・知的な能力が高いか否か
・自閉傾向が強いか否か
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【知的な能力が高く、自閉傾向が強い場合】
当人への告知をした方がよい場合が多い。
障害による困難も大きいが、それを解決する能力があるかもしれないからだ。
自分の問題を論理的に捕らえることができるならなおさら。
知的な能力が高くても、自閉傾向が強ければ、障害者として支援を受けられる可能性はあるように思う。(当事者の話を聞く限り)
【知的な能力が高く、自閉傾向がそれ程強くない場合】
当人への告知をしなくても何とかやっていける可能性がある。
障害名を告げなくても、性格や個性、特性への対処方法を告げることで困難さを軽減できる。
知的に高く、障害者としての支援が期待できないのであれば、当人が障害名を知ることのメリットはあまりないかもしれない。
それでも告知すれば、高い能力を生かして、困難を軽減させ、よりよい生活を送るためのステップになる可能性もある。
【知的能力がそれ程高くない場合】
療育手帳を取得し、支援のレールに乗せて安定した生活を送れるようにしてあげるとよいと思う。
障害者に優しい環境の中で穏やかに暮らせるとよい。
障害を自覚することにより本人の力で困難さを克服できることは限られているので、告知の必要性は薄い。
しかし、支援を受けるに当たって、当人に知らせないまま一生を終えるのは難しいように思う。
WISCなどの発達検査でのIQが高くなくとも、障害による困難を軽減させる工夫ができる人がいないわけではないので判断が難しいところかもしれない。
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実際には、こんなに明確に分けられるわけでもないし、事情は複雑なことも多いだろうから一概には言えないと思う。
診断名を伝えなくても、個性と考え、特性や対処方法を伝えるだけでも一定の効果はあるように思う。
しかし、障害特性が「個性」の範囲には収まらず、「脳機能の障害」と考えた方が、合理的に考え対応できる場合もあると思う。
私の場合、脳機能の障害とわかったため、自分の物事の捉え方や考え方(つまり認知)を見直し、改善することができた。
告知しない場合のデメリットは、自分は普通だと考えてしまうため、ドラスティックな改善を期待できないことにある。
結局はケースバイケースなので、どちらの方がいいとは簡単には言えない。
また、親が障害を受け入れられない場合は、告知以前に問題がある。もちろん、診断されてすぐに障害を受け入れることは難しい。
しかし、「いつか普通になる。普通にしてみせる。」という発想で子供に接し続け、告知のタイミングを誤ると障害の困難に加えて二重の困難を抱えることになってしまう。