「我愛羅行こう!!」
「・・・?」
「早く早く!いいからついてきてっ」
「おっ…おい!!何なんだ一体??」
「一緒にきてくれれば分かるよっ♪」
と言って楽しそうに俺の手を引く
二人きりで歩く並木道に
木漏れ日が降り注ぐ
繋いだ手には 暖かい ぬくもりを感じた
君からの贈り物
「我愛羅、目をつむって。私がいいって言うまで絶対に開けちゃダメだよ!」
楽しそうにキラキラと笑う の笑顔ががまぶしいように思えた
言われるままに目をつむり、手を引く に身をまかせる
心地よい風が吹いた
そこからどれくらい歩いただろうか・・
「我愛羅目を開けて」
そこにはあたり一面ラベンダーが咲いていた
「我愛羅とこの景色を一緒に見たかったの」
そう言うと
はここにあるどの景色よりも鮮やかな笑顔を見せた
夏の日
君と創った
君と僕の
夏色の思い出
大切に胸にしまいこんで・・・