ねっとCafe/nc:小説工房談話室


タイトル  :春やむかしの春ならぬ
発言者   :和香
発言日付  :1999-01-13 16:38
発言番号  :956 ( 最大発言番号 :1056 )

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 こんにちは。

 東京は、実に好天。
 風もなく、まっ青な空に、冬の梢、裸の枝が白く光って高いです。





ぱられるさん (Re:944)

> うっ、うっ。
> なにやっても中途はんぱ。
> なんで成功しないのかなー・・・。はー・・

 あとで振り返れば、笑い話だと思いますよ。
 めげずに、のんびり、がんばって。





更紗さん (Re:945)

> 突然現れてまた消えちゃいます・・・

 (笑)
 ほんと、お久しぶりです。
 確か、私が「人妻」にまちがえちゃったんですよね (^^;)
 実体は、もっとお若くて・・

 メンツがだいぶ様変わりしていますが、お気軽にまた顔を出してください!

☆ 私のHPに、 小説工房談話室 発言一覧 〜100 という頁があります。個人としてまとめているだけなので、和香の発言にしかリンクは張っていませんが、他の方々の発言タイトルだけは一覧できます。
 更紗さんは、最初期の頃にいらっしゃっていました。
 → ふうむ。そういえば、当フォーラムもそろそろ、一周年ですね〜


> じゃあね、って笑ったよ
> 元気でね、って笑ったよ
> ・・・・・

 素(す)の歌でしょうか・・
 旅立ちのおもざしを感じます。想いを残して、でも、行く。





市原勝美さん (Re:949)

> 梅と天神様

 みなさんが「凍てつく」とかおっしゃっているので、あったかい話題ですね!


 『伊勢物語』にも、梅にまつわる有名な段があります。(第四段)

 幼なじみといっていい娘でした。
 そのひとは、内裏(だいり)に上がってしまいました。
 二條の后と呼ばれるようになります。
 業平(なりひら)が、初春に、梅の花ざかりに詠みます。
 去年は、あなたと一緒に、眺め楽しんだのに、と。


 月やあらぬ春やむかしの春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして

 この月は
 あの頃のままの月ではないのですか
 春だって
 またやってきていますよ
 わたしでさえ
 なにも変わっていません
 たった一人ですが
 なにも変わっていません





しゅんしゅんさん (Re:950)

 在原業平の頃も、今も、好きなひとと結ばれるとは限らないようです。

> 幸せでいてほしいと、心から思います。

 きっと届きますよ。
 今は、過ぎ去ってしまいますが、想いは、いつまでもその時にとどまって息づいている。
 歌や、詩や、物語が、そのよりしろとなると思います。





花島賢一さん (Re:952)

> こうたろうは今、何処。

 もしかしたら、新作を練っているのかもしれません。
 今度のは、血みどろのではなくて、ほんわかしたのかな?





れいむさん (Re:953)

> かつて愛した人

 「再会」というテーマですね。

> それなりに。

 言葉が乾いてます。東京の冬に似つかわしい。
 人と人、交叉して、そして離れていく。
 心と心は、もう戻りようがない。
 振り返れば、一瞬ですから、大切にしたいです。










 憂きながら人をばえしも忘れねば かつうらみつつなほぞ恋ひしき

 つらい思い出のはずなのに
 あなたとのことが心を離れません
 怨みながら
 なおも恋しいのです

        『伊勢物語』 二十二段



 それでは。


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