ケルトの『樹のお告げ』〜樹のホロスコープ〜

1/2〜1/11
もみ
1/12〜1/24
にれ
1/25〜2/3
いとすぎ
2/4〜2/8
ポプラ
2/9〜2/18
シーダー
2/19〜2/29
まつ
3/1〜3/10
やなぎ
3/11〜3/20
ぼだいじゅ
3/21
かし
3/22〜3/31
はしばみ
4/1〜4/10
ななかまど
4/11〜4/20
かえで
4/21〜4/30
くるみ
5/1〜5/14
ポプラ
5/15〜5/24
とち
5/25〜6/3
とねりこ
6/4〜6/13
しで
6/14〜6/23
いちじく
6/24
しらかば
6/25〜7/4
りんご
7/5〜7/14
もみ
7/15〜7/25
にれ
7/26〜8/4
いとすぎ
8/5〜8/13
ポプラ
8/14〜8/23
シーダー
8/24〜9/2
まつ
9/3〜9/12
やなぎ
9/13〜9/22
ぼだいじゅ
9/23
オリーブ
9/24〜10/3
はしばみ
10/4〜10/13
ななかまど
10/14〜10/23
かえで
10/24〜11/11
くるみ
11/12〜11/21
とち
11/22〜12/1
とねりこ
12/2〜12/11
しで
12/12〜12/21
いちじく
12/22
ぶな
12/23〜1/1
りんご

  昔の人々にとって木は神聖なものであり、天と地を、神と人を繋ぐ大切な存在でした。 例えば、古代ギリシャでは樫の樹の下で「鳩」と呼ばれる3人の女性が、 樹の葉からもれるささやきにじっと耳を澄まし、神の声を聞き取ったといいます。 もちろん西洋だけでなく、日本でも巨木には魂が宿ると考えられ、御神木として崇められてきました。
  さて、ケルトの人々も、樹木、とりわけ樫の木とヤドリギを崇拝していました。 そのケルトの樹のカレンダー(ホロスコープ)にはいくつかの説がありますが、 今回ここではD.Findling氏のものを紹介します。 星座のホロスコープと同様に、誕生月ごとにシンボルの樹があって、皆さんの性格を占うことができます。 それぞれの樹のお告げや、エピソードを楽しんでいただければ幸いです。

*『樹のお告げ』で参考にした主な資料
1:Botschaft der Bäume , ein keltisches Baumorakel , Dietmar Findling, KOSMOS
2:Mythos Baum , Doris Laudert, blv
3:Pflanzen der Kelten , Wolf- Dieter Storl , AT
4:Bäumen und Sträucher , Ulrich Hecker, blv
5:ギリシャ・ローマ神話 ブルフィンチ作 野上弥生子訳 岩波文庫
6:変身物語 オウィディウス作 中村善也訳 岩波文庫
7:図説 金枝篇 フレーザー著 東京書籍
8:ヨーロッパの森から 谷口幸男他 NHKブックス
9:樹木たちの歳時記  林弥栄、富成忠夫監修 講談社
10:牧野日本植物図鑑 北隆館