こんちは!
れいむさん (Re:1056)
> なのはなさんに贈ります。「信念」
けわしいまでの省略が、気持ちいいです。
漢文のかび臭さがきれいにぬぐわれて、現代に、うるわしく蘇りつつあるかの文章です。
ことばの試行実験をなさっているのかも。
> 和香様、すみません。予告と違う一面をみせるお姉さんです。これを、
> なのはなさんに贈ります。
贈る言葉は、美と力は高貴自尊にあり、でしょうか。
「あたりまえのかわいこちゃん」に、れいむさんはたぶん囲まれていて、食傷気味だったりして。
(^^)
カオスさん (Re:1058)
> 「異世界」結の章。
> 承りました。
お忙しいでしょうが、がんばってください。
お待ちしています。
keito さん (Re:1059)
> 和香さんなら、愛についてスルドク切り込んでくれそう(^^)
とんでもない。
私は、夢や想像ばかりですよ。 ・・しかも暗めの ^^;
教えて欲しいぐらいです。
市原勝美さん (Re:1061)
> ことのはのいづる場所
> ・・・・・
> あの爪のごとき
> そらの月
> ぼうぼうと風ふかれ
> 孤り悲しぶのは―恋
平松さん、これが、情景描写ですよ!
見事な、と感じました。
後半とも対照しあって、この一編、美しい緊張があります。
> 互いの胸紐を
> めぐし―かなしと
> 結び合い
> ささやきあう―愛
「胸紐」「めぐし」などの言葉がとても新鮮です。古語なのでしょうが。
なのはなさんも、きっと喜ばれるでしょう ☆
『伊勢物語』から引用の二首は、二十三段、有名な「筒井筒」ですね。
幼なじみがやがて結ばれて、その後日談風の場面。
大和の男を、大和の女(本妻)と河内の女が競い合うというところです。
幼なじみだけあって大和の女のほうがそうとうに上手で、とてもかなわない。河内の女は、ほとんど通ってきてくれなくなった男を想って、詠みます。国境にある山が生駒山です。
拙訳を付してみました。
君があたり見つつを居らむ生駒山 雲なかくしそ雨は降るとも
あなたがお住まいの
あの生駒山のほうをいつも眺めていましょう
雲よ 生駒を隠してはなりませんよ
この涙が
雨となって降るとしても
君こむといひし夜ごとに過ぎぬれば たのまぬものの恋ひつつぞふる
あなたがいらっしゃった
そう聞いた夜が
そのたびごとに
過ぎてしまいましたから
もう信じはしませんけれど
恋しさだけはどうにもなりません
泣いてばかりいます