夏かぜの特徴と原因ウィルス 

特徴的な夏かぜ

  1. ヘルパンギーナ(コクサッキーAなど)
    のどの奥に口内炎が一列に並び、口内痛あり。高熱が1〜3日間続く。
  2. 手足口病(エンテロウィルス71、コクサッキーA-16など)
    手、足に水疱様の特徴的な発疹、口の中に口内炎 潜伏期間は2〜7日。 発熱は38〜39℃を1〜3日間認めることあり。
  3. プール熱(咽頭結膜熱、アデノウィルス3型)
    39〜40℃の高熱が3〜7日間続く。 のどの発赤、痛みあり。 結膜炎は充血、目やに、眼痛。 潜伏期間は5〜6日間。 学童の間でプールを介して流行する事が多い。治っても2〜3週間ウィルス排泄が続くのでプールの使用を禁止する。学校伝染病第2類。

夏かぜの注意点

口内炎をおこすと痛くて、飲んだり、食べたりしにくくなるので、しみない口あたりの良いもので水分、栄養の補給をする。
頭痛、嘔吐、意識混濁など、無菌性髄膜炎、脳炎の症状があれば早めに検査、治療を受けること。
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