英語教育とジェンダー中学校の教科書を中心に
伊藤明美(Akemi H. Ito) 要旨学校教育におけるジェンダー・バイアスを、中学校における英語テキストを中心に考察した。 調査の対象とした教科書は、北海道での三大シェアを占める三シリーズ九冊であるが、そのうち二シリーズについては、著しいジェンダー・バイアスが見られた。 いくつか例を挙げると
これまでの国連による女性会議においても女子教育に関しては、性別による固定的役割分業の解消を目指すべく、カリキュラム、教材の見直しが毎回のように求められていることを再認識し、 男女平等の視点からの積極的で誠実な教科書作り、教科書に関わる全ての人による継続的点検が必要であると思う。 論文内容をより 詳しくお知りになりたい方は、次のメールアドレスまでご連絡下さい。論文のコピーを差し上げます。〈itoakemi@fujijoshi.ac.jp〉 |