初午について

立春(旧正月)後の初めての午の日。稲荷信仰は豊穣の祈り。
 
狐は黄色で五行では土に通じ、位置は中央油揚げは黄色で土に通ず。狐に黄色の故、力を与える(同色の為そう思う)。

(無くなった2丁目のお稲荷さんは都合よく豆腐屋の後ろにあった。狐は油揚げを好まぬらしい。トンビはどうか知らない。)

新春で木の季節における始めての午の日(午は方角は南五行で火、火の旺を表す)。火生土 火から土がうまれる。赤い沢山の鳥居と狐に赤いアブちゃんをつける。

火は寅に始まり午に旺し戌に終わる。 故に陽気の初めでもある。植物の成長に必要な暖かさの始まりでもある。

初午は火から生まれた土の祭り。土は木を益する。土は水を堰き止める。水不行なれば火燃える。火が燃えれば金を溶かす。金を溶かせば木(稲を含む植物)を切り倒せない。よって稲の育ちが良くなる。護国(土の故)豊穣の祭り。貨幣経済になって商売繁盛を恃む。