ケンコーSE赤道儀
ケンコーのSE赤道儀です。架台のみを
購入し、鏡筒は以前から使っていた
セレストロンのシュミットカセグレンC8
です。
以前使っていたビクセンのSP赤道儀は
今後赤経部分を活かして移動用の写真
撮影架台にしようかと思っています。
架台部分のみの購入では、バランスウ
ェイトは5キロが1個しか付属しておらず
仕方ないので、高橋製作所のものを追加
して使っています。
鏡筒部分は5キロ程度ですので、思った
より軽いです。それ以上に架台部分が
かなりしっかりしている感じです。
まずは眼視中心で行こうかと思い、前か
ら欲しいと思っていた双眼装置をヤフオク
で手に入れました。
せっかくなのでSC用のTアダプタを用意
して取り付けられるようにしました。
写真には写っていませんが、SC用の天頂
ミラー(2インチ)も用意しています。
アイピースはまずはミードのSP32ミリを
2本用意しました。
他にも用意しなくては。
下から見上げる角度だと、結構な迫力が
ありますね。
まずは眼視から始めて、単焦点反射の
直焦点で星雲・星団の写真も撮りたいと
思っています。
星雲・星団撮影の工夫紹介 しばらく天体写真を撮影して工夫した点を
まとめてみました。訪れてくださった方の
少しでも参考になれば幸いです。
(あ、金欠病人間ですので、100均大好き
庭にコンクリートのブロックを埋めました。
残念ながら水平はとれてませんが、三脚の
長さをかえて水平を出したところで、三脚に
ペンで印を付けました。
傷を付けないように機材を大切に・・・
などと言うことはまったく気にしません。
光学系、機械等傷を付けてはいけない
所は別ですが。

ブロックにはくぼみを付け三脚の突起部を
そこにいれるとほとんど極軸は微調整で
合わせられます。
SkyExplore赤道儀には5kgのバランス
ウェイトが1個付属してきましたが、3個
追加購入しました。それでもではSE200N
では足りなかったのでバーベルを挟んで
使っています。
SkyExplore赤道儀のバランスウェイト軸
が長ければ、ここまで必要ないのですが。
SE200Nでの撮影には22.5kg。SE150Nと
C8の場合は、20kgで使っています。
完全に重量オーバーです。
マルチプレートに撮影鏡筒とガイド鏡を
並列に同架しています。鏡筒バンドを直
に取り付けるのであれば強度が増すと
思いますが、3種類の鏡筒を取りかえて
撮影したいのでアリ溝プレートを使って
います。初めは一つ使っていましたが、
SE200Nでの撮影では重量のためガタが
出て、ガイドミスが多発しましたので、2個
使ってみました。ガイドミスが減りました。
お勧めです。
天体写真を撮影する場合、特にオート
ガイドなどする場合には、様々な機器
が必要となってきます。それを一つに
まとめてボックスに入れたらスッキリし
ました。しかも蝶ネジで留めていますの
で、鏡筒を替えて撮影する場合にも便利
です。
ボックスの中にはGPUSB、インターバル
タイマーシステムのボックス、ハブと
オートガイド用のToUcamProIIを入れる
ことができるようにしています。
C8,SE150N,SE200Nそれぞれに35mm幅の
ネジ2本でいつでもすぐ交換できるように
しています。便利。
取り付けはこんな感じになります。
かなりごちゃごちゃしていますが、ふたを
しめるとそのまま撤収ということになり
準備時間、撤収時間短縮になるかと。
様々なケーブルは風などで動かないように
バンドで留めています。
また、運搬する際にはUSBケーブルを
鏡筒に巻いています。(以前は10mや5m
のケーブルを使っていましたが、やはり
不安定になることがあり、現在は3mの
ものを使っています)
SE150N鏡筒は、ビクセンのR200SS用の
接眼部に交換しています。
微妙なピント合わせをしたいのでBORGの
ヘリコイドTを使い、ケンコーのAC4
クローズアップレンズを使ってます。
SE200N、SE150N、25cmドブソニアンと
ドローチューブが60mm。SE150NはSE200N
用のものを使うことにしました。これならヘリ
コイドが使え、カメラ位置を回転させること
もできます。
撮影時はこんな感じになります。
最近撮影前に光軸調整をさぼることが
あり、その結果周辺部の星像が悪かった
りして、がっかりと言うことがありました。
やはり撮影前には赤道儀に同架してから
最後の光軸調整が必要だと思っていま
す。反射望遠鏡って調整がシビア。
やはりレーザーコリメータを使ってます。
自動導入をした後などに実際の天体を
確認する必要がありますので、EOS用の
レンズバックキャップをくり抜き、セレスト
ロンのビジュアルバッグを瞬間接着剤で
とりつけました。
自作なので安くすみました。
SE200Nでの撮影にはワイドマウント60+
コマコレクタ2、SE150Nでの撮影には
ヘリコイドTとAC4レンズなので、一式
これも100均のケースに入れて運んでます
以前に掲示板で書きましたが、主鏡周り
から光が漏れて入って来ることが分かり
ましたので、迷光対策として、100均の
ゴミ箱を切り落として被せられるように
しました。
極軸合わせの際に、時間短縮のため
MIZARの北極星指示盤を使ってます。
簡単です。これをもとに極軸望遠鏡で
大体合わせていますが、OKのようです。
カメラボディ、撮影の小物は古いカメラ
ケースに入れて運んでます。

これって私が高校の写真部時代に使って
いたものではないか。もう30年も前の
ものです。
SE150Nの筒先の蓋ですが、穴が一つ
開いており、太陽を・・・ということなので
しょうが、もう一方の方にも穴を開け
ピントを合わせる際の二つ穴の蓋と
して使っています。
視野に1等星などの明るい星を入れれば
カメラファインダーでも大体の所まで合焦
できるので、そのあとは短時間の撮影の
結果を見ながらヘリコイドで細かな焦点
合わせをすることになります。
これはSE150N用の自作フード。
お分かりの通り100均のゴミ箱です。
サイズ的にぴったりだったので、外れ
ないようにゴムひもをかけられるように
しています。見た目は悪いですがホント
取り付け取り外しがお気楽です。
銀河☆さんのアドバイスでは、SE150N+
AC4レンズで周辺部まで星像をよくする
ためには、理論的には13cmに絞ると
よいとの情報があったので作りました。
これは100均で売っていたA4のファイル
ケース(黒)を切り取ったもの。
工夫した点は、筒先の補強リングと斜鏡
スパイダー部分にちょっと隙間があり、
その径と同じに作ったため、ガタもなく
取り付け取り外しがすぐできます。
バランスを考え、接眼部は下方に取り付け
ています。そのためファインダーが覗き
にくかったので、ファインダーのベースを
もう一カ所取り付けました。
強力なマグライトです。焦点を絞ることが
でき、スポットライト的に使えます。

使用目的は・・・以前ブログで少し話題に
したような・・・夜中の人通りが全くない
場合に、淡い星雲を撮影する場合に
役だってくれています。
ガイド星を導入する場合に、以前は手こ
ずっていましたが、暗視野照明付きの
アイピースを手に入れてからは、非常に
楽になりました。ガイドスコープのフリップ
ミラーは若干ズレがありますが、一定の
誤差なので、PC画面のほぼ思った所に
ガイド星を一発で導入できるようになり
ました。
これうまくやらないと非常に無駄な時間が
かかるんですよね。
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