日本三百名山巡り 第26弾  22.09.02〜06
 中央アルプスの南部の2座を縦走する
 アルプスのメイン縦走路から外れている所や端っこにある山はどうしても最後まで残ってしまう。ここ中央アルプスの南駒ヶ岳に越百山もその一つである。南駒は木曽駒から空木岳に縦走したついでにピストンしようとしたのだが、風雨にさらされて断念したことがある。今回、男鹿岳でご一緒したNさんが越百山をピストンするということで、これに便乗して縦走を計画したのである。越百山からは一人旅、果たして険しい花崗岩の岩場を無事通過できるか?
 南駒ヶ岳 2841m
 甲斐駒ヶ岳を東駒、木曽駒ヶ岳を西駒、そして空木岳から越百山辺りまでを総称して南駒と呼んでいた。
3日目 9月4日(日)
 越百山荘〜越百山〜南駒ヶ岳〜駒峰ヒュッテ
 この先は岩と背丈は低いがハイマツ帯のルート、帽子と手袋を小屋に置き忘れ、花崗岩のザラザラした肌に素手で大丈夫か心配である。
越百小屋6:10〜越百山7:10-30〜仙涯嶺9:25-35〜南駒ヶ岳11:50-05〜
赤椰岳13:00〜空木岳14:35-45〜駒峰ヒュッテ15:00 
越百小屋の朝食 安平路山方面、中央後方は恵那山
越百山頂が見えてきた 山頂にはすでにかしまし3人娘とNさんがいた
塩見岳の右側に富士山 中央赤いのが越百小屋
仙涯嶺 山頂標識は下りた所にあった
仙涯嶺山頂ドーム(山頂標識より) クサリあり、ロープアリの危険地帯を通過
一瞬南駒ヶ岳に着いたかと思ったが、ここには三角点はないはず。御料局三角点らしい こんどこそ本物の南駒ヶ岳ピークのようだ。
ガスがでてきたな〜 
南駒ヶ岳山頂の祠。ガスの中、踏み跡に導かれて山頂右側を巻き、通り過ぎてしまったね。 赤椰岳方面
摺鉢窪避難小屋 カール底で亀裂発生とかで立ち入り禁止である
赤椰岳山頂(多分) 空木岳手前のピークか
空木岳山頂 駒峰ヒュッテはすぐ下である
越百山でNさんに見送られ、いざ一人旅、ガスっていて山容が見えぬので目標が掴みにくいね。それに踏み跡が無数にあり、たびたび間違っては戻る。背丈は低いがハイマツ帯の中に入る時は注意、殆ど分からないね。たまに赤テ−プや赤ペイントをみつけるとほっとする。仙涯嶺と南駒ヶ岳山頂近辺では大きく間違えてタイムロスしてしまった。時々パラパラときたが降られることなく2時間ほど遅れて駒峰ヒュッテに到着する。宿泊手続きをすませ、空木岳を間近に見るテラスへと移動、同宿者と歓談する。2本目に移ったところで雨、残念ながら室内へ移動する。→4日目へ