化繊ワタは、布団のクッション材としては最も安価で、弾力性が長く持続し、取り扱いが簡単です。
また、汚れた場合、化繊100%ですと家庭で洗濯しても縮みの問題がほとんどないので、安心して洗濯が出来ます。
クッションや金魚のフィルターなど、多様に用いられています。
問題は、化繊ワタはほとんど湿気を吸収しませんので布団には不向きです。綿ワタに化繊ワタを混ぜて弾力性を持たせた布団は、綿の性質が損なわれるように思います。費用対効果を良く考えてお求め下さい。
某テレビ番組で、「子供用の布団は化繊でも良い」と言ってるのを見たことがありますが、寝ているときに汗を多くかく子供を、湿気をほとんど吸収しない化繊布団で寝かせるのは誰が見ても良くありません。皮膚が汗疹になる可能性が高くなります。
化繊のわたで掛布団を作ることも出来ますが、あまりにも
湿気を吸わないただの安い布団に仕上がるため扱いません