子供が小学生のときの、ある雨の日、生まれたばかりの小さな子猫を大事そうに抱えて
帰ってきました。
手のひらより小さい濡れた体をふき、牛乳を温めガーゼで吸わせたところ、なんとか吸って
くれました。一息ついたところで子供が飼いたいといいます。このまま外へ出せば確実に
死にます。家は新築して半年、どうしたものかと思いましたが、ミャーミャーと小さな声で泣
く子猫を見ていると捨てることができず、なりゆきで飼う事になりました。それから早いもの
で13年も経ちますが元気で我が家の一員になり毎日ご飯をねだられています。

    うに     起されて不機嫌顔 ブスー  もう一匹の狸猫(ペルシャ系の雑種)