本町自治会員の投稿頁 平成14年１１月号
| ぶらり 高尾山（平成14年） |
秋の高尾山
| 平野 正 | |
| ＥＭ |
しもばしら
９月は所要と天候で何処へも行けなかった｡
７、８月は例年に増して山を歩いたが、若い頃のように体力の貯金が出来る訳でなく、夏に何もしなかったのと同じ結果で、低山でも予想以上に足にくる。
ＪＲ・中央線の終点は 「高尾」。
しかし、中央線沿線で育った女房と女房の姉は、今の駅名 「高尾」 を昔通りに 国電 「淺川」 と言う。
小生も小学生の時に高尾へ行った事があるので、中央線 「淺川」 で降りたのだろうが記憶にない。
４５０ｍ位の山なのだが登るコースも色々あり、短時間コースも長時間コースも出来る。
最近は野草を見に行くのでコースの脇は整備されていない方が有り難いのだが、ご丁寧にも草刈が行き届き、舌打ちをしたくなる。
“木を見て山を見ず”ではないが、“草を見て道を見ず”のような歩き方をすると草刈が行き届いた道にも沢山の野草があり、わくわくする。
秋の色は白。
雪の到来を察知してか、冬にかけて咲く秋の花は白が多く、真冬には目に付かなくなるが、春にまた目を楽しませてくれる。
自然は賢く、逞しく、有りがたい。
