Ölbaumオリーブ
<誕生日>
9月23日
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樹の言葉は「堅牢」「智恵」
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  冷静かつ細心、加えて底知れぬスタミナを持つ、それがオリーブ生まれの人です。 困難な事に遭遇しても慌てず騒がずじっくりと解決の方途を探り出していくのです。 目先の事にとらわれず長期的視野に立って物事を考えることができる人でもあります。 その先見の明と思慮深さゆえに、周囲の人たちにとってはオリーブ生まれの人はあたかも頼れる大樹のような存在なのです。

オリーブにまつわるお話

  オリーブの木は長寿(1500年になるともいわれている)であるにもかかわらず、あまり大きくなりません。 高さは6〜10m、太さは直径で2mくらいにまでにしか成長しません。 大変丈夫な常緑樹で、その実をつぶしてオリーブ油をとります。 地中海沿岸ではオリーブの樹は、すでに紀元前3000年頃から栽培されていました。 この木は古くから地中海沿岸に暮らす人々にとって最も重要な樹であり、そのことは神話にも描かれています。
  知恵の女神アテナとポセイドンが、ある土地の所有をめぐり争いました。アテナは人間にオリーブの木を、ポセイドンは馬を与えました。 神々はオリーブのほうが人間にとって重要であると判断し、その土地をアテナに与えました。 こうしてこの町はアテナイと名づけられたのです。アテナの誕生日には人々はアクロポリスのオリーブの木を飾り、生贄を捧げ、まるで神のごとく衣を着せたといいます。 当時オリーブの樹を切ることはタブーであり、万が一切り倒せば、死をもって罰せられました。
 また、旧約聖書には、大洪水の後、ノアが箱舟から放った鳩が、緑の葉をつけたオリーブの小枝をくわえて帰ってきたという有名なシーンがあります。

Ölbaumオリーブ