2005/06〜07
       

★〜BOOK〜★

逆説の日本史1−封印された倭の謎− / 井沢元彦
熱球 / 重松清
スローグッドバイ / 石田衣良
黄泉がえり / 梶尾 真治
ブルータワー / 石田衣良
新宿鮫[−風化水脈ー / 大沢在昌
家守綺憚 / 梨木香歩
いとしのヒナゴン / 重松清

★〜MOVIE〜★

電車男
宇宙戦争

6/20 逆説の日本史1−封印された倭の謎− 井沢元彦
教科書ではわからない日本史の空白部分に迫る。従来の歴史学界の権威主義、史料至上主義、呪術観の無視、以上の三大欠陥を指摘しながら古代史の謎を推理、解明していく。日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか?あの出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印するために建てられた「霊魂の牢獄」ではなかったか?当時最高の知識人であった聖徳太子はなぜ、「和」こそが日本人の最高の原理としてあげたのか?など。
どうも「逆説の」なせいなのか、著者の言う言葉ひとつひとつがなんとなくむかつく感じ。
ちょっと学会の批判ばかりし過ぎてるような・・・。
学会の資料・史料至上主義を批判している割には、結局自分自身も資料から想像している世界を断定しちゃってないだろうか?
う〜ん・・・作者が違えば面白かったのかもしれないが、この作者の続編を読む気にはちとならないなぁ。

6/28 熱球 重松清
20年前、町中が甲子園の夢に燃えていた。夢が壊れたとき捨てたはずの故郷に戻った悲運のエースは38歳、目下失業中。父と、小学5年の娘と3人の同居生活がはじまった。留学中の妻はメール家族。とまどう日々で見つけたあふれる思いとは?
高校時代夢半ばで破れ故郷を捨てて以来、故郷に戻ってきても馴染めないまま自分の歩むべき道を見失ってる主人公。
過去を清算しきれないままもやもやと過ごす毎日は苦しいだろうなぁと思う。
38歳・・・もうほとんど同年代に差し掛かった今精算しきれてない過去ってあるかなー?後悔ならたくさんあるけどね。
いま、見つめなおす時かもしれないなとふと思わせられました。
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7/15 スローグッドバイ 石田衣良
「涙を流さなくちゃ、始まらないことだってあるんだよ」。恋人にひどく傷つけられ、泣けなくなった女の子。彼女に青年の心は届くのか(「泣かない」)。上手に別れるため最後にいちばんの思い出の場所へいく。そんな「さよならデート」に出かけたふたりが見つけた答え―(「スローグッドバイ」)など普通の人たちの少しだけ特別な恋を綴った10篇。出会いから別れまでの一瞬一瞬をやさしく描く傑作短篇集。
【目次】
泣かない/十五分/You look good to me/フリフリ/真珠のコップ/夢のキャッチャー/ローマンホリデイ/ハートレス/綿のよろこび/スローグッドバイ 。

初の石田作品。
「恋」ってドキドキするだけでなく、せつなくなったりするよね。
そんな感覚っていつしか忘れていってしまうものなのかな。
リアルではもう無理かもしれないので、小説の中で追体験してみてください(笑)

7/18 黄泉がえり 梶尾 真治
熊本で局地的に死者が蘇る現象が多発。死んだ当時の姿そのままだが、どこか微妙に違和感が…。喜びつつも戸惑う周囲と混乱する行政。やがて聞こえる終幕へのカウントダウン。黄泉がえった死者たちに、安息の地はあるのか?
この作品も映画化されましたね。
原作だとあっさり目になっていて、そんなに涙を誘うことがなかったです。というか、「黄泉がえり現象」の根源がSFチックだったのでビックリです。
家族が1人「黄泉がえり」してくるとしたら、ばーちゃんかな、とーちゃんかな・・・どっちでもいいから逢いたいなぁ。。。
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ブルータワー 石田衣良
平凡な一人の男が、天を衝く塔を崩壊から救う。高さ2キロメートルの塔が幾多の危機を越え、雲を分け聳え続けるのだ。世界を救うのは、夢みる力!魂の冒険と愛の発見の物語。石田衣良の新たな挑戦―心ゆすぶられるヒューマン・ファンタジー。
「スローグッバイ」とはまったく別のSFちっくなお話。
ある意味「ターミネータ」の逆バージョンっぽい感じがしないでもないです。
テンポ良く引き込まれはしたけれど、。。。(-ω-;)ウーン・・・
人工知能のココには非常に魅力を感じました。欲しいよな、あんなの(笑)

新宿鮫[−風化水脈ー 大沢在昌
新宿署の刑事・鮫島は新宿で真壁と出会った。かつて殺人傷害事件で鮫島に自首した藤野組組員。出所したての真壁は待っていた女・雪絵と暮していた。だが真壁が命がけで殺そうとした男・王は、藤野組と組む中国人組織のボスとなっていた。やくざの生き方にこだわる爆発寸前の真壁と、幸せを希う雪絵。一方、高級車窃盗団を追う鮫島は、張り込み先で老人・大江と知り合う。街の片隅で孤独に生きる大江に秘密の匂いを嗅ぐ鮫島。捜査を続ける鮫島は、事件と藤野組の関わりを掴む。さらに潜入した古家で意外な発見を―。すべての糸はやがて一点で凝集する。過去に縛られた様々な思いが、街を流れる時の中で交錯する。
極道は極道でも、真壁の真摯さが割と好きだったりします。
「新宿鮫」の舞台である新宿という街の歴史を改めて教えてくれる作品になっています。
続編もあることを期待していますが、ある意味この作品が一区切りになっちゃうのかなとも思いました。

家守綺憚 梨木香歩
これは、つい百年前の物語。庭・池・電燈つき二階屋と、文明の進歩とやらに棹さしかねてる「私」と、狐狸竹の花仔竜小鬼桜鬼人魚等等、四季折々の天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録。
掛け軸の中からなくなった友人がボートをこぎながら登場してきたり、庭の木に惚れられたりする「不思議」なことをすんなりぼ〜っと受け入れてしまう主人公の寛容さに、なんとなく癒されます。
幽霊である友人や、犬のほうがシッカリしてるし(笑)
夢と現実のはざまを漂っているような雰囲気をいつまでも味わっていたい、そんな本でした。

いとしのヒナゴン 重松清
黒い影、獣のにおい、夜の闇に光る二つの目。謎の類人猿「ヒナゴン」の存在を信じる、元ヤン町長イッちゃんが燃えた。市町村合併問題、町長選をめぐって、ヒナゴン騒動はヒートアップ。一年ぶり、待望の長篇小説。
永ちゃんファンのこんな市長がいたら楽しいだろうなぁ〜〜。でも実際にいたらいたで、やることなすこと気に入らないのかもしれないけど(笑)
最近の重松さんの作品は「故郷」がキーワードになってるのかな?
この前読んだ『熱球』もそうだったし。。。
故郷を離れたことがない私にとっては「望郷の念」はないけれど、この新潟を好きな気持ちとシンクロする部分が多かったです。
ヒナゴンはホントにいたんだよ・・・・・・

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7/13 電車男 村上正典 J-MAX
ネット掲示板“2ちゃんねる”から生まれた実話純愛物語の映画化。“電車男”と呼ばれる奥手なオタク青年のピュアな恋模様を描く。主演は若手実力派の山田孝之。

 電車内で酔っ払いから女性を救ったオタク青年。彼女からお礼をもらった彼は、デートに誘おうと考える。だが、知識も経験もない彼は、モテない男たちが集うネット掲示板の住人に助言を求めることに。
<公式HP>
「2ちゃんねる」のログから大反響を起こして単行本化、映画化、さらにはドラマ化されている。
実は2ちゃんねるのログを見ていた1人なので(カキコミはしてないw)、ログに忠実に作られているな〜と思いました。
カキコミの言葉や、2ちゃん用語を聞くたびニヤニヤしちゃったよ(爆)
というか、ドラマを見ているダンナには「電車女」と呼ばれてます(T▽T)
確かに同じような行動してるけどさ〜(笑)
実際は有り得ない話だけども、リアルのお話なだけにヲタにとっては夢のようなサクセスストーリですなw

7/16 宇宙戦争 スティーブン・スピルバーグ 新宿
文化シネマ
スティーブン・スピルバーグ&トム・クルーズが、H・G・ウェルズの名作小説を映画化したSFスペクタクル。地球侵略を狙う異星人と、愛する者を守ろうとする人類の闘いを活写する。米国東部。バツイチの労働者レイは、離れて暮らす息子ロビーと娘レイチェルとの面会日に奇妙な現象に遭遇。やがてそれが異星人の襲来だと知った彼は、子供たちを連れ、安全な場所へ逃げようとする。<公式HP>
興業成績で、日本新記録を樹立、NO1になったらしいですね。
ストーリー的にはありきたりっぽいお話でしたが、とにかく映像の迫力がすごかったです。
ただ終わり方があまりにもあっけなさすぎて拍子抜けしたけどね(;´д`)
トムクルーズの娘役のダコタ・ファニングちゃんってどこかでみたような・・・と思ったらアイアムサムの時の子役だったのねぇ〜。
あの時も天使みたいに可愛らしかったけれど、演技力もなかなか。
子役スターから、大女優への期待は高いっすね♪

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