不動産鑑定評価書のレビュー
(審査・批評)業務のご案内

 

2004年12月1日

 

 

○わが国で公的な不動産の鑑定評価制度がスタートして41年が経過しました。不良債権の実体解明とその処理、不動産の証券化など、今や鑑定評価書およびその担い手である不動産鑑定士の社会的責務は一層重いものになっております。

 

○しかるに、鑑定機関、鑑定事務所、個人鑑定士により作成・発行されている不動産鑑定評価書には質的にも、内容的にもその水準には無視できない格差が存在しています。

 

○鑑定制度の先進国である米国では、第三者である不動産鑑定士(事務所)によるレビュー制度が定着しています。医療の場合セカンドオピニオンを求めることが普及してきましたが、セカンドオピニオンこの「鑑定版」と考えていただければ良いでしょう。

 

○レビューとは英語で批評・評論という意味ですが、不動産鑑定評価書のレビューの場合、中立・公正・独立性を重視した第三者による「鑑定評価書」の審査・格付けといった意味です。

 

○鑑定評価書のレビューが必要かつ有効とされるケースは以下のような場合です。

 

・不動産の購入(特に売主が鑑定書を提出してきた場合)

・訴訟物件の評価(相手側が鑑定書を提出してきた場合)

・遠隔地の物件で現地精査が困難な物件

・ゴルフ場・リゾートホテル等、採算性、収益性の精査が必要な物件

・権利関係が複雑で問題のある物件

 

○引受可能地域は全国です。私自身は、福島県を中心に業務を行っていますが、出身母体である(財)日本不動産研究所OBの不動産鑑定士が国内各地で鑑定業務を行っており、ネットワークを作っています。そのネットワークによりレベルの高い鑑定書レビュー業務が可能です。

 

○業務報酬は、従来の不動産鑑定業界で行われていた評価額によって手数料が決まる従価報酬ではなく、業務の量と時間・内容に応じた合理的な報酬体系とします。具体的案件毎に見積書の提出により決定します。

 

○わが社のホームページ「地価・インフレ情報発信館」をご覧になって、この事務所なら信頼できると思った人のみご連絡下さい。

過去、十数件そのような相談を受けたのでこの業務を開始したわけです。




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