いつものように玄関のドアを開け、一服しようとしました。
ちょうどそのようにドアを薄く開けると見える位置に、それは置かれていました。
大家さんの配慮でしょう。
ことくにの神代をおもう鉢植えの
つゆにひらいたさぼてんの花
19:03 98/06/04
咲いていたのは、この一晩だけでした。
なのはなさん。
今回は、少々かかりました! ( ^ へ ^ ;)
(お題の難度ということと、文芸ではないのですが、他所で長文発言していました。← うう、調子に乗って、失敗してしまったみたい・・・)
◇
『わすれ草』の感想です。
「男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる」
最近の新聞で読みました。(読売6月14日日曜版 『舞台の上の男と女』 北川登園)
素敵な言葉をささやく口の形。
何を言われたかなんて忘れそう。
声は、忘れられないのでしょうね。この言葉は音楽なんでしょうね。
私を抱き寄せた力強い腕の感触。
このごろは、力強い男、めだたないみたいです。
でも、決めるときは決める。そうでなくては!
女性も、
炎、燃え立つとき、・・・と、想像します。
あの時の情熱、忘れよう。
・・・、「忘れそう」とともに不思議に響きます。
そしてお題は「忘れ草」。
この草は、忘れさせてくれる薬草なのでしょうか。
忘れさせてくれない、妖草なのでしょうか。
・・・
「情熱」のあとの「 、」に なにか想いがぐっと入っている。
◇
参考までに。
このお題の出典は、実は『伊勢物語』でした。
宮中にてある女官の部屋の前を渡ったときのことです
なんのあだを感じてか知りませんが
いいでしょう
あなたの堕ちていく末路を見届けますわ
こう言われました
男は
つみもなき人をうけへば忘れ草 おのがうへにぞ生ふといふなる
罪もない人を呪えば
忘れ草という妖草が
そういう頭の上に生えてくる
人らしい心が消えてしまう
昔から言いますよね
と返しましたけれど
これを伝え聞いた別の女官が
「罪もない」なんて
それではあんな女とまだ切れるつもりがないのですね
こう嫉妬したといいます
伊勢物語 三十一段
『新潮日本古典集成 伊勢物語』渡辺実校注 を参照させていただきながらの、拙訳です。
◇
◇
◇
『時計盤』
すいません、どうしてこんなことまで。
気にしないで。昔、私もしてもらったんです。
そう、あいつにしてもらった。
とどけ、今の場面。
私は他人よ、よしてよ、
恋人でもなんでもないのに。
友だちだろ、って言った、
とぼけたあいつのバトン。
◇
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◇
お次のお題は、
『スニーカー』
なのはなさんはこういうの、得意と見た!
はずしてるかな?
◇
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今日は、盛りだくさんでした。でも、
今度は、お勤めの方が、超多忙となりそうな雲行きです。
しばらく来られないでしょう。
どうぞ、ごゆっくり。
和香でした〜 \( ^ ^ )/