おわりに
この企画に投稿した私の作品は、第三十五作『妹の同人誌』までで打ち止めとなりました。
思いのほか長期に継続することができました。私は区切りよく三年三十六作まではなんとしてもと思っていたのですが、悲願まで(笑)あと一作となった平成13年3月頃から、NORAさんがネット上にお姿を見せなくなりました。テーマ出題が途絶えたということでもあります。
お待ちしていたのですけれど、結局半年ほど潜られていたようです。その後、活動を再開された模様ですがこの企画については中断したままです。
すでに一年以上のブランクとなり、私もあと一作の執着はうすれました。そこで気持ちの整理をつけたいと思い、この一文をしたためています。
しかし、これらの収穫、全三十五作品は、私にしては上出来の部類です。
発表の場とインスピレーションの素を与えてくださったNORAさん、そして、ともに投稿を競ったお仲間のみなさんには感謝してもしたりないほどの気持ちがあります。
ほんとうにありがとうございました。
私の能力をかなりなまで出し切ってしまったという感触があります。
水位の下がっただろう井戸にそのうちに地下水が満ちてきましたら、どこかで何かの企画に参加したり、孤作で頑張ったり、また色々生みだしていきたいと(しょうこりもなく)欲しています。
平成14年4月27日
和香
平成18年9月13日(水) 誤字訂正。「弧作」→「孤作」。