2006/7〜9
       

★〜BOOK〜★
★〜★★★★★で判定

東京地検特捜部 / 綾小路祐
悪いやつら / 松本清張
まほろ駅前多田便利軒 / 三浦しをん
死の壁 / 養老孟司
東京物語 / 奥田英朗
ガール / 奥田英朗
エコノミカル・パレス / 角田光代
サウス・バウンド / 奥田英朗
町長選挙 / 奥田英朗
真夜中のマーチ / 奥田英朗
超バカの壁 / 養老孟司
天使の卵 / 村山由佳
白の月 / 谷村志穂
讃歌 / 篠田節子
にぎやかな天地 / 宮本輝


★〜MOVIE〜★
ゲド戦記
パイレーツ・オブ・カリビアン 2〜デッドマンズ・チェスト〜
M:i:III
ミリオンダラー・ベイビー

7/10 東京地検特捜部 綾小路祐
香車勇人。大学助教授から特捜検事へ華麗なる転身を遂げた男。初仕事は、大学不正入試にまつわる事件だった。理事長派は巨額の負債を抱え、仕手集団との関係も疑われる。銀行、ノンバンク、政治家、フィクサー…裏金融の世界に暗躍する男達との対決が始まる。検察捜査の実態を余すところなく描く力作長編。
★★ 「特捜部」が活躍するという話ではなく、土建業の贈賄がベースになっています。
実際に一匹狼みたいなこんなことは出来ないんだろうなw

7/14 悪いやつら 松本清張
“どのように美しくても、経済力のない女は虫のように無価値だ”医学界の重鎮だった亡父の後を継ぎ病院長となった32歳の戸谷信一は、熱心に患者を診療することもなく、経営に専心するでもない。病院の経営は苦しく、赤字は増えるばかりだが、彼は苦にしない。穴埋めの金は、女から絞り取ればいい…。色と欲のため、厚い病院の壁の中で計画される恐るべき完全犯罪。
「完全犯罪」と言ってるが・・・行動は行き当たりばったり。
進行も行き当たりばったりっぽい(爆)
読んでて作中の人物には呆れるばかり〜。

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7/26 まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。 多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
★★★ 多分身近に行天さんのようなのがいたら、毎日イライラしそう。
でもきっと憎めないんだろうな〜。

7/30 死の壁 養老孟司
ガンやSARSで騒ぐことはない。そもそも人間の死亡率は100%なのだから――。誰もが必ず通る道でありながら、目をそむけてしまう「死」の問題。死の恐怖といかに向きあうべきか。なぜ人を殺してはいけないのか。生と死の境目はどこにあるのか。イラク戦争と学園紛争の関連性とは。死にまつわるさまざまなテーマを通じて現代人が生きていくうえでの知恵を考える。
★★★ すごく分かりやすく、(゚ー゚)(。_。)ウンウンとうなづける部分が多かったです。
「死」は誰にでも訪れるもの。
いまはタブー視しすぎてるんじゃないかという言葉にも納得です。
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8/12 東京物語 奥田英朗
1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。
★★★ 作中の主人公の年代は私よりも少し年上だけれど、80年代の姿は「あぁ、そうだよねー」と懐かしさを感じました。

8/18 ガール 奥田英朗
さ、いっちょ真面目に働きますか。キュートで強い、肚の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。爽快オフィス小説。
【目次】
ヒロくん/マンション/ガール/ワーキング・マザー/ひと回り
★★★ 自分自身もう既に「ガール」と呼ばれる年代からはとっくに過ぎてるだけに、ちょいと身につまされるなぁ(笑)
でも程度の差はあれこそ、「一生ガールでいたい」という気持ちはやっぱりどこかにはある。
要は気持ちの持ちようですかね。
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8/26 エコノミカル・パレス 角田光代
34歳フリーター、「タマシイのない仕事はしたくない」と、年下の同棲相手は失業中。エアコンは壊れ、生活費の負担は増えていく。どんづまりの生活を変えたのは、はたちの男からかかってきた「テキ電」―私はちゃちな恋をした。生き迷う世代を描き、フリーター文学とも呼ばれた著者の転換点となった傑作。
★★★ いくら恋には年齢差は関係ないといいつつ、14歳も年下の男の子に溺れることはあるのだろうか?
しかも一歩間違えば、それってストーカー行為じゃ。。?(笑)
「尽くしたい」というより「世話を焼きたい」のを恋と混同しちゃってるのではないのかなぁ。

8/26 サウス・バウンド 奥田英朗
僕の父さんは元過激派とかいうやつで、いつも家にいて小説を書いている。学校なんか行く必要ないとか言うのだけれだけれど……。少年の視点を通して、変わり者の父に翻弄される家族を描く、長編大傑作!
★★★★★ 世間的には大迷惑な父だけど、1本しっかりとした芯が通っているから憎めない。
ただ実際自分の夫だったら、と思うと・・・。
奥さんの度量が大きくないと家族はバラバラになってしまうんだろうな。
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8/26 町長選挙 奥田英朗
伊良部、離島に赴任する。そこは町長選挙の真っ最中で…。「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」直木賞受賞作『空中ブランコ』から2年。トンデモ精神科医の暴走ぶり健在。
【目次】
オーナー/アンポンマン/カリスマ稼業/町長選挙
★★★★ 伊良部先生シリーズ3作目。
実際にいる「誰かさん」を彷彿とさせる主人公で、ここまで書いちゃっていいのか?とこちらが心配になっちゃうけど面白かったです(笑)
ま、私はカリスマにはなれないなーと思いましたw

8/30 真夜中のマーチ 奥田英朗
獲物は十億円。男二人と美女一人+犬一匹目指すは完全犯罪…だったのに。新たなるスラップスティック小説の誕生。
★★★ 何かしら人には取り得ってもんがあるんだよねぇ。
あんな記憶力、私も欲しいなー。
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9/01 超バカの壁 養老孟司
若者の問題、自分の問題、テロの問題、男女の問題、子どもの問題、お金の問題…。現代人の抱える様々な「壁」を超えるヒントが詰まった、「バカの壁」「死の壁」に続く第3弾。この「壁」を超える方法は、自分の頭で生み出せ!
★★ 「ニートみたいな社員・主婦なんていっぱいいる」・・・)))))))))))( ̄ー ̄;)/ギク!
この言葉が私の胸に突き刺さりました(笑)

09/16 天使の卵 村山由佳
『そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。
★★★☆ これがデビュー作だったんですねぇ。
村山作品の「せつなさ」の原点はここだったのかーとなんとなく納得。
ラストが後を引く感じです。
続編(?)の「天使の梯子」を早く読んでみたい。
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09/17 白の月 谷村志穂
月のかたちが変わり、季節が変わる。二人がともに過ごした時間、過ごせなかった時。人の心が見せる小さな魔法。私たちは、もう一度、泳ぎだす…。彩りのなか、紡ぎだされる8編の物語。
★★ 出産、妊婦、結婚・・・「過去」を振り捨てられなかった女性の物語で、「過去」がない私にとってはイマイチ実感が伴わなかったなぁ。

9/23 讃歌 篠田節子
テレビ制作会社で働く小野は、ある日耳にしたヴィオラ奏者の演奏に魂を揺さぶられ、番組制作を決意する。
天才少女の栄光と挫折を追ったドキュメンタリーは好評を博し、園子も一躍スターになるが…テレビと音楽をめぐる新スタイルの社会派小説。
★★★ 私はクラッシックの世界は全く分からないし、聞いていると眠くなってしまう(って、ある意味「癒し」なのか?w)
テレビ番組ではヤラセが行われているというのも多分周知の事実だろう。
だけど、それをヤラセなんだ、なーんだと・・ととるのか、「癒される」と感じた自分の感性を信じるのかは個人の見解次第なんじゃないかな。
でも、やっぱりこの作品も「その音を聞いてみたい」と思わされました。
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9/28 にぎやかな天地 宮本輝
船木聖司は、謎めいた老人・松葉伊志郎の依頼により、豪華限定本の編集・製作を手がけている。今回の依頼は「日本の発酵食品を後世に残すための本」である。糠漬、熟鮓、醤油、鰹節…。日本各地を取材する聖司は、微生物の偉大な営みに魅せられていく。32年前と7年前の、ある「死」が青年編集者・船木聖司に今、にぎやかな“時間”を運んでくる…。
★★★★ 読み始めたばかりの頃はいつになく先へ進まず、ん〜・・・イマイチかもと思ってたのですが。。読み勧めていくうちに宮本ワールドへ(笑)
発酵食品を通して、人間の一生とリンクさせていく・・・奥深い作品です。
ただちょっと終わり方が中途半端かなぁ。
私の”にぎやかな時間”は私の人生にどんな発酵効果をもたらせていくんだろうな?!
途中で腐らないといいけど・・・(・_・)

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8/5 ゲド戦記 宮崎吾郎 J-MAX
多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。 <公式HP>
「ゲドって、、え?この人?」と初っ端から肩透かしを食らった感じでしたが(「この作品だけなら「アレン戦記」っぽいw)、ワタシは「ハウル」よりも良かったと思ってます。
確かに場面場面をみていると「あ〜、宮崎作品の原点なんだなー」という感じは受けました。
でも、やっぱ父・ハヤオ作品と比べると物足りないかな。
もう少し説明不足だったりフォローがなかったり。。。
次女に言わせると「ゴロウは初めてなんだからしょーがないじゃん!」との事ですが(笑)
そこら辺は、次回作に期待するとしますかw

8/23 パイレーツ・オブ・カリビアン
 デッドマンズ・チェスト
ゴア・ヴァービンスキー J-MAX
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、海底の支配者として悪名高い、さまよえる幽霊船“フライング・ダッチマン”の船長デービー・ジョーンズ(ビル・ナイ)に多額の借金があった。ジャックは自分自身の保身のため、仲間であるはずのウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)やエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を裏切ってしまい……。 <公式HP>
待ってました、ジャック・スパロウ船長!!!
途中「うわっ」と声あげたりしちゃいながらも、もう楽しかった〜♪
まさか最後の最後で「アノ人」が出てくるなんて思いもしないから、一緒に見に行った友人(1も一緒に見に行った)と思わず顔を見合わせちゃいましたよー。
1を見てなかったもう一人の友人は、やっぱり途中で終わった感が強かったようだけど、ワタシ的には3の序章という感じで。。。ワクワク感が続いてるかなー。
シリーズが途中で「続き〜」みたいな作りのロードオブザリングとはまたちょっと違うな。今回の終わりはワタシの中では「アリ」です(笑)
どっちにしても早く3がみたい〜〜(><;)
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8/31 M:i:III J.J.エイブラムズ T-JOY
不可能なミッションを遂行してきた天才的スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、敵の罠に落ち、前例のない衝撃的な計画に翻ろうされてしまう。イーサンは己との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパやアジアへと飛ぶ。そして最高機密組織I.M.F.の新たなるメンバーとともに任務を遂行するが……。
<公式HP>

さすがに3作目ともなるとちょっとマンネリ気味なのは否めないかなぁ。
ストーリーも、「あ、やっぱり?」って感じ。
あんまりハイテク機械も出てきてないし(電話で位置情報を教える場面ぐらい?w)、うぉーこんなんすげーという場面がなかったのは残念でした。
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9/12 ミリオンダラー・ベイビー クリント・イーストウッド DVD
トレーラー暮らしで育ったマギーのたったひとつの取り柄はボクシングの才能。彼女は名トレーナーのフランキーに弟子入りを志願し、断られても何度もジムに足を運ぶ。根負けしたフランキーは引き受け、彼の指導でマギーはめきめき上達。試合で連破を重ね、ついに世界チャンピオンの座を狙えるほど成長。しかし、思いもよらぬ悲劇が彼女を襲った。
ん〜、思ったよりも泣けなかったデス。
マギーとフランキーが擬似親子的な感情をもっていく様子は上手くとら得られてると思います。
アンハッピーすぎて泣けなかったのかな。
でも、モーガン・フリーマンはほんと味のある良い役者ですねぇ〜。
クリントイーストウッドもお年を召しましたね。