2007/4〜6
       

★〜BOOK〜★
★〜★★★★★で判定

名もなき毒 / 宮部みゆき
孤宿の人 / 宮部みゆき
しゃばけ / 畠中 恵
オバハン流旅の作り方 / 吉永みち子
このベッドのうえ / 野中 柊
赤い指 / 東野圭吾
三姉妹探偵団 21 / 赤川次郎
風が強く吹いている / 三浦しをん
前巷説百物語 / 京極夏彦
ぬしさまへ / 畠中恵
チルドレン / 伊坂幸太郎
ジョゼと虎と魚たち / 田辺聖子
みぃつけた / 畠中恵
ねこのばば / 畠中恵
おまけのこ / 畠中恵
都立桃耳高校〜神様お願い篇 / 群ようこ
都立桃耳高校〜放課後ハードロック篇 / 群ようこ
私のスフレ 林真理子
第一阿房列車 / 内田百聞
第二阿房列車 / 内田百聞

★〜MOVIE〜★
東京タワー
県庁の星
パイレーツ・オブ・カリビアン3

04/** 名もなき毒 宮部みゆき
どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。
★★★★ 原田いずみのような人間が間近にいたらと思うと背筋が薄ら寒くなった。
関わりたくないと思っても、向こうからしつこいほどの粘着力で絡まれる場合がある。
病んでいる人間っていうのは、どこから病み始めたのか、それとももともとの資質でそうなっているのか・・・病んでいる人間が多くなってきている昨今。ホントに怖いなぁ。

04/** 孤宿の人 宮部みゆき
讃岐国、丸海藩――。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてきた。以来、加賀殿の所業をなぞるかのように毒死や怪異が頻発。そして、加賀殿幽閉屋敷に下女として住み込むことになった少女ほう。無垢な少女と、悪霊と恐れられた男の魂の触れ合いを描く渾身の長編大作。
★★★ どちらかというと、宮部さんの作品は時代物の方が好きだ。
ほうの「成長」とともに、名前がどんどん高められていく。
加賀様から与えられた名前と同じものが、ほうの中にぎっしりと詰まっている今、ほうはもう「独り」ではないのだろうな。
宇佐の最期だけが納得いかないけど・・・。
そりゃーないよ(泣)>宮部さん、ってな感じです。

04/** しゃばけ 畠中恵
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。
★★★★ オトモダチからオススメされてこのシリーズを読み始めました。
何気に妖怪物は好きだ(笑)
そして、作品中に出てくる妖怪達がどれも可愛らしく、愛嬌がある。
一気に読めました。
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4/** オバハン流旅の作り方 吉永みち子
東京下町から日本全国、ときには海外で、名酒とご馳走に舌鼓をうち、温泉めぐりやショッピング。
友達どうしの気楽な旅も、ふらりと出かける半日旅行も楽しみ方は無限大。
満足度100%の極楽旅行エッセイ。
★★ いろんな旅が描かれているが、とくにモンゴルの「馬乳酒」の飲む旅にアコガレましたw
でも飲んではみたいけど、灯りも電気もなにもない原始的な旅が私にできるのか・・・多分無理でしょうね^^;

04/** このベッドのうえ 野中 柊
甘美と不穏に心ざわめく、珠玉の恋愛短編集。
波乱の予感をふくんだ風が、恋に酔った心を撫でていく……。甘くて苦く、晴れやかでいて後ろめたい、嬉しいようで怖くもある……恋がもたらすあらゆる感情をつぶさに描いた8つの物語。
読みながら淡い感情に、時に少し揺さぶられ、時に苛立ったりしました。
「マリーゴールド」の彼女に少し憧れを抱きました。

05/** 赤い指 東野圭吾
身内の起こした殺人事件に直面した家族の、醜く、愚かな嘘に練馬署の名刑事、加賀恭一郎が立ち向かう。ひとつの事件を中心に描き出されるさまざまな親子像。
犯罪を越えたその先に、本当の闇がある。二日間の悪夢と、孤独な愛情の物語。
★★★ 本当に嫌な結末だった。
根本的な原因はバカ親だから、としかいいようがない。
犯罪を起こした我が子を守るのは隠蔽する事だけじゃないと思うんだけどな。
そして、愛情とは「叱らない」ことではない。
甘やかすだけ甘やかして、そのツケがまわって来た。。。イマドキの親子関係そのままですね。
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05/** 三姉妹探偵団 21 赤川次郎
血を流すキリスト像と修道女行方不明事件、修道院に身を隠す殺人犯、聖夜の殺人、修道女が人質となった辻褄の合わない事だらけの銀行強盗事件…連続する事件の謎を追う夕里子と国友刑事だったが、なぜか夕里子は殺人容疑で、国友は婦女暴行容疑で追われる立場に。事件を操るのは何者か!?そして連続する事件に接点は!?真相を求め三姉妹が意外な行動に出る。
★★ なんだか飽きてきたのかなぁ〜。
あんまり「ん!」という感じが少なかったです。
三姉妹の持ち味が表現されてる場面が少なかったからなのかしら。
殺人犯の栄子の方に魅力を感じた作品でしたね。

05/** 風が強く吹いている 三浦しをん
箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。
★★★★★ いいね!久々に面白い作品にめぐり合った気分です。
登場人物の一人一人のキャラがたっていて、それぞれに魅力があって・・・読み終わった後の爽快感ったら、もぉ〜〜〜!
一緒に箱根駅伝を完走したのと同じぐらい!!今すぐ走ってみたくなります。。。て、走れませんけどね(゚ー゚;A

05/** 前巷説百物語 京極夏彦
晴らせぬ恨みを請負い、裏の渡世人たちが仕込む驚愕の仕掛けとからくり!!
直木賞受賞作「後巷説百物語」へ続く、若き又市たちの活躍を描く。大胆な仕掛けで恨みを晴らす又市たちの出会いが語られる。
★★★★ もう一度シリーズ前作品全てを読み直してみたくなりました。
又市がどうして裏稼業に足を踏み入れたのか、ここから「巷説百物語」が始まっていく・・・スタート地点となる作品でした。
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05/** ぬしさまへ 畠中恵
きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚。シリーズ第二弾
★★★★ 相変わらずか弱い若旦那だけども、頭脳は明晰。
それにしても「饅頭を食べたから死んだ」といわれるぐらい不味い饅頭ってどんななんだろう?
そちらのほうに興味があります(笑)
兄や達は過保護だけれども、今の親みたいにただただ甘やかすというのではないんだよね。
締めるところはきっちり締める!これが大事ですね。

05/** チルドレン 伊坂幸太郎
「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
★★★★ ちょっと「通常」とはかけ離れた陣内青年。
ナナメに見ているようで、実はストレート。
その曖昧さに翻弄されて、受け入れられるか受け入れられないかは人によって異なるんだろうな。
もし身近にいたとしたら、ワタシ的には憎みきれずに鴨居くん辺りの位置にいるかなぁ、なんて思ってました。
「チルドレンU」の終わりが良かった!

05/** ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子
足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」。他に、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。
映画化されているのは知ってました(見てないけど)。主題歌をくるりが歌ってるのも知ってました。
どこかの書評で「恋愛上級者じゃないと分からない世界観」と書いてありました。
えぇ。。。よく分かりませんでした。。。(;´д`)
でも、映画はちょっと見てみたいな。
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05/** みぃつけた 畠中恵
ひとりぼっちで寂しく寝込む幼い一太郎が見つけた「お友だち」は、古いお家に住み着いている小さな小さな小鬼たち。ちゃんと仲良くなれるかな。しゃばけシリーズ番外編。
★★ 絵本バージョン。
ほっこりします。

05/** ねこのばば 畠中恵
お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって?すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも…(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾。
★★★ 若ダンナのためにずっと金次がいてくれたらよかったのね。
待遇を良すぎて居心地が悪くなる、もったいない話です(笑)

06/** おまけのこ 畠中恵
摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若だんな・一太郎に持ち込まれるは、訳ありの頼み事やらお江戸を騒がす難事件。親友・栄吉との大喧嘩あり、「屏風のぞき」の人生相談あり、小さな一太郎の大冒険ありと、今回も面白さてんこ盛り。シリーズ第四弾。
★★★★ よく登場する妖(あやかし)の中でも、ワタシはどこか飄々としていて、何気に優しい屏風のぞきのファンだったりします。ワタシの人生相談にも乗ってほしいなぁ(笑)<あるんか!?
表題作でもある「おまけのこ」では、たくさんの鳴家のなかから「じぶんの家」の子だと見つけてもらえる・・・愛だね、愛。
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06/** 都立桃耳高校〜神様お願い篇 群ようこ
神様おねがい!アイツの隣に席替えしたいの…。時は1970年、よど号がハイジャックされるわ、大阪で万博は始まるわ、ジミ・ヘンは死ぬわで、もう大変!だったあの頃も今も、高校生の願いは変わらない。深夜放送に眠い目をこすり、創刊されたアンアンを読みながら大福の誘惑に涙を浮かべるちょっと太めのロック少女タヤマシゲミが、文庫書下ろし小説に登場。
★★★ 年代的にはワタシが生まれた時分のことだけど、なぜだか懐かしくなります。
ミニスカートが流行してた時期に高校生じゃなくてホンット良かった(笑)

06/** 都立桃耳高校〜放課後ハードロック篇 群ようこ
制服が廃止になった桃耳高校は、ロンドンブーツや網タイツがカッポして、青春花盛り!山岳部は授業中に飯盒炊さん、先生達は学校で犬を飼い始め、みんなが思い思いに楽しんでいる。私はグランド・ファンクやレッド・ツェッペリンが聞ければ十分幸せ。ボウリングのスコアが4でも、彼氏がいなくても、それでいいや。世の中なるようにしかならんわい!文庫書下ろし小説完結篇。
★★★ チェッカーズに夢中になっていた高校時代を思い出しました(笑)

06/14 私のスフレ 林真理子
まだ見ぬ恋人に思いを寄せていた自意識過剰な女の子・・・。甘酸っぱい記憶がよみがえる追憶のエッセイ集。
★★ 自意識過剰な女の子・・・ワタシも似たようなところがあったなぁ。
それにしても幼い頃から文才があったと分かる作文でしたね。
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06/14 第一阿房列車 内田百聞
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。借金までして一等車に乗った百聞先生、世間的な用事のない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の軽妙洒脱な会話が彩りを添える。
★★ 独特なわがまま感がなんとなく笑いを誘う。
東北への旅路の話の中に「直江津」という文字が出てきて嬉しくなった。
やっぱり地元がダイスキだ!(笑)
「阿房列車」の旅路がなんとなく自分とRちゃんの道中とかぶってしまうのはナイショの方向で。。(笑)

06/21 第ニ阿房列車 内田百聞
ただ列車に乗るだけのための内田先生の旅は続く。「汽車が走ったから遠くまで行き著き、又こっちへ走ったから、それに乗っていた私が帰って来ただけの事で、面白い話の種なんかない」。台風で交通が寸断する九州では、なぜか先生と弟子の「ヒマラヤ山系」が乗る汽車だけはちゃんと走り「無事に予定通りに行動しているのが、相済まぬ」。悠揚迫らざるユーモアに満ちた、シリーズ第二弾。
★★ 第一阿房列車で「直江津」の文字だけだったが、第二ではいきなり新潟への旅となっていて、妙に嬉しくなる。
とはいえ、割とアッサリと描かれていてちょっとガッカリでした(´・ω・`)

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04/23 東京タワー 松岡錠司 J-MAX
1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。オカンは女手ひとつでボクを育てた。オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。公式HP
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05/23 県庁の星 西谷弘 DVD
順風満帆の人生を歩むキャリア公務員・野村聡。ある日、人事交流研修のために三流スーパー「満天堂」へと赴くが、店員たちはやる気がなく、さらに野村の教育係・二宮あきは年下のパート店員だった。さまざまな不幸や困難の中、二人は危機に瀕したスーパーの改革に乗り出す…。<公式HP
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05/25 パイレーツ・オブ・カリビアン3 ゴア・ヴァービンスキー デッキー401
ついに海賊の時代は、終わりを告げようとしていた。世界制覇をもくろむ東インド貿易会社のベケット卿は、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、彼と最強のフライング・ダッチマン号を操り、海賊達を次々と葬っていく。いまや海賊達が生き残る道はただ一つ。9人の“伝説の海賊”を召集し、世界中の海賊達を蜂起させ一大決戦を挑むのみだった。だが、鍵を握る9人目の人物こそ、ジャック・スパロウ、その人だった。<公式HP
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