミックを、最新VFXを駆使して実写映画化。人間の心をもつ悪魔“デビルマン”となった少年の孤独で悲しい闘いを描く。南極の地盤調査をきっかけに、邪悪な知的生命体デーモンが覚醒。高校生の明はそのひとつと合体し、人間の心を残したままのデビルマンに変身。人類を滅亡へと導くデーモンの恐怖に立ち向かっていく。
公式HP

ん〜〜、やっぱり原作が漫画のものは漫画の方がいいです!
たしかにVFXはすごいのかもしれないけれど…学芸会を見ているようで。
実写ならば、まだTV放送だったほうがよかったのかもね。
映画にするほど内容は濃くなかったし。
楽しみにしていた分だけ余計にガッカリ(´・ω・`)
がっかりした2046の払拭できず、イマイチな2作品目でした。