01. はじめまして

「ねぇ」

声のしたほうへ振り返ると、おんなのこがひとり、そこにいた。



「おなまえは、なんていうの?」

誰もいない昼下がりの白い石畳の道で、僕とおんなのこと、ふたりだけ。



「おともだちになってくれる?」

僕は知らない間に、こくりと頷いていた。

草の擦れ合う音もしない静かな町外れで、僕とおんなのこと、ふたりだけ。



「はじめまして」

鳥も鳴かない青空の下、僕たちは握手を交わした。




実はちゃんと名前ありますこの二人。あ〜久しぶりのアナログ…。




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