観測スタイル |
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姿 勢 | |
観測は、どうしても上を見ることが多く首が疲れてきます。長時間観測するときは、背も | |
たれが大きく傾く 椅子に座るか、マットなどの | ![]() |
上に寝転がると楽に眺めることができます。 | |
特に、流星観測には、このような準備をしてい | |
くことをおすすめします。 | |
防 寒 | ||
秋や春の夜は、意外と冷え込みこむので、しっかりとした防寒具を用意してください。 | ||
厚手の防寒着上下と厚手の靴下、防寒靴に携帯カイロ・手袋など、体を温めるコーヒー | ||
やスープなどの飲み物を魔法瓶などに入れ用意しておくと助かります。 | ||
コンロを使う場合、家庭用カセットコンロは、気温が低いと気化しにくいため | ![]() | |
着火しなかったり、火が弱かったりしますので、低温でも使える野外専用の | ||
コンロを使ってください。 | ||
その他 | ||
夏は、蚊などにさされることもあるので、長袖・長ズボンの服装と薬や防虫スプレーを用 | ||
意しましょう。 |
観望グッズ | ||
夜、暗い場所で観望しますので、ちょっとした工夫と道具の準備をして楽しい観望をして | ||
下さい。 | ||
星座早見盤 | ![]() | |
星空観望の必需グッズ。星座は刻々その位置 | ||
を変えてきますので星座の確認に便利な道具 | ||
です。 | ||
磁 石 | ||
磁石を使って東西南北の方向を確認しておきま | ||
しょう。 | ||
ノートと鉛筆 | ||
観測場所・日時・感想など、また写真をとる場合は、絞り・露出時間・ISO値・カメラ名・ | ||
レンズのF値を記録してください。またスケッチもおすすめします。 |
ライト |
機材の準備や撤収時に使う明るい懐中電灯と観測中に手元を照らす小さいライトが必 |
要です。観測中に明るいライトを使うと、目が明るいほうになれて暗く淡い星が見にくくな |
ります。 |
双眼鏡 | ||
双眼鏡があると暗い星まで見ることができる | ![]() | |
ので、より楽しくなります。 | ||
倍率は5〜7倍程度で口径も50o以下が軽 | ||
く扱い安いのでおすすめです。また三脚に取 | ||
り付けるためのネジ穴のあるものが天体観 | ||
測に向いています。 | ||
手で持ったままでは、安定しなくて観測は無 | ||
理ですので新たに買われる場合は三脚に取 | ||
り付けるビノホルダーもセットで購入してくだ | ||
さい。 | ||
三脚に付けられない場合は、木や車などに寄りかかり体を安 | ![]() | |
定させ覗いてください。 | ||
天の川を覗くと肉眼では見えない暗い星や、明るめの星雲・星 | ||
団などを見ることができます。 | ||
望遠鏡 | |
![]() | 望遠鏡で眺める、月や惑星・星雲・星 |
団は、すばらしいものです。 | |
何百万光年も離れた宇宙から届いた | |
光を自分の目で見ることができるの | |
です。 | |
望遠鏡は、接眼レンズを取り替える | |
ことにより倍率を変えることができま | |
すので、焦点距離が違う接眼レンズ | |
を3つ程度持っていると、より楽しい | |
観望ができます。 | |
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星座の写真を撮ろう | |
星座の写真を撮るには、少し露出時間を長めにしないと | |
星座を構成する星が写りにくいので、小型の赤道儀を使 | |
って星を追尾しながら撮ります。 | |
星座の大きさはさまざまで、標準の50oレンズで画角に | |
収まる星座もありますが、少し大きめの星座は入りきりな | |
い場合があります。レンズが交換できる場合は、50oか | |
ら28ミリの広角レンズがあると、大体の星座を映すことが | |
できます。 | |
感度は、ISO400程度が撮りやすいとおもいます。 | |