ねっとCafe/nc:小説工房談話室


タイトル  :RE:『虹』 → 『窓明り』
発言者   :和香
発言日付  :1998-06-09 12:51
発言番号  :146 ( 最大発言番号 :246 )
発言リンク:144 番へのコメント

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 ちは〜

 なのはなさん! 楽しみにしていましたよ。


 まず、『 虹 』の感想です。

 ううむ、なるほど!

情         熱
挫         折
達 成 へ の 欲 望
他 人 へ の 羨 望
全 て へ の 絶 望
明 日 へ の 渇 望
そして最後に、人の暖かさ

 という七色ということですか。こうして並べて読むと、ある人の歩みそのものみたいところがあります。特に、中の四つの「望」が、切実。

 虹は、「希望という名の橋」。
 「希望」は普段気づかないけれど、いつでもまわりに満ちている、という意味と、
 そういうもの全てが、はかないまでのうつくしさとして存在しているという意味・・・
 ・・・こういうのが「 詩 」ですね。すてきだと思います。
 表向きは明るいけれど、心が澄んでいくようなつらい色合いも隠れている。違いますか。


 なのはなさんのお題は、本当に、湧いてきます。
 ありがとう!







  『窓明り』

月はおぼろでした。
僕はやった。やりとげました。
つまさきは宙すらけずりそうでした。
まちどおしい。あなたの香りが。

兄が来ているの。
煙草をくゆらす背中は、片手だけあげました。
大成功の報告だけは、しましたね。つっかえながら。
またドアを閉めて、帰りました。








 これ、「なのはなさん風+和香様式」と認めていただけます?
 前向きでも、明るくもないかもしれませんが、わるい感じはしないでしょ?


 では、続けて、お題です。
 なのはなさんの心に、植えてみようかな。 (← 深い意味はないです ^^;)



   『わすれ草』





 みなさ〜ん! 4行小説、やってみませんか。
 文芸は、遊戯から始まる、遊戯が創る、遊戯のうちに終わる、・・・とは思えませんか。

☆ お題を出していただくだけでも (^−^) ☆


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