金沢の三文豪のひとり、徳田秋聲(1871〜1943)は、尾崎紅葉の門下を経て、田山花袋、島崎藤村らとともに明治期の自然主義文学運動の中心的存在として活動し、昭和18年に没するまで、明治・大正・昭和と三代にわたり常に文壇の第一線で活躍した、文字通り「大家」の名にふさわしい作家です。 その作品は、川端康成をして「小説の名人」と言わしめた技巧の高さとともに、つねに弱者への視点を忘れぬ、庶民の生活に密着した作風を特徴とします。「新世帯」「黴」「爛」「あらくれ」「仮装人物」「縮図」などの諸作が名篇として知られています。私生活では、その分け隔てのない人柄が多くの文壇人に愛されたほか、映画やダンスを好むなど現代的な面も持ちあわせていました。
|  家族とともに |
徳田秋聲記念館は、このような秋聲を記念、顕彰するとともに、その作品とゆかりの品々を収集、保存、展示することで、その生涯と文学的業績を多角的に紹介し、秋聲文学の豊穣な世界に親しんでいただくことを目的としております。
|
 |
◆主な作品や、秋聲ゆかりの散策コースを紹介・・・ 「いいねっとの徳田秋聲散策コース」 |