3日目
1999年10月 6日(水)曇り

ミラノ〜(280km)ベニス
午後:ベニス半日市内観光(フリータイム 2時間)

 朝、TVでジェー・オー・シーの放射能漏れの事故のニュースを流していました。
ニュースは世界を瞬く間に流れています。

朝、チェックアウトするとき、ホテルのミネラルウォーターの高いのビックリ(3倍)しました。

今日から、シータと言うバス会社のバスでローマまで移動していきます。
ドライバーは、エジスタさんです。

8:00 ミラノ出発
片側2車線の高速道路を一路ベニスへ。景色は田園風景が多かった。
途中、ベローナのお土産屋さんで小休止。

12:00 ベニスのローマ広場に到着。曇っていて涼しい。
現地ガイドは、ベニス美人のリンダさん。
ここから、水上バスでリアルト橋(Ponte di Rialto)へ。
運河の両岸の風景を見て、ベニスに来たんだなと感激。

 

 リアルト橋
 

リアルト橋から細い路地をクネクネ進んでレストランで昼食。
イカ墨スパゲティと小魚の空揚げと赤ワイン。味は今ひとつです。

昼食後、また、細い路地をクネクネと進むと、突然、目の前にサンマルコ寺院が
現れました。
その前には、人・人・人・・・。すごい人です。

ベニス半日観光(徒歩)とゴンドラ遊覧
1.ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)
 共和国の総督の居城および刑務所として使われていた。
 絵画や豪華な内装がすばらしい。
 

2.溜息の橋と牢獄
 牢獄の入り口の橋でドゥカーレ宮殿の2階とつながっています。
 政治犯が収容されて、ほとんどが悪環境で死亡したそうです。
 リアルでした。皆さんもぜひ牢獄に入って来てください。
 

 溜息の橋から見た外の風景
 

3.サン・マルコ寺院(Basilica di S.Marco)
 ロマネスク・ビザンチン建築の傑作。
 聖人サン・マルコの遺体を祀るために11世紀に建てられた。
 モザイクが有名。黄金教会とでも言いましょうか。

 団体の入り口と個人の入り口が別で、個人のほうは長蛇の列でした。
 団体なのですぐは入れました。時間がなくゆっくり見れないのが残念です。
 

 中央に4体の青銅馬像(イミテーション、本物は別に保存)が並んでいる。
 これは、十字軍遠征の時(1204年)にコンスタンティノープルから持ち帰られたものです。(戦利品)
 

4.ベネチアングラス工房
 工房に行く途中の橋の上より見た溜息の橋
 

 ベネチアングラス製作の実演と販売。男性の説明員は大変流暢な日本語で解説してます。
 「ベネチアングラス落としても壊れない。」と言いながらグラスをガッとぶつけます。
 これには、話に聞いていましたがビックリしました。壊れないんですね。
 数々のガラス工芸品は大変綺麗でした。
 

午後4:00 フリータイム 2時間
 両替\10,000→L152,000
 鐘楼(Campanile)に登ろうしたら並ばなくてはいけないので、アカデミア美術館に向かう。
 サン・マルコ広場には鳩がたくさんいて、楽団が演奏しています。
「上を向いて歩こう」も演奏していました。
広場に面した建物の1階には、たくさんのお土産屋さんがありました。

 途中、ジェラードを食べながら、細い路地を歩くのは気持ちの良いものです。
アカデミア橋(Ponte dell' Accademia)を渡るとすぐアカデミア美術館
(Galleria dell'Accademia)です。
 アカデミア美術館は、14〜18世紀のヴェネツィア派の絵画を展示しています。
なかなかリアルで見応えがあります。日本語のテープも貸し出しています。
テープを聴きながら見ていたら時間がなくなり、途中からはしょって見てしまいした。
 

午後6:00 ゴンドラ遊覧。
 ゴンドラ乗り場付近。サン・マルコ運河の向こうに見えるのは、
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(Chiesa di San Giorgio Maggiore)です。
 

サン・マルコ小広場近くの船着き場から、4艘のゴンドラに分乗して出発。
同船者で相談した結果、カンツォーネは付けないことに決まる。
「溜息の橋」の下を通り水路をグルッと一回り。
裏の水路に面した建物の1Fは、使用していない部屋が多いようでした。
満潮時、海水が上がってくるためでしょうか?
ベニスは少しずつ沈んでいるそうですから、観光なさる方は早めに御覧になるべきでしょう。
夕方になって曇りで少し肌寒く、ゴンドラに乗るならもう少し早い時間に乗るべきですね。

 

 夕暮れ、海上バスでローマ広場に戻り、バスでメストレ(Mestre)へ。
PLAZA HOTEL(ホテル プラザ)に泊まる。
 夕食は自己解決で、バスの運転手さんのお勧めの近くのTRATTORIA & PIZZERIAへ。
これからが大変。混雑している上に、イタリア語のメニューに言葉が通じないのですから。
どうにか野菜のスープとボンゴレのスパゲティを注文。
スパゲティは量が多く、麺が少し硬めで食べきれませんでした。。
後で気づいたのですが、メニューには小さく英語でも書いてありました。
 ガイドブックに書いてありましたが、日本語のメニューがあるお店に入るか、または、
分からないときは簡単なメニューを注文するべきですね。経験その1です。

1999年10月 6日(水)の支出
ホテルのチップ゚   L2,000
ホテルのミネラルウォーター3本 L13,500
ワイン        L13,000
時計         L15,000
アイス         L1,500
アカデミア美術館 L12,000
〃  テープ     L7,000
ゴンドラの写真   L1,500
夕食         L50,000
ミネラルウォーター2本 L2,400
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計         L117,900

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