チョウゲンボウの家族
    
 
平野 正
チョウゲンボウのメスとオスを並べます。比較してみてください。
    ♀頭と尾が茶色   ネズミを持って巣へ      ♀ 飛ぶ
  ♂頭と尾は青灰色  ♂ 大ネズミを持って重く飛ぶ      ♂ 飛び出し
チョウゲンボウは♀の方が大きく♀の鳥長38cmに対し♂のそれは32cm位と
記されている。がこのつがいは♂の方が大きく逞しい。
人間で言えば30台の男と18歳位の女の夫婦だったのかと思う。
♂は狩に長けて大きいネズミを度々捕まえキ〜ンキ〜ンと♀に合図し♀が受け
取った餌を口ばしで咥えるが落とし逃がすのを2度ほど見た。
ネズミを落とした後♀は♂の傍でしょんぼりしていた。
♀も♂も下段の左端の写真のように直立し片足を上げて休憩している。
巣立ったばかりの幼鳥も同じ姿勢で居た。
巣立った後の♂を見かけたら光沢のある美しい茶色の羽と黒班が色褪せていた
が子育てのせいか暑さに向かう羽毛の生え代わりかは解らない。

チョウゲンボウ羽繕い

頭を180度回して羽繕い。羽の荒れた♂ 強風にあおられても飛ばされない。筋力が強い。
チョウゲンボウ給餌と巣立ち前
ネズミを持って給餌する♂ 巣立ち直前のヒナ
雛が大きくなると親は調理しないで丸のまま餌を雛に与える
巣立って4日目(生後33日)のチョウゲンボウ
          巣立ったが心配な父(左)       巣立ったばかり羽がモコモコしている  

生後48日目の幼鳥の飛翔

成鳥と変わりないが筋肉が少ない感じがする。幼鳥は♀に良く似ているがこの段階
では外見からは♀♂の区別はつかない。

生後50日目チョウゲンボウ幼鳥
生後50日目の幼鳥,未だ♂、♀の区別はつかない。4羽巣立ったが2羽しか見かけ
ない。
川原で幼鳥同士で語らっていた。

この後幼鳥を見かけなくなった。
親も見かけない。
こちらも一仕事終えたようで寂しさと伴に気抜けした感じだ。

   正面から見ると丸顔    隣り合って語る     位置を変えて

チョウゲンボウ