2001年4月の日記

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かめ造くんがやってきた。

昨日の日曜日巨ガメ仲間のなみりんさんご一家が遊びにきてくれました。
ヒョウモンベビーのパパであるかめ造くんも一緒に。
はじめてそばでみるかめ造くんは思ったより小柄でお顔は♂とは思えない穏やかでまん丸なお目目が印象的な男の子でした。(顔だけみるとかなりの美少女系のイメージ)
ただ、よく見ると成長線がとてもこまやかにたくさん刻まれた甲羅と立派な尻尾そして臀甲板のあたりが擦り切れたようになっていて(→いっぱいマウンティングしないとこうならないはず)「時間をかけて成長した立派なオス」であることがわかる個体でした。
いきなり違う家につれてこられたかめ造くんはかなり緊張していたようですがそれでもしばらくすると庭の運動スペースを歩き回ったりしていました。(足が速いのにビックリ)
ヒヨリンさんは突然のお客様が気になって仕方ないのかひたすら追いかけていました。我家の♀のレリよりははるかにかわいらしい顔のかめ造くんが気にいったのか今にも乗っかりそうな雰囲気で迫っていたのには閉口しましたが・・・・・。
小さいけれどかなり力が強くたくましいかめ造君はリクガメキーパーなら誰もが一度は悩むツメもきれいに短く削れていてクチバシも全く伸びていませんでした。平成のはじめから育てられて10年以上もの間人間に飼育された個体でここまできれいに育っているなんて・・・・・と同じくらいの期間育てているけど伸びきって曲がったヒヨリンのツメとギザギザのクチバシとの差に愕然としました。かめ造くんはツメもクチバシも特段お手入れはしていないそうなので普段の飼育環境の中で自然に磨耗しているのはすごいと思いました。そしてやはりそうした環境を用意しているからこそたくさんのコガメにも恵まれたんだろうなと思いました。。。。。。
もちろんワタシもヒヨリンさんを大事に思ってがんばって育てて来たのは確かなのですが、それが本当にヒヨリンさんにとってよい環境だったのか?今になって思うといろいろ考えてしまいます。

今度はママのエリザベス嬢も一緒にそしてクリスちゃんはじめきょうだいで一族集合できれば楽しいかも・・・・と思いました。
大きくなったエメ&エカのきょうだいも見ていただくことができたしうれしい一日でした。


以前から考えていたのですが庭にコンパネで囲いを作りました(仮称:脱走防止柵)。一応地中30cmほどくいを打ち込んでコンパネをくくりつけてあるのですがヒヨリンさんのパワーにどこまで持ってくれるか不安です。(昨日の時点でちょっと危険な雰囲気)これで駄目だったら・・・・・あきらめて隙間をブロックで塞ごうかと思います。体力のない我々に協力してくださる親切な方ささやかなバイト料でがんばってくださる方その時は宜しくお願いします。(謎)


2001年4月23日(月)


でかっ・・・・・・

普段帰宅が遅く動いているカメをなかなかみることができないわしがとても久しぶりに夜更かししているエメの姿を眺めることができて「なんかエメめちゃくちゃでか〜なっとるで」というのでそういえば最近あまり体重も測っていなかったなあと昨日測ってみてビックリ。
115グラムありました。
確かに久しぶりに持ち上げたエメちゃんは「これがあのエメちゃんかい?」と思うほどでかくなっていました・・・・。
まだ卵から出てきて4ヶ月たっていないのに・・・・・・。恐るべし。葉っぱしか食べていないのにこんなに大きくなれるなんて・・・・・不思議です。
ちなみに弟(妹)のエカもエメのスピードにはかないませんが63グラムと11日前にくらべて10グラム増加していました。(1日1グラムペース?)
このまま順調に育ってほしいなあ。でも来年の今頃にはどれくらいになっているんだろう????
エメはお調子者というか人懐っこいんですがエカは警戒心が強くて触ろうとすると「シュッツ!!」とすごい鼻息を立てて石になってしまいます。(ホントあの小さな体のどこからあんな音が出るんだ、というくらいすごいです)あまり触らないようにして育てたせいかな・・・・最初はワタシの手の上で葉っぱ食べてたのになあ・・・・(ちょっと寂しい)

カメ食栽培用に種まきをしなくてはいけないのですがついだらだらとサボってしまいます・・・。一応モロヘイヤと枝豆を蒔こうかな、と考えているんですが。
(でもヒノキ花粉かその他アレルゲンがあるのか最近とにかく鼻水が止まらなくて全身だるいの何の・・・・カメを庭に出し入れするだけでもうヘロヘロなのに・・・・・)

2001年4月18日(水)


きのうのこと

きのうはヘロヘロで疲れてしまってかけなかったんで今日書きます。
3週間ほど前から妙な色つき尿酸を排泄するホミ@ホルスフィールドと甲羅の脱皮がチョットヘンなイシガメのいしが気になっていたので病院に連れて行きました。
ホミのほうは一度自宅で潜血反応を調べる試験紙で反応が出たことがあって心配だった(ただしその後は反応なしで本カメもめっちゃ元気だった)のといしも元気いっぱいなのだけれど甲羅が脱皮不全のような状況になっている箇所があって「脱皮と思ったら感染症だった」なんてことだったらどうしよう・・・・と思ったからです。

ホミの方は排泄した尿酸やうんぴを調べていただいても血液が混じっていることはなく、更に総排泄腔の中も調べていただいた(ちょっと見ていて可哀想だったけど・・・・)のですが問題はなく、また結石や膀胱からの出血の可能性もなさそうだということでホッとしました。
カラフルな人工飼料を食べている子は黄色やオレンジや緑等々実に多彩なバリエーションの尿酸を排泄する場合があるそうですがホミは原則ベジタリアンだし・・・・。(原則と書いたのは他の子の食べ残しをこっそり食べていることが何度かあったから。)
でもたんぽぽの赤っぽくなった葉っぱなどで尿酸に色がつくことはままあるそうですし、野草を多めにあげるようになった時期と重なるのでなにか影響があるのかもしれません。
また、検査中にビビッたホミが新鮮なうんぴを大量に垂れてくれたので検便をお願いしたら大量ではないがギョウチュウがいるとのことだったので相談の結果ホミと一緒になる可能性の高い子達含めてみんなの駆虫薬を処方していただくことにしました。(みんなを病院まで運ぶのは大変なので駆虫どうしようかと思っていたところだったのでよかったです。みんなの体重を前日に測っておいたので簡単にお願いできました。。)

いしの甲羅も感染症ではなく捲れかかった甲羅の下はフツウのきれいな甲羅だということで安心したのですが、やはり脱皮がうまくいかないこととよくないコケに全身まみれているのは水質に問題があるのでは?との指摘を受けました。。。。。。
今は元気なので問題なく生活できているのですが、何らかのかたちで体力が落ちた時には感染症を発症する要因になるのでコケ対策を検討した方がいいとのことでした。(いしの甲羅に浸透しきっているコケがあるので簡単にはいかないようですが・・・・・なんでも恐ろしく繁殖力が強いみたいです)
皮膚病にはなっていないけれどでもやはりイシガメは想像以上にキレイな水を要求する生き物のようで元気なのをいい事に水替えをサボリ気味だったワタシはちょっと反省してしまいました。。。。。。でもどうしたらいいんだろう・・・・。ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。

期待のヒヨリンさんですが、昨日からまたレリにマウンティングを再開しました。
ただ、どうも一途さにかけるというか、イマイチ気合が入っていないのが気になります。(なみりんさんとこのかめ造くんは涙ぐましい努力でがんばっていたというのに・・・・・)
脱走防止の柵の材料が今日届いたのでもうすぐ存分に放し飼いすることができるので楽しみです。

2001年4月16日(月)


ヒヨリンさんの春

今日はきのうよりも更に暑かったように感じたのでがんばってみんなを日光浴させました。
ヒヨリンとレリのヒョウモンペアも久しぶりに一緒にしてみました。
いつもはそれぞれお気に入りの場所で葉っぱを食べたり暴れたり(?)しているのですが今日のヒヨリンさんはこれまでとちょっと違いました。
レリのあとをしつこくつきまとってお尻のあたりをクンクンするのです。これまでどちらかというとレリがそばによってくると嫌そうにしていたのにいったいどうしたんだろう、ワタシは不思議に思っていました。
ワタシは首が痛かったのと(涙)洗濯物を取り込む用事があったので見張っているわけには行かずしばらくしてその場を離れました。
その後2頭のことを気にしつつもバタバタとしていて見張るのをすっかり忘れていたのですが、4時過ぎたのでそろそろ屋内に収容しようかなあとおもって庭に出ると隅っこでヒヨリンさんがしっかりレリに乗っかっているではありませんか。
レリは特に抵抗する様子もなくむしろ時々お尻を持ち上げるような仕草をして協力していたのにはチョットビックリしました。。。。。。
その後1時間近く交尾行動は続きました。

お年頃になってから女の子を捜し求めて暴れるヒヨリンさんが不憫で迷った末にお嫁さんとしてレリを迎え入れたのが1年半前。
なのに肝心のヒヨリンさんはレリに近寄るのも嫌がる始末で「ペアにしていつかは子ガメを」というワタシの思いはことごとく粉砕されてきました。
独身生活の長いヒヨリンさんは女の子を前にしてどうすべきかわからないのかなあ???と不安に思ったこともありました。(仲間がいなくなってただ一頭生き残ったピンタゾウガメのロンサムジョージが近縁種の♀ガメとお見合いさせても全く反応しないという話を読んだことがあったので余計不安になりました。)
レリのほうは順調に成長していて後ろ足の爪も長く伸びてきていました。「これは産卵用の穴を掘るために伸びてるんだよ〜。卵が産める証拠だよ」と既におなじヒョウモンガメの繁殖に成功しているキーパーさんに言われて安心すると同時に「ヒヨリンさんどうしてレリに興味しめさないのかなあ」と不安に思っていたのです。

レリを押さえ込んで器用にマウンティングするヒヨリンさんを見たときはなんかホットしました。
甘やかして育ててしまったことをちょっと後ろめたく思ってきたのでワタシの過保護飼育のせいでちゃんと成長しなかったのならヒヨリンさんにあまりに申し訳ないし・・・・・。でもなんとか大丈夫そうでよかった。
これから屋外の時間を増やしていけばきっときっとチャンスが巡ってくるような気がしました。(もちろんいろいろ課題は多そうですが)
ヒヨリンさんが頼りない状況が続くのであれば他のオスを導入した方が・・・・というアドバイスもいただいたこともあったのですが、ワタシは「とにかく繁殖したい」わけではなく「ヒヨリンさんの子供が見たい」のでやっぱり♂はヒヨリンさんでなければ・・・・・。

突然のヒヨリンさんの変身にレリが怖がってないか心配したのですが夕方部屋に戻して葉っぱをあげると何事もなかったようにバキバキ葉っぱを食べてくれました。(こちらも一安心)


これまでのいろんなことが思いだされてきて今日はなんだかしみじみした一日でした。

2001年4月11日(水)


暑い!

日中の陽射しがかなり強く感じられたので思い切ってホシとヒョウモンベビー以外の全亀を屋外に出しました。
ホルスのホミちゃんがすごい勢いでクローバーをむしゃむしゃ食べていてやはりこの子は屋外が好きなんだなあと思いました。
最近部屋の中で暴れることの多いレリちゃん@メスヒョウモンも黙々と芝やクローバーを食べていました。屋外で土に生えている草を食べる姿はすごく自然でたくましく見えました。これから少しずつ慣らして屋外での生活を満喫させてあげたいなあと思いました。(脱走防止柵とかまだ未完成なので出しっぱなしにはできないんです)
でも今日も勇気がなくて外に出せなかったヒョウモンベビーたちが気配に気づいたのか普段以上に出せだせ攻撃がすごいです。一番小さいエカちんまで立ち上がってゴンゴンとけーじ壁をノックするし・・・・。(一応コンコンと音はするんですよ〜ちっちゃいのに)

陽射しの中にずっといたのでなんだか疲れて夕方ぼーっとしてしまいました。(これがシミのもとになるのだきっと)

2001年4月10日(火)


ホミちゃんのお誕生日

きょうはホミちゃん@♀ホルスがわがやにやってきて1年のお誕生日です。
来た時は確か239gで♂ギリシャのコリンよりも小さかったはずなのにこの一年でビックリするほど成長してさっき体重をはかったら840グラムありました。葉っぱだけの食餌でかなりの粗食のはずなのになあ。この成長のペースが早いのか遅いのかはよくわからないけれどやはり完全ベジタリアン♂のホリンよりは早かったです。急成長による弊害ってあるのでしょうか?ちょっと心配です。。今日はお祝いに普段あまりあげないトマトをプレゼントしました。おいしそうに口を真っ赤にして食べてくれてかわいかったです。


6日に孵化後2ヶ月目を迎えたヒョウモンベビーのエカの身体測定をしたら甲長5.9センチで体重は53グラムでした。きょうだいのエメは2ヶ月目で6.2センチ&61グラムだったので一回り小さいことになります。孵化した時のサイズも違うみたいだし(エメのほうがだいぶ大きかったみたい)、とても元気にしているのであまり気にはしていないのですが。
だいぶあったかくなってきたのでちびっこヒョウモンずもそろそろお庭デビューさせたいのですが、これまで30度のぬくぬくケージからほとんど出した事がないので温度差のことを考えると踏み切れないでいます。一方でこのままではなんだかひ弱な子に育ってしまうそうで・・・・・・。温度のことでは何度も痛い目にあっているのでかえって過保護にしてしまっているのかも知れません。。。。。。。

2001年4月9日(月)


ヌマ〜ズの日光浴

水替えの合間にヌマガメずを日光浴させました。最初はみんなパニックでしたがしばらくすると日の光を漏らさず受け止めようとするかのようにじ〜っとしていました。ケージの中にもバスキングする場所はあるけれどやはり太陽光パワーはすごくてわずか30分足らずでヌマ〜ズの甲羅はしっかりと乾いていました。
みんな大きくなってきてそれぞれ今のケージでは可哀想になってきていてでも家の中にはこれ以上大きな水槽を置くスペースはないし・・・・・夏場屋外に出そうかなあ・・・・・。

♂ギリシャのクリンちゃんの大変身については以前も書きましたが、彼は実に合理的というかチチュウカイリクガメ属にあるまじき(?)性格です。
彼は♂ガメ相手には争うことをしません。相手が自分より小さくても殆ど無抵抗で逃げ惑うだけで自ら向かっていくことはないのです。かわりに♀相手だとどんなに大きくても種が違っても必死に付きまとってマウンティングしようとします。「♂と争うことなく効率的に♀だけゲットする」方針みたいです。
お調子者というか合理主義者というか・・・・・・。そこにカメがいる限り徹底的に戦ってしまう我が家のほかの♂とは明らかに彼だけ違うのです。
クリンちゃんえらいけどヒメちゃん以外の女の子にはちょっかいださないでね。

2001年4月4日(水)


デザート作戦不評

ヒョウモンベビーのエメリンとエカリンにたまにはデザートでも、と思いキウイフルーツをスライスしてチンゲンサイの上にのせてあげてみました。
が、末っ子のエカリンは大喜びであっという間に食べ尽くしたのにエメリンは全く無反応。挙句の果てに踏みつけてグチャグチャにしてしまいました。他の葉っぱ類は好き嫌いなしになんでも良く食べるのに・・・・・・。かわりに庭のクローバーをつんであげたらおいしそうにいつまでもむしゃむしゃと食べていました。エメにとってのごちそうは「産地直送新鮮クローバー」なのかもしれません。

時々器具類を買いに行くショップに寄ったら前回行ったときに入荷していたヒラオリクガメがまだいました。相変わらず手ごわい状況は続いているようでこちらから姿が見えないようにシェルターが入れられてその中で固まっているようでした。ちょうど売れ残っていたクリーパー誌がマダガスカルのカメ特集だったので購入して読んでみましたが、やはり「あんなに高価だったカメがあの値段で買えるのね・・・」という気持ちだけではとてもじゃないけどお世話できそうにないことがよくわかりました。。。。。。
あのヒラオさんにいい出会いがありますように。

風邪のせいかアレルギーのせいかよくわからないのですが昼過ぎから頭痛がひどくて2階まで上がるのもしんどくてヒヨリン部屋でそのまま横になっていたら部屋の主のヒヨリンさんに「ワシのシマで何しとんねん」といわんばかりにほっぺたのあたりを思いっきり踏まれてしまいました。
あとで鏡を見たらほっぺたにヒヨリンパンチの痕がギザギザにしっかり残っていました・・・・・・その直前までワタシの手から葉っぱ食べて水飲んでたくせに〜〜〜〜。この恩知らずの暴力ガメ!!

2001年4月3日(火)


4月になりました。

日記といいながら間隔の開いてしまうのですが・・・・・。

あっという間に4月になりました。この週末は雪が降ったり出かけたり・・・であわただしく過ごしているうちに過ぎてしまいました。それにしても今年は雪を見る回数が多いこと。
天気予報では4日も雪の予報が出ているみたいなんですが・・・・・いやだなあ。(雪には慣れているけれどでも関東のベターっとした重たい雪は苦手です)
そういえば寒冷地仕様のワタシ、なんと小学校の入学式に雪が降ったのを覚えいます。しかし、ここは関東・・・・・やっぱり異常気象なのかなあ。

ホシガメのプリンちゃんのケージに巨大な尿酸の塊を発見してしまいました。いわゆる結石というほどではなく粘土状のかたまりといったところでしたがでも「やっぱり・・・・・」というカンジでした。ずっと温浴もサボっていたけど自分で水皿に入って排泄していたのでいいかな〜と思っていたのですが・・・・・このままではいけないなあ。
一応これまでは順調に育っているのだけれどでもだからといってこれから先も大丈夫だということではないし。。。。。。。
先ずは偏食矯正が必要なのはわかっているんですが・・・・・根性なしの自分にできるかどうか不安です。
でもプリンを立派な♂ホシに育てるためにはここで踏ん張らないと・・・・プリンちゃん一緒にがんばろうね。

2001年4月2日(月)