ねっとCafe/nc:読書と人生


タイトル  :みなさんへ
発言者   :和香
発言日付  :1999-02-08 14:24
発言番号  :126 ( 最大発言番号 :220 )

 こんにちは!
 ご無沙汰いたしております。




ksayamaさん (Re:98)

 直接お話ししたことはまだなかったですね。
 和香と申します。どうぞよろしく。
 マスターから「詩人」などと呼ばれましたが、とにかく、書くことが大好きです。

> これからも、私も
> この読書と人生forumにおいて、読書や人生について大いに読み語り、
> 人生を楽しんでいきたいと思います。
> 読むのは小説が主で、伝記や、随筆などで、漫画は殆ど読みませんが
> 結構面白いものがあるもでしょうね。

 もしまだ、漫画をほとんど読まれていないなら、とてもうらやましいです。
 力作傑作が目白押しですので。
 例えば、白土三平の『カムイ伝』などはいかがでしょう。異形や動物たちの神話としても、江戸初期、身分制度の底辺まで目の届いている社会派ロマンということでも、剣豪や忍びの入り乱れる活劇でもあり、農民、商人、武士たちの群像劇でもあって、誰であれ濃厚に堪能できる大河物語だと思います。
 絵も素晴らしいです。




Teisekiさん (Re:102)

 お元気ですか。

> 司馬遼太郎さんの作品は現代版「史記」
> ではないでしょうか。新撰組を描いた『燃えよ剣』が傑作
> (とおもいます)。

 私はやはり、『坂の上の雲』が良かったです。
 他の作品に比べても、特殊な位置にあるという気がします。司馬遷が漢楚の攻防を取材したときとの類似を作家自身つよく自覚していたのでは、と想像します。
 構造は、『世に棲む日々』の前後半の対置に、似ているかもしれないですね。




えいこさん (Re:103)

> 言えるほど読んでいないのですが、純文学も、けっこう面白かったです。
> 利口になるかは実際何とも言えませんけれど(私は至って馬鹿のままですし)、
> でも得た物も少なくなかったように思います。

 亀レスで申し訳ないです。つい聞きそびれていました。
 えいこさんの読書は、戦前戦後おもにどちらに比重があるのでしょうか。
 私は、宮沢賢治、夏目漱石、谷崎潤一郎、こういう方たちが礎となって、太平洋戦争という現実に踏み鍛えられ、平和な時代に花開いた芸道ではないかと思っています。
 純も不純もなく、古典となって残るもの、泡沫となって消えるものの違いだけがあると考えます。




岸本検次さん (Re:116,122)

> だから、決して無駄ではないと思いました。
> これからもできるだけ頑張るつもりですが、もし閉鎖された場合はお許しください。

 昨年の末、上のようなやや弱気かと思える発言がございましたね。
 マスターのお気持ちがそのまま、フォーラムの盛衰に繋がると思います。
 発言数が何千となる必要はないでしょうが、しっかりと継続していってくださればな、と期待しております。

> われわれは本をただ読むというだけではなしに、実生活に活かすことを第一に考えなけ
> ればならないと思います。

 もう一つ、私の心情とはしっくり行かないのです。
 もちろん、岸本さんと私の個性がちがうのでいたしかたないと思いますが、よろこびを得るための読書、美や興奮や充足やそういうことを味わうための読書、そういうものも大きいのではないでしょうか。
 そして、世の中でも、こちらを望んでいる人のほうが多数であるらしい、と感じます。
 ↑
 であればこそ、マスターのような方が貴重だと、つねづね思ってはいるのですけれど・・




おひげひげさん (Re:125)

 ホームページのほうのご予定はいかがなってますでしょうか。
 ファンが一人、辛抱強く待っているのですが・・ (^^)/








 ではまた!

 


 


 
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