ねっとCafe/nc:小説工房談話室


タイトル  :作者による批評
発言者   :和香
発言日付  :1998-11-17 10:39
発言番号  :508 ( 最大発言番号 :608 )

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 こんちは〜

 ・・・燐華さんはいずこへ?
 (もしかしたら、読んでないのかな、今)




ぱられるさん (Re:502,507)

> 和香さん、違うんですよー。ぱられるは麻雀はやりません。
> ・・・

 なるほど!
 あまりにもさりげないので、すっかり、だまされてしまいました。
 見てきたような嘘が書ける。大切な技能ですもんね。

> とにかくイヤな気持ちになる終わり方は絶対にいやなので、ハッピーエンドになる事だけは決めていました。
> 暗い話や泣ける話は苦手なので、無理矢理にも明るくもっていこう、と思いました。

 これは料簡が狭いのではないかと思いました。
 挑戦してみれば、それぞれ良さがあると分かるのになあ、とは思ったんですが、

> ぱられるのお気楽な性格そのままの作品になったと思います。
> 深みも内容もあまりありませんけど、本人結構満足してます。
> それが、楽しむ作品作りの基本かな、と。

 と、言われてみれば、ううむ、これも「創り手が自らに課す制約の一種」かもしれない、こういう姿勢もありかな、という気になりました。
 ぱられるさんの今後の作品(一般のものも、4章小説も)楽しみにしています。

> (「きらきらひかる」江國香織 新潮文庫)

 本棚の日記 Vol.3は、ぱられるさんのそういう姿勢のヒント、でもあるのでしょうか・・




平松高太さん (Re:503)

> 今回の発言の主旨は「あとがきについて」です。

 私は、「あとがき」にも二つあると思うんです。
 一つは最終章としての「あとがき」です。
 もう一つは、自作解説としての「あとがき」です。

 それが最終章であるなら、作品の一部として観賞するのが正しい読者の態度では、と思います。「あとがき」がもし、作品を壊してしまうようでしたら、その作品は壊れてしまったということだと思います。

 それが自作解説であるなら、作品とは切り離して考えるべきだと思います。平松さんの「あとがき」やぱられるさんの「舞台裏」はこの自作解説に当たると考えています。私の「感想」の一部もこれでしょう。

 「自作解説」というのはつまり、「作者による批評」ということだと思うので、何が書かれていようと、直接作品を壊すことはできないと思います。読者が色々な感想を述べ批評をしたからといって、作品はもう確固として存在している、これと同じと思います。
 「自作解説」が、かなり有力な批評であることは間違いないと思います。とても興味深いものです。ただし、作者がこう言っているからあの作品の意味はそれしかないんだ、という決めつけは誤っているでしょう。作品だけが作品であって、批評はあくまでも批評に過ぎない。それに、「自作解説」で作者が必ず本当のことを述べているとは限りません。作品の持つ幾層もの意味合いのすべてを丁寧に述べることもまれでしょう。
 作者が、作品そのものの説明を完璧にしたいのであれば、一字一句も違わないその作品を繰り返すだけのことになると思います。
 また、書き手よりも深い読み手というのも珍しくないはずです。作者の気付かなかった作品の意味を指摘する批評、十分ありえると思います。「自作解説」は興味深いですが、ベストでもない、そう思います。

(自作を愛しているなら、普通は、壊したり汚したりするような書き方はしないですよね。書き方を工夫さえすれば、懸念されるようなことはたいしてないのでは・・。自虐的な、あるいは自分を過小評価している作者がいて、読者の夢を壊しがち、ということはあるかもしれませんが、でもこの場合も、ああ、こういう人なんだと分かってくれば、読者も鵜呑みにしないようになると思います)
(4章小説の場合は、みなさんの苦労話、素直に楽しんでます。自分も担当しているときは特に)

> そう言うふうに理解していただけると有り難いです。

 お、これも決めぜりふになってきましたかな。




花島賢一さん (Re:504)

> ご免ね○○さん、期待に応えられなくて。
> 私は罪な男です。

 ほんとかな〜
 奥さんが検閲してるからじゃないですか、ここ。

> や〜い、こうたろう、ご主人様はお前位の年には女にもててもてて。

 こういう自慢話はもう、年長者絶対有利ですよね。(^^)
 ふむぅ・・
 結局は、ごちそうを食べる前と、食べた後と、どちらが幸せかという問題になりますか。




れいむさん (Re:499,505,506)

 女を背負って、追っ手から逃げる。

 『伊勢物語』第六段、いわゆる「鬼一口」のお話を連想しました。


 ところで、見落としていましたが、

> モデルルーム見学。

 この謎タイトルはいったい?








 では、また。


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